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2010年03月25日
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カテゴリ:SF
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いくらバブルの名残で調子に乗ってたからって、こんなにB級度の高い映画を劇場公開するなんて。

それはこの映画(^-^)b


「ワックスワーク2/失われた時空 Waxwork II:Lost in Time」(1992 米)

『現在、過去、未来、時空を越えた戦いが今ここに始まる!』

またヘタな副題が、って思ったら原題がそうだった。
(^_^;)

監督・脚本:アンソニー・ヒコックス
出演:ザック・ギャリガン モニカ・シェリー アレクサンダー・ゴドノフ ブルース・キャンベル デヴィッド・キャラダイン

前作に続いてヒコックスさんの脚本・監督。前作の続編だけど、蝋人形とは無縁。


「どんな話?」

崩壊する蝋人形館から命からがら逃げ出したマークとサラ。家に帰ってホッとしたのもつかの間、偶然ついて来ていたゾンビの手がサラの義父を殺してしまう。彼女は殺人容疑で逮捕されてしまい、無実を証明するにはゾンビの手を見つけるしかなくなった。手掛かりを求めて前回の事件で世話になったサー・ウィルフレッドの屋敷を訪ねた2人は秘密の部屋に残されたメッセージを発見、時空を移動する。果たして…


SFコメディ。
ゾンビの手=ひじから先、を探して色んな時空をあちこち移動、行った先で大活躍ってお話だ。

前作よりいかがわしさが減ったのは残念だけど、その分B級度がすごく高くなっていてお好きな人はあっけにとられた後爆笑必至。ニヤニヤ笑いが消えないまま最後まで楽しめること確実。
(o ̄▽ ̄o)b

過去の名作のもじり方も丁寧で面白くて、思わず嬉しくなってしまった。
前作ほどの爆発的な展開はないけれど、B級ファン必見、いや、コレを楽しめないようだとB級ファン失格と言える内容なので、未見の方は見つけたら即GETして損はないよ。

前作以上にB級ファンの試金石と言える本作に興味のある人はぜひ。
(^_^)b



おっさん大暴れ蝋人形館崩壊の前作のラストに続く幕開き。

マークはそのままギャリガンさんだけど、ヒロインのサラが丸顔優等生タイプのデボラさんから、強そうなモニカさんに変わってるのは違和感強し。


よろよろと逃げ出してきた2人は、たまたま通りかかったTAXIに転げ込む。先に降りたサラがやけにそおっと家に入るからなんじゃらホイと思ったら、酔っ払った義父がTVの前で寝こけている。

予想通り目を覚まして

「こんな夜更けにどこをほっつき歩いてるんだ!?」
「放っといてよ、アンタには関係ないでしょ!」
「ふしだら娘のくせに生意気な!」
「なによ酔っ払い!」

とまあ予想通りの展開が続く。実の父娘でも難しいのに義理じゃあ余計難しいよねうんうん


はて?この映画にこんなもの必要か?それともサラの精神状態を描写してるのか?
(´-ω-`)


TAXIの運転手さんも義父も、サラが焼け焦げて血までついた服を着て顔も汚れていることに一言もないのは置いといて、とにかくお年頃の娘と飲んだくれのダメ義父(オヤジ)のシーンが挿入される。

そして、蝋人形館で2人の後を追うように這ってきたゾンビの手がTAXIにくっついて来ていて、なんと義父を襲って絞め殺してしまう。

自分でゾンビの手を持って苦しむアレね。
( ̄∀ ̄)b

無我夢中のサラはディスポーザーで手をやっつけて血まみれ。そのまま殺人容疑で逮捕されてしまう。ゾンビの手が犯人だなんて当然信用してもらえず、自分で細切れにしてしまったから証拠もない。


だからと言って、ゾンビの手を持ってきたらOKなんてバカな設定の映画を作ってしまうのには恐れ入る。
(≧ω≦)うはは



前作同様、てか、その設定だけが続編っぽいんだけど、時空を越えて放り出されるのが

「フランケンシュタインの屋敷」
「超常現象の館」
「エイリアンの徘徊する宇宙船」

それぞれ丁寧に作られていて、フランケンシュタインの怪物は微妙だけど、ブル・キャンさんが登場する超常現象の館はまんまコメディ版「ヘルハウス」(1973)だし、宇宙船はまんま「エイリアン」(1979)。結構真面目な内容で一言でパロディとは言えないくらいだ。

で、それらを繋ぐのが中世イギリス。ゴドノフさん扮する魔術師相手にマーク大活躍。森の賢者キャラダインさんから授かった剣でチャンバラしながら次々と時空を超えていく=別の映画の世界を移っていくのは楽しい楽しい。元ネタになった映画が判ればもっと楽しめる。



豪華(?)キャストの緩いコメディって評もあるけれど、それなりに咀嚼したパロディはかなり楽しめるし、ファンタジーやSF、ホラーの定番を使ったギャグも悪くない。
私は十分楽しめた映画だった。



えと、
冒頭の父娘シーンですが、案の定サラの心理描写の前フリでもなんでもなく、義父はただの被害要員でした。
(`▽´)



オススメできる○:体調万全意気軒昂気分爽快でハードルの下がりきった人
オススメしない×:なんとなくB級が好きな人



余談

ドリュー・バリモアさんも出演してるらしいけど、全然判らなかった…
(^_^;)



余談2

ちょっと勢いづいてしまったので、旧木曜洋画劇場のようなタイトルの古いB級映画が続くかもしれません。
「地獄の女アンドロイド」とか「死霊のかぼちゃ/13回目のハロウィン」とか…
新作は4/10の「第9地区」までおあずけにしてる、からとも言えますが。
(o ̄▽ ̄o)





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最終更新日  2010年03月25日 18時11分49秒
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