カテゴリ:星
天文年鑑によると"母彗星のジャコビニ・ジンナー彗星は去年の7月に近日点を通過したところだから今年も要注意!"とあったけど、昨夜は空を見ずにブログを書いてた"^_^" しかもジャコビニの話を書こうと思ってたのに、姉貴からオモロいメールが来たもんだからユーミンの話を書いちゃった(^^ゞ だから、今日は昨日書こうと思ってたジャコビニ流星群の思い出を書く。
この6年半の"半"というのがくせもので、地球と彗星の軌道が接近しても、その6年半後は地球と彗星は太陽をはさんで反対側になるから少しも近づかない。 だからジャコビニ流星群の大出現は、6年半の倍の13年ごとにやって来ることになる。 この前の大出現は1998年、ユーミンの『ジャコビニ彗星の日』1972年から数えたら26年目にあたる。 このときは超ラッキーで、大出現の時間帯に山の上で保温マットにシュラフという万全の体制でジャコビニ流星を見ることができた。 この年のジャコビニ流星群の出現予報では翌9日の朝6時ぐらいがピークだということだった。 でも、その13年前の1985年はピーク予報の4時間前に大出現があったことをふまえて、9日の午前2時ぐらいも要注意と言われていた。 ところが、実際の大出現は予報時刻の8時間前の8日の午後10時過ぎにおきた。 さて、その日の僕の行動だけど昼のあいだにジャコビニ流星群を見るために母と二人で山荘に登った。 その夜はゆっくり休養して夜中の1時ぐらいから夜が明けるまで流星観測をする予定だった。 ところが母が「流星は見たいけど夜中なんて嫌だ」なんて言い出すんよね。 しかたがないから「今から行っても多分ほとんどみれないよ」と母には言い含めてシュラフにもぐり込んだのが9時半ごろ。 そしたら10時前ごろから流れる、流れる! ほんの30分ぐらいで母は30個ぐらい、僕は20個ぐらいのジャコビニの群流星をしっかり見れた。 ちなみに僕の方が母より10個少ないのは僕が流星を見るのがへたなのだからしかたがない(>_<) 僕は流星の観測数で女性に勝てたことは一度もない。 何かで読んだけど、流星を見るのは女性の方が圧倒的に上手らしい。 確かにそう思う。 女性というのはやたらにいろんなところが見えるらしい。 髭の剃り残しとか、靴下の穴とか、そんなものは見えなくてもいいのに見えてしまうらしい。 髪型や口紅の色が変わったことに気がつくのが遅いって女性はすぐに怒るけど、それは生物学的な男性の特性なんだと僕は思う。 閑話休題。 ジャコビニ流星というのは変わった流星でポロポロポロって流れる。ヘロヘロヘロの方がいいかな? 一見ストロボ写真みたいにも見える。英語のシューティングスターって感じじゃ全然ない。 僕も母も、そんな流星はあの時初めてみたので 「なんや、けったいな流れ星やなぁ」 「しやけど可愛い流れ星やなぁ」 なんて感想を言ったのを覚えてる。だけど母は 「なんや、情けない流れ星やなぁ」とか 「カスみたいな流れ星やなぁ」 なんて、総じてジャコビニの悪口の方が多かったような気がする(^^ゞ 次回の2011年はかなりの大出現があるとも言われてるから、どちらの言い方の方がより適切だかは、その目で御判断のほどを...。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年10月09日 11時50分27秒
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