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『木曜いいとも』のコーナーに「人間プロファイリングクイズ」というのがある。
ある肉体的特長を持った5人の人たちが、パネルから顔だけを出して登場して、いくつかの質問をして推理をするってコーナーなんよね。 今回は体脂肪率が低い5人を体脂肪率が少ない順に並べるって問題だったんよね。 その5人には名前のかわりにABCDEのアルファベットが付けてあって、職業だけが明かされてる。 A:プロボクサー B:学生 C:インストラクター D:会社員 E:ハリセンボンの箕輪はるかさん※ (※はるかさんの職業が何て書いてあったのかは忘れたよ^^) その5人の体脂肪率は3%、6%、9%、17%、20%であることは教えてくれてるので、顔と質問とで、誰がどの体脂肪率であるかを推理するわけだ。 でね回答者は2チームに分かれて、A~Eのアルファベットを書いた札を体脂肪率の低い順に並べるわけなんよ。 正解は体脂肪率の低いほうから「D、B、A、C、E」だったんだけど、タモリさんの読み方が面白かったんよ! タモリさんは「デルタ、ベーター、アルファー、チャーリー、エコー」って読んだんよ。 回答者が札を並べるときから、タモリさんはことさら何度も上の言い方を声だかに言うんよね。 キングコングの西野さんあたりが「人の名前で言ってどうするんですか!」みたいな、ちょっと見当はずれの突っ込みを入れていたけど、これは突っ込みにくいわなぁ(^_^;) このタモリさんの言った「デルタ、ベーター、アルファー、チャーリー、エコー」というのはフォネティックコードというものなんよね。 日本語では通話表と云うんだけど、これは電波法の中の無線局運用規則の中に定められてるものなんよ。 聞き取りにくい無線通信時に正しくアルファベットを相手方に伝えるために文字の代わりに、その文字を表す単語を言うわけんなんよね。
タモリさんは「B」を「ブラボー」と言わずに「ベーター」と言ってたけどアマチュア無線の世界では、結構正式なフォネティックコード以外も使われてるからね。 そうなんよ、タモリさんはアマチュア無線をなさってられたんよね。 アマチュア無線局の免許状を国から取得すると、自分の無線局を識別するための「コールサイン」というものを国からもらえる。 タモリさんが、昔持ってたコールサインは「JA6CSH」だったんだけど タモリさんは、ご自分のコールサインの「CSH」のフォネティックコードを C→キャー S→スケベ H→ヘンタイ で「キャー、スケベ、ヘンタイ」とおっしゃってられたんだってさ(^。^) でも本当にタモリさんは「キャー、スケベ、ヘンタイ」なんてフォネティックコードを使ってられたのかなぁ…? アマチュア無線で、不特定な相手方に対して交信を呼びかけるときの言い方をタモリさんの持ってたコールサイン「JA6CSH」でやるとこうなる。 「CQ、CQ、こちらはジュリエット、アルファー、6、キャー、スケベ、ヘンタイ、JA6キャー、スケベ、ヘンタイ、JA6CSHどちらか入感ありあますか?」 って、こんなふざけたことを言ってたら「OM」に叱られるよ(>_<) 「OM」と云うのは、オールドマンの事で、アマチュア無線の世界では、尊敬を込めて、古くから無線をやってられる方の事を、こう呼ぶ。 だけど無線をやってる方ならお解りになるだろうけど、タモリさんの持ってたコールサイン「JA6CSH」って、めっちゃ「OM」のコールサインなんよね(^。^) タモリさん自身が「OM」なんだからしかたないか…(^o^) タモリさんは昔からふざけた大人だったんだね、きっと(^_-)-☆ あっ、それと、これは僕の想像なんだけど、タモリさんの『インチキ外国語』はアマチュア無線をやっておられた時代に、無線機を通じて生の世界の言葉を聴いて培ったものではないのかなぁ…(^_-) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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