カテゴリ:劇
☆いろいろ議論はあるようだけど、僕はこの推理劇の時制は2007年説を採ってるんだよね。
その根拠を書くね。 ↓まずこの「大納町 海馬崎 観光マップ」を見てほしいんだ。 http://asahi.co.jp/anraku/pdf/tourist_map.pdf ドラマの中では物語の開始から17分目に室戸孝の工房前に出て来る。 この地図の方位は、実は上が北ではなくて右が北なんだ。 だから宗谷邸も佐多邸も、海に面してる方向は地図の左方向だから南向きということになるんよね。 それを裏付けるシーンは潮野卓也が部屋の窓を鍵を使って初めて開けるシーンなんだ(物語が始まってから27分目のシーン)これは6月17日2:54pmのシーンなわけで、午後3時ごろの太陽は南西に出てるわけだよね。 で、このシーンの太陽は右前方の高い位置にあって海がキラキラ眩しく光ってる。 このシーンによって海が南へ向いてることが分かるんだ! 南へ向いて右前方方向は南西方向だから、午後の太陽がその位置にあるのは理屈に合うんだよね。 次に6月23日9:35pm(物語が始まって1時間14分目のシーン)には佐多邸から海に浮かぶ月が見える。 この月は半月で右前方の低い位置に見える。 この月が「月齢8」の月であることは卓也が見た2007年(平成19年)6月17日(日曜日)の新聞に「18日の月齢3.0」と書いてあることから、その5日後の23日の夜は「月齢8」になることでうなずける。 でね、この映像の月が2007年6月23日の月であるってことはとっても正確なんだ。 「天文年鑑2007」によると、この日、6月23日午後9時の月齢は「8.4」で「上弦」の1日過ぎの月で南西の低い位置にあり、東京での月没時刻は午後11時56分なんだ。 映像の月は、月没2時間前の月ぐらいの低い位置にちゃんとあり、方位も南西でちゃんとあってるんだよね。 海馬崎と東京の緯度差がどれだけあるか分からないけど日本なんだし、緯度が15°ずれても1時間の違いだから問題ないでしょう。 経度も東京との誤差はせいぜい5°ぐらいの範囲内に入るだろうから、問題ないと思う。 ちなみに2008年6月23日の月は「月齢19.7」で下弦前の月になり、その日の東京での月出時刻は午後10時4分で佐多邸前の月のシーンの午後9時35分にはまだ出てないんだ。 ってゆうか出てても形が違うし方向も違うんだけどね! で、まったくの余談なんだけど今日2008年10月8日の午後9時の月齢は「9.2」で、ドラマの設定の月「8.4」と「0.8」しか離れてないので、カメラを真南に向けてドラマと同じ時刻の9時35分に写してみた。
はい。余談終わり(^^ゞ 2008年との混在説もあるけど、その場合のストーリーを作ろうとしても僕には訳が分からなくて無理だったよ。 それにオリンピック開催の1年前に「間近にせまった」という表現を使うことに大きな違和感を僕は持たないんだよな。 地震のおきた「6月16日pm11:07」に揺れなかったのは宗谷正彦が開発したという最新鋭の耐震ダンパーの威力でしょう! それに午後11時7分の映像は30秒ぐらいだから、その後の30秒の中で揺れた、みたいなするどいことを考えられた人も居たよ!(^。^) 天気予報の降水確率午前80%、午後80%、夜60%というのも、100%じゃないんだから、これぐらいの外れはあっても良いんじゃないだろうか。 <犯人探しの妄想メモへ続く> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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