テーマ:方言・迷信・風習あれこれ(4)
カテゴリ:社会科(地理・歴史)
今年の1月の終わりに”割り箸をお茶碗の上に十字に乗せてお茶を飲む”って方法を知ってる人の分布を調べるなんて馬鹿な事をやったんよね。
その時の三日続けての記事はこちら↓ しゃっくりの止め方。 昨日のABCラジオ『上沼恵美子のこころ晴天』で「… (2009年01月27日) 「割り箸の十字乗せによるしゃっくりの止め方」を知る人… 昨日… (2009年01月28日) 「割り箸×しゃっくり止め」分布地図―続報! 昨日、地図を作った記事は… (2009年01月29日) でね、その時に、しゃっくりの止め方について、たくさんの方にいろいろと教えていただいた事があるんだ。 その時は深く考えなかったんだけど、 ”お茶碗の上に割り箸を十文字に置いて割り箸のあいだからお茶を飲み、お茶碗を90度回転させて、またお茶を飲むということを続ける” という、しゃっくりの止め方なんだけどね、いろいろ教えていただいた事を鑑みると、ちゃんと合理的に説明が付くんじゃないかと、最近思えて来たんだ。 まず教えていただいた事から、しゃっくりを止めるために必要だと思える事が三つあるんよ。 一、横隔膜を上に上げてキープする。 二、息をある程度止める。 三、しゃっくりの事を忘れる。 この上に書いた三つの事を無理なく実現する事が出来るのが割り箸を十文字に置いてお茶を飲む事だって思うんだ。 この方法を実際にやった事のある人なら分かるだろうけど、割り箸を十文字に固定するためには両手の親指で、お茶碗の上の割り箸を固定しなければならないんよ。 で、この時の両手のポーズなんだけど、肘を外側にいっぱいに開くようなポーズになっちゃうんよ。 そしてお茶碗を90度回転させる時も肘を両側にいっぱいに開いた状態でやるのが一番自然に出来るんだ。 つまりね、この方法の最大の目的は、この両の肘を外側にいっぱいに開かせる事だったのに違いないって思う。 肘を外側にいっぱいに開くと自然と横隔膜は上に持ち上げられるんよ! そして、お茶を飲むたびに息を止める事になるでしょ。 さらに、お箸がずれないように神経を集中するためにしゃっくりの事を忘れる事が出来るってわけよ。 まぁ、なんだ、僕は物心が付いてからこっち、この方法で百発百中でしゃっくりが止まってきたわけだし、ただの迷信とは思えなかったけど、この方法は最強のしゃっくりの止め方に違いない。 こんな方法を考え出すなんて昔の人は凄く賢かったんだよなぁ。 理屈で理解出来なくても、昔の人がやってた事ってのには深淵な意味があったりするんだろう。 たとえば、今、科学的だなんて言われてるものも、現在の標準理論に基づいてるってだけの事で未来にはどう転ぶかなんて分からないもんね。 年末にたけしさんが司会をして大槻教授とか松尾貴史さんとかが科学科学ってエラソウに言う番組があるじゃん。 で、韮澤さんとか池田さんとかがUFOの話をするのをぼろくそに言うでしょ! 僕ねぇ、科学科学って伝家の宝刀みたいに言う人、好きじゃないんで、いつも池田さんや韮澤さんを応援するんよ。 なんかねぇ、一見科学的でないように見えるところにこそ何か真理が隠れてるような気がするんよね。 たとえばさぁ、日本の長い歴史の90%以上の時期において怨霊というものは存在してるんよね。 怨霊について学校の日本史の授業で教えないのはおかしいんだけどなぁ…。 だって怨霊は存在したし、存在してないとして日本の歴史は語れられないのにな! まっ、今じゃ、そんなの科学的でないって事で一笑に付されてしまうんだろうけど、昔の人は偉かったって観点で物事を考える事も必要だって思う。 しゃっくりの止め方ごときでたいそうな事を言うな!って言われそうだけどね(^^ゞ ↓ちなみにこの本「怨霊になった天皇 」は僕の今読み掛けの本で、怨霊についての日本史上の事実関係を書いてあるんだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年10月12日 15時06分24秒
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