2010/05/13(木)00:37
『街道てくてく旅・熊野古道をゆく』に遭遇!
遭遇ってのは嘘で、森上さんを待ち伏せしてたんだけどね(^^ゞ
今日は、
おととい書いた記事「『熊野古道をゆく』NHK街道てくてく旅。」
の森上亜希子さんが熊野古道歩く番組の3日なんよね。
番組ホームページはこちら
でね、今日はお昼前には『大鳥大社』の表の大鳥居の横で待ってた。
どうして、ここで待ってたかっていうとね、ここは熊野古道が通っていて、しかも北緯34度32分なんだ。
北緯34度32分ってのは「太陽の道」と言ってね、
7日の記事「北緯34度32分『太陽の道』」
に書いたんだけど、東は伊勢湾手前の「斎宮跡」から、西は大阪湾手前の、ここ「大鳥大社」まで紀伊半島を東西に突っ切ってる不思議な道なんだ。
ちゅう事で、「大鳥大社」前ってのは熊野古道と太陽の道がクロスする唯一のポイントなんだ!
謂わば、このポイントって、今流行りのパワースポットとしても超一級のポイントやないやろか?って、僕なんかは思うんよね!(^_-)-☆
だって太陽の道なんかパワースポットだらけだし、熊野古道沿いにも延喜式に記載されてる1000年以上の歴史のある神社がいっぱいあるもん。
そう考えたらね、「大鳥大社」って神社はもっと格が高くても良いのになって思う(^_^;)
↓はい!この写真が「熊野古道」と「太陽の道」のクロスポイントを森上さんが通過した時の証拠写真だよん(^^♪
このあと、森上さんは屋台の出店をいっぱい楽しんでから大鳥大社に参拝されたみたいだ(^^)
↓カステラを買い食いしてた(^^ゞ
↓お参りをしに参道を入って行かはった。
この日はね、通称「にいび」といってね、二日、十二日、二十二日の二の付く日に大鳥大社の境内で開かれる縁日の日だったんだ。
偶然「にいび」の日にあたって、森上さんラッキーだったよなぁ(^^♪
実は、日本の古本屋で注文した『知られざる古代・謎の北緯三四度三二分をゆく(水谷慶一著)』という本が、昨日届いたんよね。
(「日本の古本屋」では、まだ何冊か売ってるよ)
この本は30年前に、日本放送協会出版から出版された本なんだけど、著者の水谷さんが初めて大鳥大社を訪れた時の事を書いてはるんだけど大鳥大社についての面白い事が書いてあった。
神社はすぐに見つかった。大きな石の鳥居から参道の奥に縁日の人出で賑わい、その雑踏の中でぼくは何度も人とぶつかった。あとで聞いたのだが、毎月二日、一二日、二二日と二のつく日に縁日がひらかれ、ちょうどその日にぼくはでくわしたのだった。
森上さんが訊ねた今日も「にいび」だったし、30年前に水谷さんが訪れたときも「にいび」だったなんてね!
だって「にいび」でなかったら、ほんとに静かで、全然違う大鳥大社で、そちらのほうが普通の大鳥大社なんだもんなぁ。
上の事を書いてあるページには写真も載ってる↓
この写真は、森上さんが入って行った表門じゃなくて大鳥大社の裏門のようなんだ。
確認しようと思って裏門に行ってみた↓
流石に30年の月日は隔世の感があって、道路は舗装されてないようだし、鳥居は建て替えられてるようだった。
だけど神社の石組みの柵だけは当時と同じなのを確認出来て嬉しかったな(^^♪
それと、この本に書いてある縁日の様子が面白いんだ♪↓
鉄、包丁、大工道具などを売る金物屋が多いのも、いかにも中世以来、鍛冶の伝統のある堺の町にふさわしい。その他、ここには生活万般あらゆるものが出揃っていた。そのくせ、いわゆる縁日の風物としてよくあげられる綿菓子とか金魚すくいなどという店はすくない。そういえば近頃の東京の縁日は、すっかり趣味化してしまった。縁日はもはや日常の必需品を買いととのえる場所ではない。神社や寺にかわってデパートなどが音頭をとって縁日が開かれるという奇現象さえ起こっている。ここは、まだしも人々の生活に直結しているというたしかな実感があった。
これね、今日初めて大鳥大社の「にいび」を見た僕には、水谷さんが30年前に見た風景そのものに見えたんだ。
↓古道具
↓衣類
30年の歳月で、いろいろ変わってしまってたけど、ここの縁日の風景は少しも変わってないのかも知れなって思った。
こんな縁日、僕は初めて見たもんな(^^ゞ
っと、忘れてたけど、この日の分のオンエアーは、
明日5月13日(木曜日)の
朝:8時~8時15分
夜:7時45分~8時(再放送)