カテゴリ:劇
やっぱ、さすが岡田惠和さんの脚本やね!
手慣れてるって事が、まずあるよね♪ とにかく、まず視聴者の気持をを不自然なく誘導してくれる筆力って奴…? こいつがない脚本って、せっかくエエ話やのに『もったいない』って思ったりするやんか。 ほら、土曜日日テレの『理想の息子』なんか、ホンマけったいな話やのに野島伸司さんの手慣れた脚本に、視聴者はあれよあれよってうちに訳の分からない世界に連れて行かれてるでしょ。 別に大御所の大物脚本家の本が良い!って決めつけてるわけやないけど、やっぱ上手なもんは上手やねんからしゃぁないと思う。 そうそう、もっと昔の世代の大御所先生たちになると事情が違って来て、上手やねんけど言葉のチョイスが一辺倒っていうか、昭和の話し方を全登場人物がしたりするでしょ。 わざとらしい倒置法とか、それとか、ええと…、良いにくいけど…、タ○チさんとかソ○さんとかス○コさんとかになると、お笑い芸人さんがネタにするほどの一辺倒の話し方っていうかナンタラ節(ぶし)みたいな台詞ばっかりやんか! あんなん、ストーリーはハリウッドが買ってくれそうなほどのオモシロさやのに、話し言葉が台無しで聞いてられへんでしょ。 しかも、そういう大御所に限って、一言一句の変更も認めないって頑なところがあったりして、ますます硬直していくやん。 「言葉は現場でドンドン変えろ!」とか… 「すべて演者さん自身の言葉に変えてしゃべれっ!」みたいな注文を脚本家さんが出したりしたら、めっちゃオモロイと思うのにな。 って、話じゃなくてぇ…、 『最後から二番目の恋』の事やけど、 ちょうど1回目の放送直前に『ビブリア古書堂の事件手帖』という本を読んだところで、その本の舞台の鎌倉がドラマで見れる事が嬉しくて見始めたんよね。 その時の記事「三上延著『ビブリア古書堂の事件手帖』って本の事」はこちら。 最初は、 ”なんじゃ、こりゃ…” って感じで違和感満載の始まりやったんやけど、毎回機関銃トークみたいな大量の台詞で、おかしな世界にどっぷりと浸ってもうたもんな(^。^) 台詞が多いってのが良いとは限らないけど、このドラマ、鎌倉という、ちょっとスローなテンポが似合いそうな舞台なのに「矢継ぎ早」の展開と機関銃トークで、スローと思いきやスピード感抜群の感じのオモロイ事になってる。 で、江の島の海岸とか、極楽寺近くの夜道とかの静かなスローなシーンをコントラストをつけて挿入してるのかと思いきや、そういったシーンも長くは続かず、あっというまにテンション上げ上げのシーンになってるんよね(^。^) オモロイわぁ! 特に、おとといの第8話なんか、ジェットコースターみたいな慌ただしさやった! しやけど、毎回繰り返される中井貴一さんとキョンキョンのケンカのオモロイ事ったらありゃしない!!(^。^) 毎週 「がはははぁ!アホやぁ~!!」 って笑い転げてるもんなぁ(^。^) 先週放送分のスーパーからレストランのくだりなんか、ありゃぁ僕のドラマ人生の中でも珠玉の名場面として、ずっと忘れないシーンになると思う! しやけど、1月に書いた記事に ”それにしても共演者の坂口憲二くん、内田有紀さん、飯島直子さんって、みんなコメディのできる役者さんやんかぁ!” ”少々、けったいな脚本で、けったいな演出をしたとしても、面白くならなかったら逆に奇跡やろね(^。^)” なんて書いたけど、あの時は岡田惠和さんが脚本を書いてるなんて知らなかったからなぁ(^^ゞ 面白くなるとは想像してたけど、こんな笑いまくれる番組になるなんてね! 僕にとってだけかも知れないけど、『最後から二番目の恋』がこんなバケバケ番組になるとは思わへんかった!(^_-)-☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年03月03日 21時56分52秒
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