☆じゃがべぇ～(^_-)-☆

「ビートルズの主題による変奏曲」なんて大層なタイトルを付けたけど、これ古雑誌の特集記事のタイトルやねんね♪

　この間、ラクマに出品した「ジャコ・パストリアス」と一緒に、送料が高くならないで送れる何か面白い物がないかと探してる時に見つけた古雑誌やねん。

　これ↓



　ただ、この雑誌、そんなに面白くもないんやけど、ちょっとだけ面白いことがあって、雑誌の中をパラパラと見ててんね。

　そしたら雑誌の末尾に、めっちゃテンションの上がるものを発見してもたんよ(^^♪

　まず最初にタイトルの「ビートルズの主題による変奏曲」に関わる、ちょっとだけ面白いことから書くね♪

　これが、この雑誌「ニューミュージックマガジン1976年8月号」の目次やねんね↓



「ビートルズの主題による２４の変奏曲」って中央に書いてあるでしょ↑

　このタイトルから、２４人の有名人がビートルズについて語ってるって事なんが分かったんやけど、その語ってるメンバーの名前がオモロイねん！(^^♪

　一番面白いのんが「タモリ一義」



　この名前、おかしいやんか！

　タモリさんて、「タモリ」か「森田一義」であって「タモリ一義」なんて聞いたことがないやん！

　で、これってタモリさんの事と違うんかと思ったんやけど、この雑誌の出た１９７６年というのは「笑っていいとも」の放送が始まる前やんね。

「笑っていいとも」の正式番組名は「森田一義アワー・笑っていいとも」だったでしょ。

　これって、この雑誌が出た時点では、タモリさんはまだただの気色の悪い深夜芸人やったわけやんか！
　しやから、いいともが始まるときに、お昼の帯番組の司会者としてイメージ一新のために、初めて「森田一義」って本名を使ったんやと思うんよ。

　しやから、この雑誌の出た１９７６年の時点では「森田一義」の知名度もなくて「タモリ一義」なんて名前を使ったんやと思う。

　ねっ、そんなんを考えたら、「タモリ一義」ってこの名前、ちょっとだけ面白いでしょ(^^♪


　次に面白いのんが悠木千帆さん！



　悠木千帆さんってのは、改名前の樹木希林さんの名前やねん。

　で、この時は樹木希林さんが内田裕也さんと結婚する前やったんかと思って読んでみてんね。

　そしたら、内田裕也さんと結婚した頃のエピソードなんかを書いてはってね、結婚後に改名したって時系列が分かる。

　ちょっとだけ面白いでしょ♪

　コピーライターの糸井重里さんや、ＳＦ作家の豊田有恒さんの名前なんかもある。

　音楽評論家やミュージシャンがビートルズの事を語るのんは当たり前で、何にも面白い事ないけど、けったいな人たちが書いてるのんが面白い♪


　で、ここまではほんのちょっと面白い事で、ここからが僕のテンションがグーンっと上がった事やねんけど、僕の個人的テンションなんで、読む人は、ここからグーンっとテンションが下がるのんを覚悟してな(笑)


　この本ね、定価３２０円と安い本やねんけど、結構分厚いねん！

　多分そのせいやと思うんやけど、本の末尾にいっぱい広告が載ってる。

　つまり本を安くするために、広告収入をあげるために営業を頑張ってたんやと思う。

　広告ぺージやからページ数も未記入やねんけど、どれぐらいあるのんかページ数を数えたら３６ページもあった。

　本文ページが２４１ページやから１割以上が広告やねん。

　こんな広告、ほとんどが東京の広告やろうし、見たこともなかってんね。

　ところが、パラパラめくってて、このページに目がとまった↓



　右ページの真ん中にポール・マッカートニーの顔があるでしょ↑

　その部分のトリミング↓



　この店ね、大阪のナンバの法善寺横丁のところに昭和の頃にあった喫茶店やねんね。

　でね、この「Beatles」って店、僕が生涯で一番長く入ってた喫茶店で、行った回数も生涯で一番多い喫茶店やと思うねん！

　ビックリしたわぁ！(@_@)

　大阪のミナミの路地裏の喫茶店の広告が全国紙に載ってると思えへんやんか！！

　この雑誌の営業マン、頑張ったんやろうなぁ！

　ビートルズ特集やから、電話帳で日本中のビートルズを調べて営業をかけたんに違いないわ(^^ゞ



「Beatles」って店の名前やけど、別にビートルズだけかけてるんやなくて、主にブリティッシュ・ロックをかけてる店やった。

　で、この広告の右下の地図に「姉妹店英吉利」ってのも見えるでしょ。

　この店も喫茶店で、こちらもブリティッシュ・ロックをかけてた店やねんけど、こちらは少し大人な感じの店やった。

　英吉利も行ってたけど、ガキやった僕はBeatlesが好きやったな(^^♪


　でぇ、喫茶店のゆかりの物といえばマッチでしょ。

　確か、マッチは捨てずにしまってあるはずなんよ。

　もう何十年も見てないから、今でもあるかどうか定かじゃなかったけど、押し入りの奥にしまってるはずのダンボールを探したらちゃんとあった。



　さて、この箱の中を探したら、Beatlesや英吉利のマッチがあるに違いないと思って探した。

　そしたら、いっぱいあった！↓



　左が英吉利で右がBeatles↓



　下が英吉利で上がBeatles↓




　この店ね、なんか頭のオカシイ常連がいつもたむろしてた。

　デビッド・ボウイみたいにカッコ良かったレックスって奴は、なんせカッコ良かったから良く覚えてる！

　フランケンって奴は、とても人間には見えへんでバルカン星人みたいやった(^^ゞ

　上半身はだかにサロペットでベースを弾いてた、バンカラ風のベーシストが居てて、そいつは、なんか大人でね、好きやったんやけど名前を忘れたなぁ…(^^;

　ほかにも、常連がいっぱい居てたけど名前を思いだされへん(^^;

　いやほんま、昔のことをほとんど忘れてしもてる(>_<)

　しやけど、このBeatlesの広告を見たおかげで、ちょびっとだけ、あの頃の事を思いだしたわ(^^♪

　毎日毎日歩いてた法善寺横丁の西側の路地の風景も思いだした。