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ジョーのありじごく

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October 3, 2007
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子供の頃、親によく言われた言葉に

「そんな非常識なこと、止めなさい」

「常識的に考えて・・・」

という言葉があった。恐らく、うちの親は、世間の親よりも強く「常識」「非常識」というものを意識する人間だったのかもしれない。特に母親は、実家がかなり由緒正しい家であったこともあり、そういう意識が強かった。父とて、母の実家に比べれば遥かに貧乏な家の出であったが、プライドは高く、人並み以上の「常識観」を持っていたと思う。

そういう「常識」の枠の中で育てられた僕としては、もちろんそういう枠に反抗することもあり、父や母の感覚からすればかなり「非常識」なことをやったような気がするが、さはさりながら、ここまでは許される「非常識」だという線を予め引きながら、非常識な行動をとっていた気がする。つまり、父や母の定義による厳格な「常識」に支配されながらの「非常識」を実践していたに過ぎない。ちょうど、孫悟空が思い切り暴れまわったが、実はお釈迦様の手のひらで暴れていたに過ぎないように。

父や母が考える常識とは、恐らく、伝統的な日本人が美徳とする価値観なのだろうと思うわけであるが、そんな日本的な伝統的常識に支配されながら成長するということが、良くも悪くも僕の成長過程だった気がする。

そんな僕にとって、最近の日本ってのは、いわゆる「常識」の通用しない世界だという気がしてならない。

常識というものは、基本的には他人との関係で存在するものである。夜に大きな音を立てるのは「非常識」だと言われる。これが、ヘッドフォーンで大音量で聞いたとしても非常識とは言わない。大きな音を他人が聞いて、不愉快に感じることを推測して、「非常識」と定義付けるのである。

「常識的に考えて」というのは、10人いれば8、9人はそれに同意するような考えを言う場合が多い。

つまり、常識というものは、他人との関わりにおいて存在する。

こういう行動を取れば、他人に迷惑をかける、他人を不快な気持ちにさせる。そういう行動は浮上指揮だから止めようと考えるのが、大人である。それが出来ないのは、子供以外にない。

自分にとってそれでよいから、自分の好きなようにするってのは、それが周囲の人にどのような影響を考えられない人物がすることである。そういう人物は通常、「わがまま」だとか「生意気」と呼ばれる。ただ、個人的には「わがまま」とか「生意気」の域にも達していない、単なる子供だと思う。

子供と大人の違いは何か。大人は自分で自分の行動を決定できる。子供は自分で決定できず、大人に決めてもらう必要がある。

数日前に起きたある「事件」に接し、渦中の人物は本当に子供なのだと感じた。子供であるということは、すべてが大人に支配されたマリオネットなのだろうと思った。事件に関するその後のフォローすら、大人の指示通りにやっている気がして、説得力がない。

えもいわれぬ不快感が、ずっと漂っている。





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Last updated  October 3, 2007 07:05:53 PM
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