2015/10/20(火)20:30
ソロモンの偽証 後編
見応えのある映画だった。
1回目は誰が犯人なのか。
それともやはり自殺だったのか。
その点に意識が集中した。
2回目は結末がわかっている。
そういう意味で新鮮さからは遠ざかっている。
それでも見たいと思わせ、また映画と向き合った。
この作品のテーマは何だろうかと考えた。
「家族」だった。
幸せだとは言えない家族もあった。
それでも登場した中学生は皆家族のもとに帰って行った。
宮部みゆきの作品に流れているものに触れて、少しうれしくなった。
この作品は絶望だけでなかった。