テーマ:TRPGについて(597)
カテゴリ:TRPG
ロール&ロールの12号を読み返してたら、SNEの座談会が載ってた。
けっこう参考になる部分もあったかな~。 オフィシャルの追加ルールもあったし。 ファイターの2回攻撃……ステキだ(笑) で、印象に残ったのが、『シナリオの作り方』って言うところ。 商業出版に出てるGMがどんな風に考えてシナリオ組んでるのか、リプレイの幕間でちょこちょこ書いてあったりするけど、複数のGMが「俺はこう」「私はああ」って語り合ってるのが、良かったね。 んで思ったんだけど、 皆さんシナリオ作るときはどうやって作りますか? 僕の場合は↓こんな感じかも。。。 1.『テーマ』の決定 映画を見たり本を読んだりしたときに突然空のかなたから、「こんな雰囲気で遊んでみたい~」とい啓示(ディビネーション)がやってくることがある。 中身とかどうやってとか細かいことはあとづけで、「おもしろい」って思えるかどうか。 その『テーマ』もめっちゃ適当で、たとえば今僕の頭の中にある『テーマ』を列挙すると、 『学園祭』『ホモ&ゲイ』『二重スパイ』『無意味なダンジョン』 ……むぅ、並べるとけっこう笑えるな。。。 このテーマを並べて舞台や事件の背景を考えてみることにしてる。 2.方向性の決定・目的の設定 テーマが決まったらそれにあったシナリオの指向を考えることが多いね。 『シティアドベンチャー』『ミステリー』『とにかく戦闘』『ダンジョン探索』。。。 まぁ『テーマ』に合う合わない、気分的な好みとかいろいろ影響を受けるけどさ。 で、それに合わせたミッションを考えることになるよね。 『犯人逮捕』『要人警護』『遺跡探索』などなど。 まぁ、この辺りは漠然と考えるだけ。 3.クライマックスの決定 戦闘が必要かどうかも含めて、シナリオ全体のクライマックスを考えていきます。 この辺りになるとシナリオ全体の流れが脳裏にあるので、それに見合った悪役ないし障害を考え出すのは難しくないかな。 格好良く終わらせたいのか、コミカルに行きたいのか、勇壮なのか、陰惨なのか。。。まぁこの辺りも気分次第かね~(笑) 4.伏線と真相 この辺りでシナリオにひねりを入れるかどうかを考えることが多いかな。 もちろんひねりもなんにもなし!っていう実に男らしいシナリオにすることもあるけどね。 基本的に伏線と真相をセットで作っていくことが多いから、シナリオ全体のストーリーもだいたい予想しながら考えるようになる。 5.イベントの設定、チャート作り 3、4で予想される流れに従って、イベントやチャートを考えていく。 イベントは書き留めることが多いけど、チャートなんかは頭の中にしかないことが多いかも。。。 だいたいは殴り書きのメモ程度かな。 6.データの決定 この段階になって、初めてルールブックを出してくるかな。 バランスを考えながらNPCやモンスター、トラップのデータを考えていく。 この際に予備のモンスターやNPCを用意することが多いかも。 実際にプレイを始めたとき、予想外にPCの戦力が高すぎたり低すぎたりしたときの保険として。 7.冗長性の確保 プレイ時間が長くなりすぎたり、短くなりすぎたりしたときの対策として、シナリオには冗長性を持たせるようにしている。 切っても良いシーン、増やしても良いシーン、って感じかな。 どうせ実際にプレイしたら予想通りには行かないだろうし、予想外に勝手に盛り上げるPCがいたりするからね。 素直に保険をかけておくことにしてる(苦笑) まぁ、こんな感じ。 でもその場ののりだけでセッション初めて、いっさいシナリオなしで乗り切ったことはしばしばありますm(__)m 最後まで気取られずにセッションが終わってから、モンスターデータしか書いてないシナリオを見せるのは、ある意味快感かも~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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