2021/05/04(火)02:28
Aベンジンの再確認
1月に書いた白金カイロの話の続き。
例によってステイホームで外で試す機会に恵まれず、二度目のトライはGWになりました。
前回はAベンジンでも使えるという感触を得たところでありましたが、今回改めてトライしてみたところ、なんか今回は微妙な結果になりました。
自分的な評価としては、やっぱ「推奨されない」なんでしょうと。
以下、今回の所見書いてまいります。
〇着火のしやすさ
前回同様、Aベンジンでは触媒を軽く焙っても着火はしないことから、本体をライターで数秒焙って着火。
まあ、二度目ということもあり着火にはそんなに苦労はしませんでした。
が、後述しますが、この焙ってから着火するという方法、やはり推奨されない方法だと思います。
〇反応継続性について
前回は比較的本体が保温される条件を保てていたからなのか、通気が良かったからなのかはわかりませんが、専用の巾着ケースに入れて机に10分ほど放置してみたところ、本体温度が下がって反応が止まってしまうことが数回ありました。
そのたびに本体を焙ってから着火をすることになりましたが、この着火の工程、後述しますが加減を誤ると非常に危険であり、何度もやってると危ないですね。
〇安全性について
今回、複数回反応が止まってしまったので、着火を何度かやりました。
燃料が少なかったことが理由だろうかと思い、作業において燃料を継ぎ足してから本体を焙ってみたのですが、内部で燃料が気化・膨張したことにより燃料が溢れ出るというアクシデントが発生。
溢れ出たところで反射的にライターの火を止められたのでベンジンが引火・炎上することはありませんでしたが、これは操作を誤ると大火傷の可能性ありです。
そのため、火気を使っての本体の余熱は絶対厳禁と言えると思います。
〇燃費について
今回燃料を継ぎ足して多めに入れていたのですが、燃焼継続時間は大体5時間ぐらいでした。
満タンにしたら12時間ぐらい使えるとあったにも関わらず、前回同様なんだか短めの時間になってしまいました。
本家ハクキンカイロではなく、コピー品(?)であるので本体の仕様の問題もあるのかもしれませんが、なんだか燃費も悪くなる傾向があるのかもしれません。
以上ですが、個人的な感想。
どうしても燃料が他に手に入らなければ気を付けて使用するということはできるのかもしれませんが、「安定して使えない」=「イレギュラーな使い方になりがち」というところからも、今回のケース以外にも目に見えない危険が潜んでいる可能性もあり、やはり通常使用はしないことが無難かと思います。
(燃料としての手に入りやすさで言うなら、ジッポーオイルが間違いなく上でしょうし、他で実績の少ないAベンジンを、数十円のコスト差(数十円も無いかもしれない)を惜しんで使う必要など全くないと思います。)
例によって個人の回数の少ないトライアルではありますが、危険性として指摘しておきます。
正しい使い方で安全にが大事かと思います。
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