海辺のカフカを10年振りに再読して、村上春樹の描く図書館は、あらためて良いな~と感じた。
多くの本は手にとって開くと、ページのあいだから古い時代の匂いがした。表紙と表紙とのあいだで穏やかに長く眠りこんできた深い知識や鋭い情感がはなつ、独特の香りだ。僕はその匂いを吸いこみ、数ページに目をとおし、書棚に戻す。(村上春樹「海辺のカフカ」より)
このような図書館には遠く及ばずとも、若き読書子たちのための快適な図書室でありたい。
夏休みは、おもに部活。ただ午前中は、補習のために図書室を開放している。また、空いている時間にセルフで図書を貸出し出来るようにした。貸出し期間は、夏休み期間ずっとという特別サービス。
7月19日からの貸出し本は、
19日:
宗田理「ぼくらの最終戦争」
22日:
海堂尊「ジーン・ワルツ」
岩井恭平「サマーウォーズ」
伊坂幸太郎「死神の精度」♪
宗田理「ぼくらの危バイト作戦」「ぼくらのメリークリスマス」
「ぼくらの秘島探検隊」「ぼくらのデスマッチ」「ぼくらのグランドツアー」
有川浩「シアター!」
23日:
拓未司「禁断のパンダ」
木下順二「夕鶴」
24日:
宮部みゆき「クロスファイア(上・下)」
25日:
森見登美彦「夜は短し歩けよ乙女」♪
夏川草介「神様のカルテ1、2」
星新一「ブランコのむこうで」
27日:
江戸川乱歩「江戸川乱歩傑作選」
28日:
宗田理「ぼくらの最終戦争」「ぼくらの『最強』イレブン」
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