[ケアケアケア～人とのつながり～]の記事一覧 | CP9A&EG6～どっちが楽しい？ヽ(~～~　)ノハテ?

ちょっとだけどころか、結構映ってるじゃん(笑)

なんだかくすぐったい感触。いつも見慣れた人がTVに出てると＾＾；実は、おいらの住む町の病院がTVの取材を受けておりました。決して悪いニュースではないですよ(笑)番組も某国営放送のスペシャル番組。これです。これを見た人は少なくないと思います。神経科のU海Dr.と連携室のO辻PSWが番組に出演しておりました。U海Dr.とは直接的にお会いしている回数は少ないのですが、O辻さんとはよく顔を合わせて、酒を飲む仲＾＾；おいらとしての感想は、地域ネットを張っている地域というのは本当に少ないんだろうなぁ・・・、って。番組内ではあまり触れられておりませんでしたが、他の地域から見たら結構ビックリするくらい仲がいいんですよね。うちの地元。この環境はもう何年も前からなので、おいらにとっては結構普通だったりします。番組内でも「ネットワークを構築しようにも、行政が動いてくれない・・・」という話もありましたが、うちは行政もキッチリ動いてくれます。動いてくれるというよりも、何としてでも巻き込む！という体制で業務を行っているというか・・・＾＾；行政動かなきゃ、地域をきちんと整備をするのは相当な労力が必要になると思います。ですが、行政に「何とかしてよ～」とお願いするだけでは無理です。おいらたちが良くやる手段が「エビデンス」というものを数字やデータで行政へキッチリ示すという作業です。これって慣れるまではしんどいですけどね＾＾；しかし、これをやらなきゃ行政どころか誰も動いてくれませんからね・・・。これをやるのが我々のような“専門職”と言われる集団なんでしょうね。でも、時間がないやら労力かけても報われないやらということをよく耳にします。しかし、果たしてそうなのかな～と思うことも多々。なぜかというと、こと福祉職の方々というのは、感情論で物事を進めがちであり、データ化や分析という分野を苦手としている方が少なくないからです。心情的には理解できますが、「大変だから、職員増やして！」とか「○○さんが困っているから、何とかしてあげて！」というだけでは、何ら解決してくれません。なぜ大変なのか、なぜその方が困っているかを客観的に評価し、それを解決・収束する為にかかる人件費などの経費や労働力などを数値化し、コストパフォーマンスがどの程度あるのかなどもきちんと数字などで提示し、相手(上司や行政など)へ上手くプレゼンできるという人はおいらの知る限りでは少数です。かくいうおいらも苦手ではありますが・・・・(笑)この作業は本当に大変ではありますが、これをやらねば相手は動いてくれません。この話をすると、大抵の場合「うちだってそんくらいやってるよ」と言われることが多いです。で、おいらはそのような方(と言っても近隣の同業者)に対して、「じゃあ、君がプランを1件立てたらどの程度の時間がかかり、それに掛かる経費はどのくらいで、君に対する労働の対価というのはいくらで、現在もらっている給与とのバランスは取れているのかい？」と聞きます。すると、まず返答は来ません＾＾；ということは、日常からこのようなことを意識して仕事をしていないということなんです。これ、民間企業の社員であれば、「当たり前のど真ん中」ってとこでしょう。これじゃ、福祉職が舐められても仕方ないというのが実情なんだと思っております。“専門性を高める”ということを耳にしますが、それは介護などの知識を得たり、業務を行う上で経験を増やしていくことだけではないと思います。コストパフォーマンスをもっともっと意識しながら日々の業務を行い、自分の行っていることが本当に効率的であるのか？という疑問を持ちながら、向上、改善していくことがおいらは専門性を高めていくことなのではないかと思っております。ですから、今回の番組内でDr.が「診療報酬」というワードを出したのは極々当たり前のことなんだと思っております。これに対して福祉関係者というのは「お金をもらわないと何もしないのか！」となりがち。でも、それって普通のことでは？と思っております。確かに、業務以上の報酬をもらっていれば「なんじゃそりゃ！」となるでしょうが、Dr.は我々福祉職よりはコストパフォーマンス等を日々意識しながら職務を全うしている職種だと思っております。あれだけ膨大な量の診察データや問診技術を身に付けて、日々何十何百という患者さんと向き合っているのですから、感情論だけではどうにもなりません。しかも、それを相手にきちんと伝えるプレゼンスキルもきちんと身に付けているのですから、Dr.ってのは福祉職よりは、おいらの言う“専門性”というものは高いと思います。おいらたちのような福祉職がきちんと機能することで、地域住民の方々が安心して住みなれた地域で生活できるはずなんです。そのおいらたちが、ちゃんと考えていかなければならないのが現状であると思います。感情論を否定するつもりも、捨てて考えようという気はサラサラありません。しかし、それだけで業務を遂行していく時代はもう終わったのではないかと思います。もう一つのスキルを身に付けながら、業務を行わねば、いろいろな意味で専門性を高めることができない時期に来ていると思います。おいらは明日からまたこの気持ちをしっかりと持って、業務に携わっていきたいと思います。ホントはみんなで出来れば最高なんですけどね＾＾；ちなみに、今回のTV番組制作に当たり、おいらも取材を受けてたりしてました＾＾；地元のCM代表ってことで、連携室と包括から紹介がありまして・・・。番組にはサラサラそのような話題は上がりませんでしたけどね(笑)

自分の身に降りかかって分かる不安＾＾；

本日は休日。9連休後のお休み。子どもの定期受診の為、札幌に行ってまいりました＾＾うちの子、先天性の心疾患を抱えており、乳児の頃からず～～～～～～っと定期受診を欠かさず行っております。年に3回、約4ヶ月間隔で受診中。将来的にはオペの必要性があると説明を受けてきましたが、それが近い将来になりそうな問診結果でした＾＾；うちの子自身は何も考えていないのか、Dr.からの説明も(*￣-￣)ふ～んって感じ。ある意味大物なんでしょうね・・・。オペもDr.曰く「年に何百という症例数があるので、危険度は極めて低いものです」とのこと。しかし、心臓のオペと聞くだけで、びびるのが人の常。例外なくおいら自身もびびってます・・・。どうしても行わなければならないオペですから、後はDr.を信じてお願いするだけになります。人と人の信頼。これって、見えないものだけどとっても重要。特に自分がなんとも出来ない分野では、信頼関係を構築するというよりも「信頼せざる得ない」というのがノーマル。これって我々の分野でもそうですよね。介護、特に今の複雑な保険機構では地域住民が100%理解し運用することなどかなり難しいはず。そこで我々のような専門職が存在するわけなんですよね。地域住民が理解しているのであれば、我々はきっと不要。そうなることで本当の意味での「介護保険」ってことなんでしょうけどね＾＾；「信用せざる得ない」という環境を専門職側から崩して、信頼関係を構築していかなければならないってのが大切なんだな～と実感。今までを振り返ると全てにおいてそのように行ってきたかといわれると、100%じゃないかもしれん・・・と不安になる自分がおります。これ相当やばいですよね・・・。だって、住民の方々は我々に100%の信頼を寄せて依頼してくるのですから、100%のことを行わねばならない。明日から再度気を引き締めて、100%の信頼を得られるような専門職になれるよう過ごしていかねば・・・と思いながら寝ます＾＾；今年はすこしストイックに仕事に向かって行ければと思っているのですが、早くも挫折しそうな自分が・・・。ま、なんとかなるでしょ♪

介護予防のﾈﾀ

なんだかとてもヘンな天気です。昼間は道がぐっちゃぐちゃになっていたのに、今はわっさわさ雪が降ってます。明朝は、ツルツルの上にさらさら雪が乗っている最悪のコンディションですなぁ　ε-(―д―)ハァすっかり最近更新をさぼっておりました。なにせ、帰宅は遅いわ、体はだるいわだったもので・・・。モチベーションが高まらないとはこのことなんでしょうなぁ。な～んもやる気が起きない。PS2の電源も入ってないまま数日が経過。日課のDVD観賞は続いてますが、横になって流すので寝てしまい同じところをグルグル(笑)このまま認知症になるんじゃなかろうか・・・というような生活です＾＾；；；まずいまずい。こんなことじゃイケナイ。今日、お仕事で岩見沢まで出張してました。本日のﾈﾀは“地域福祉”ってやつ。そこで中々面白いネタを聞いてきましたよ＾＾おいらの大好きな講師(本職は講師じゃないけど)が地域福祉について話したんです。その方いわく「現在厚労省(国)が提言している介護予防。元気な高齢期の方々に対してこれを推進するのはおかしい」とのこと。そして、その介護予防を進める中で、まるでキーワードのように出てくる“趣味活動”という言葉。その方が言うには“趣味活動は生きがいには成りえない”という話。これだけだとなんのことやら？となりますが、現在介護保険制度上で行われている介護予防というのは、“健康でいましょうね”ということを推進しているのです。そうすると、元気な高齢期の方々に対して“健康でいましょうね”というと、何かをするために健康でいるのではなく、健康だから何かができるという発想を植え付けてしまうという懸念があるのです。例えるなら、元気だから趣味活動をする、友人知人と共に外出をする、夫婦や家族で旅行をする、ということです。逆を返すと、健康じゃなくなったら、趣味活動ができない、外出できない、旅行も行くことができない、になるのです。これっておかしいでしょ？“健康で生活する”というのは目標ではなく、目標を達成するための手段・方法なのです。現在の介護保険制度内では、このズレが生じている場面が非常に多いとのこと。健康でいることが目的で生活しているなんて、非常につまらんです(笑)また、趣味活動が生きがいには成りえないって話。趣味活動の本質ってなに？を考えると自ずから答えが見つかります。本業なり生活する目標があって、しんどいな～とか、ちょっとモチベーションが・・・ってときに行う息抜きが趣味なのではないかと。そう考えると趣味活動は生きがいにはならんのですよ。生きがいって、自分が生きる目標やら、自分が存在する意義ですからね＾＾生きがいになりえるもので、一番分かりやすいものは「他人から必要とされること」なんですよね。ここでいう他人とは自分以外の誰かです。家族でも隣人でも友人でも知人でも誰でもいいんです。他人から必要とされること、というのは色々とありますが、その中には趣味活動を生かして・・・ということも、もちろん存在します。ですから、趣味を行うことが決して生きがいではないのです＾＾本日のネタは、おいらにとって非常に考えさせられるものでした。今までおいらが考えてきたことが、少しだけ理屈として納得できるようになりました。なんとな～くそうではないのかなぁ・・・と思っていて、なんとな～くしっくりこなかったってのが現状でしたので＾＾；これからも少しずつ今までと同じように地域の方々のお手伝いができればな～と思っております。と、最近は仕事のことが頭から離れないから、モチベーションがガンガン下がっていってるんだろうなぁ・・・。仕事とプライベートの線引きができなくなると、テンション下がるので。それがきちんと出来ている人をいつも羨んでいるおいらです＾＾；

システム化

システムっていうと、機械チックなものをイメージしがちです。でも、色んなとこで使われているんですよね。おいらが今、目指しているのは、自分の仕事のシステム化。と言っても、デジタル化するというような意味ではないんです。システムある目的のための秩序だった方法、体系、組織。このシステムっておいらの仕事の中では重要なんです。なぜかというと、ことおいらのいる福祉業界と言うのは、昔から人に依存するという傾向が非常に強い。○○さんなら、これを解決できる、とか、△△さんなら、あの人の信頼を得ることができる、とか。じゃあ、その人がいなくなったらどうするん？その為にはシステム化ということが重要なんです。人によって視点が違うことは当たり前なのですが、ある程度統一したものがないと、利用者となる地域住民が混乱しちゃいます^^;;;そのシステムってのをここ数ヶ月考えて仕事をしてますが、これがまた大変(笑)おいらには後輩がおり、数年後にはおいらと同じ資格を取得できるんです。そのときにはおいらの業務を引き継ぐことになるのですが、ここで温度差が出てしまうと？利用者さんたちの生活や状況、はたまた関係機関の情勢などには一切変わりがないのに、うちの職員が移動することで、違いが出てしまってはまずいのです。結局、○○さんだったらこうだったのに･･･やらという話がチラホラと出てくることになります。確かに異動することで良い方へ変化することは大変素晴らしいことだとは思いますが、おいらの後輩に後輩がいる場合、その後輩が同じことをきちんとできるのか？ということになるんですよね。そこで出てくるのがシステム化。誰がやっても同じように提供できる体制作りです。その時になってから考えても、おいらには知恵と頭が足りず間に合わないので、今から2年越しで計画しながら、整備していこうかと思っております。実現できれば人事異動による温度差や変化というものを最小限に抑えることができ、利用者さんや関係機関との間に混乱を招きづらくなるんだろうと。やるのは難しいと言うより、手間隙がかかります。が、おいらみたいな職というのは、その辺が欠けているのは事実。地域や関係機関の状況などを正確に把握し、それを数値化＆書面化し、上司などにきちんと理論だてて説明して理解共感を得て物事を進める。文字にするとたったこの程度のことなんだけど、やるとなるとエライきついんだよな～。でも、やらんと更にまずいしね^^;;;なんてことを考えながら、日々を過ごしているおいらでした～♪

若年性アルツハイマー病

今日の日記は映画「明日の記憶」を見た感想等々を載せているので、楽しみにしてこれからご覧になる方はご注意ください^^;久々の映画です。どれくらい久し振りかというと、前回見に行ったのは「ローレライ」です^^;一応おいらも福祉職のはしくれ。ちと気になる作品だったので見に行ってきたわけです。しかも嫁と(笑)ストーリーは「明日の記憶」公式サイトにお任せすることにして、おいらはこの映画をどのように見たか。ぶっちゃけ綺麗過ぎます。マジで。苦悩の場面もありますが、この映画の視点が謙さん扮する“佐伯雅行”の視点で描かれていると言う点で、現状のおいらとしてはかなり現実味に欠け、感情移入ができませんでした。おいらの期待していたのは、雅行を取り囲む家族や友人知人、同僚や医者などの専門職からの視点で描かれているものを期待していたので、かなり期待はずれの結果に･･･。確かに病気が原因で会社を退職することになったり、自分の記憶が失われることで愛する妻に迷惑を掛けることへの葛藤なども描写されておりましたが、観る側としてはかなり限定された条件の方ではないと現実味がなかったのではないかと思います。また、現実味に欠けるという点で気になったのは、人物背景や関係論、バランスがほとんど描かれていないという点もあります。雅行の病気を隠していたはずなのに、いつの間にか娘が知っていたり、妻が働くギャラリーの社長(妻の友人)が知っていたりと。一人娘の結婚前に発病し、何とか結婚式の謝辞を言った父親の姿をどのような立場で見ていたのか。病気を知って見ているのと、知らずに見ているのでは娘としての感情も全然違うのではないかな？とか。観る人たちは、この辺の人たちが雅行の病気を知ったときの感情移動などを見たいのでは？と思います。また専門職者の関わりが非常に薄い。ミッチー扮する神経内科のDr.は雅行にアルツハイマーの確定診断をしたらお役ごめんでしたから^^;;;現実世界であれば、Dr.というのはこのような専門的知識が必要な病気の闘病生活にかなり重要に関わる人物では？と･･･。ラストシーンにかかる部分も非常にあっさりしたものでした。あのような終わり方をすると施設入所のタイミングについて、誤解を生んでしまうんじゃないかな？って変な心配もしてみたり^^;;;というような感じで、おいらとしてはかなり不満の残る内容でした。確かに小説を映画化するのは非常に難しいのでしょうが、その辺のポイントがないことで観ている側としては、？？？？となる内容でしたね^^;これからご覧になられる方もいるとは思いますが、感想は人それぞれだと思います。おいらのように普段から認知症の方やそのご家族と接しているものとしてはこのような感想となってしまう映画ということで捉えていただければと^^最後に一言。介護の現場はこの映画のように綺麗ではありません。ホントに苦しんでいる人、つらい思いをしている人がたくさんいます。でも、そのような方々というのは他人事ではありません。自分がそのような立場になることもあり得ます。そのような立場に立った時、この日本の社会がどのようになっているかによって、生き方や考え方、接し方が変わってきます。人ひとりの力は小さく弱いものですが、その小さく弱い人たちが集まって、大きな単位である「国」というものを動かしているのも事実です。“横断歩道みんなで渡れば怖くない”ではありませんが、みんなでこの日本の社会を動かし、より良い、より住みやすい環境になれるといいのではないかと。これからの日本を楽しく愉快な国にする為に、みんなで一歩一歩ぼちぼちとやっていきましょう^^

人ってすげぇ～＾＾；；；

おいらの担当する方が硬膜下血種発症から約1年半の老健生活を送り、本日在宅復帰をしました。まだ本格的なものではありませんが、とりあえず^^;;;これから在宅での状況や機能的なものを見ながら、ご本人が望む生活スタイルを見出していく予定です。しかし、ご本人はご満悦の様子でした。何せ3ヶ月前には・・・。おいらがこの方と初めて会ったのは今年の4月末。その方は“自宅に帰りたい”という願望を持ちながらも、約1年半の病院・施設での生活からADL等々の低下は大きく“こりゃ相当厳しいぞ･･･”と思っておりました。そこから在宅復帰へのスケジュールを立てて話を進めていくと、グングン伸びる伸びる^^ずっと車椅子での生活を続けてきた方が、4点杖で自立歩行が出来るまでに。その方も自分の能力を低く見積もっていた為、ここまで回復できたことで自信が相当ついたようです。明日から本格的にサービスが介入し展開していくのですが、在宅スタッフの見解としては何とかいけそうだ、というところに落ち着いてます。後はおいらたちがいかにその方のモチベーションを下げずに展開できるかが鍵になるんだろうなと。本番はこれからなので、今日は「これからが大切だね～」と話してきましたが、ご本人も「そうだな！」とやる気満々。一緒に色々と考えながら、その方が根本で望んでいる「まったりとした生活」を営めるようお手伝いしていきたいと思っております^^

今日は色々と・・・

ドイツは負けるし・・・。ミサイルは日本海に到達するし・・・。予防給付の初プラン作成だし・・・。ネタは3番目ですけどね(笑)えっと、ぶっちゃけというか結論というか。予防給付と介護給付。今までやってきたものが覆されるような思いがあると思いますが、そうではないですね～^^おいら自身、初予防アセスをしてきましたが、今までやってきたことがそのまま通用しちゃいました(笑)もちろん、包括支援センターと打ち合わせしてから行ってますけども、それでも自分の考えやスタンスを一切変えることなく応対できました。プラン作成に移るとこれまた不思議な感覚。やりやすい～♪(￣▽￣)なんも考えることなく導くことができるというか、この辺も今までのプラン作成に関してと変わらないのですが、以前のアセスツールはMDSだったので･･･。おいらはMDSの考え方に抵抗を感じている一人なもんで^^;;;MDSはチェックすることで問題領域が出てくる、しかもできないことがでてくるのですが、予防ではその考え方は全く通用しません。ネガティブアプローチしか出来ない相談援助者は、予防給付のアセスをすると相当苦労すること間違いナシです^^;;;※予防プランを受託している、受託を検討している事業所は今からちゃんとアプローチ方法を検討する必要があると思います。予防プランのアセス、アプローチ方法、課題検討、目標設定までの過程はケアプランでもかなり通用します。これは今後の展開をかなり楽にさせてくれますし、役に立ちます^^うちは今月から受託を始めたのでまだまだ見えない点があるのですが、うちの包括はかなり強力なサポート体制を取ってくれているので、受託先としてはかなり安心して業務を行うことができます。うちの事業所は一人ケアマネ体制なのでその辺のバックアップ体制というのは本当にありがたいんですよね^^これからまだまだ修正されていく介護保険制度ですが、新たなものをできる限り早く身に付け、利用者様が安心しておいらたちに相談できるような体制を整備していきたいものです♪

チームドラゴン

ドラマの影響を受けてます(笑)ってのも、本日最終回だったドラマ「医龍」。おいらはあれを見ながら自分の仕事に照らし合わせておりました。おいらの仕事はｹｱﾏﾈ。ケアマネとはよくチームの総指揮者とか管理者と見られがちですが、おいらは全然違うと思っております。おいらの中では調整者ではないかと思っております。では、何を調整するの？利用者、その家族、そして関わる関係機関の職員等々が少しでも気持ちよく、そして負担なく生活や関わることができるよう調整していく役割なのではないかと。ある意味“バランスコントローラー”的な役割と感じることもあります。かといって中間管理職ではないんですよね。ここがおいらも難しいと感じているところ。あくまでも“管理”するのではないんですよ。人の生活を管理するということは事実上不可能。生活というものは“送る”ものではなく“営む”ものだと思っております^^営むとなると中心となるのは自分自身。自分自身と書くと利用者と捕らえがちですが、そうではなく、その家族も自分自身の生活があり、各関係者も自分自身の生活がありますよね？それぞれが生活を営む中で、それぞれがお互いに絡み合い、関係を作り、その中で自分は相手にとってどのような立場で、役割で関わっていくかを考えることが必要ではないかと。これを踏まえると、誰一人として自分以外の他人の生活を管理することはできず、自分自身は相手の生活の中に存在する一人の人間という立場がベースとなります。人としての関わりのベースはそうですが、仕事上ではそれぞれが明確に立場・役割があるわけです。その立場・役割の中のおいらはｹｱﾏﾈってもので、ある人はヘルパーだったり通所施設の職員だったり、引いては家族といっても息子、娘、嫁などなどがあるわけです。それぞれの立場や役割を「それ以上でもなくそれ以下でもない」と個々が意識することで一人の人と関わるチームになるのではないかと。チームケアという言葉が介護の現場でも聞かれることが多くなってきておりますが、それぞれが自分の立場や役割をきちんと認識せずに「それ以上・それ以下」の存在となると軋轢や摩擦が生まれてくるんだと思います。今回のドラマを見ていて感じたことはこのことです。執刀医、第1助手、第2助手、内科医、器械出し、麻酔医などなど・・・。それぞれが自分の立場、役割をきちんと捉え、プロとしてそれ以上・それ以下ではない存在となることでお互いの信頼感・責任感を深め、より良いものを提供できるではないかと。おいらは仕事をする上で立場・役割ということをめちゃめちゃ意識しながら日々を過ごしております。知識や技術を持つということも大切だとは思いますが、そこに終始することは自己視野を狭める結果となることが多いのです。それよりも自己を見つめなおし、反省し、高めることで、もっともっとより良い仕事ができるのだと信じております。と、言葉で言うのは簡単ですが実行するのはエライ労力。ただそれをやって当たり前なのがプロ。おいらの思うプロに一日も早くなれればいいな～と思いながらぼちぼちやっております^^

年代を感じさせられる出来事

医療職、看護職、保健職というのは国家資格を持ち、世間でも非常に認知度が高いです。福祉職でも国家資格として社会福祉士、介護福祉士などがあります。介護福祉士は認知度が高まってきておりますが、社会福祉士は知ってる人は知ってる程度。おいらたち福祉職はやはり勉強が足りないのではないかと。勉強といっても医療や保健のことを勉強するのではなく、自分達の分野“福祉”について。医療や保健は専門職がいるのである意味勉強せずともいいのです(笑)福祉の勉強って？一体なんぞや？？？おいら達は相談援助者としてのテクニックやその意識、考え方をきちんと学ぶために、毎月１回市内の福祉職と言われる人間が集まって勉強会を行っております。まあ、その後にみんなで飲むことが主目的なのですが(笑)今回もこの勉強会をしたわけですが、年代による考え方の違いを気づかされました。実はこの勉強会、上は40代、下は二十歳ｿｺｿｺという年代幅が非常に大きいのです。で、その飲み会でのひとコマ。30代後半のベテランワーカーと20代後半のワーカーとの会話の中で、お互い理解できない、納得できないという会話が。その横でおいらは一部始終を聞いておりましたが、おいらは両方ともの言い分を理解も納得もできるのです。で、その後若い方から「どう思います？？？」とおいらにﾈﾀふりが^^;;;おいら自身が思うに、お互いの年代の差なのかな～って感じ。ベテワーカの言うことは数年前は理想だったけど、今は現実となっていること。若手ワーカはそれを自分たちもできると言われても無理なんだと。おいらは“無理”ではないんだろうな～と思いつつ聞いておりました。“無理”ではなく、“難しい”と置き換えればいいんじゃない？ベテワーカはおいら達の年代と一緒に現状を作り上げてきたので、みんなで一緒に考え、一緒に悩み、一緒に調べて･･･という経過があるので、おいらに1言えば10(大げさかな(笑))、8～9のことが伝わる環境にあるんです。なので、おいら達と若手ワーカを一緒にして話をするのが、若手には難しく聞こえるんだろうな、と。ここでおいらがある人から言われた言葉。その差を埋めるのがあなたなんだよ。だよね～。分かってるよ～。知ってるよ～。もう見てみぬフリができない年代なんだよね～(笑)後輩を育てると言えばカッコいいかもしれませんが、数年後の将来、おいらが楽に仕事をするには後継者を作っていかなきゃならんのですよね^^おいら自身が上の人たちにしてもらっていたことを今度はおいらが若手にしていかなきゃ。そうすることで、おいらが楽になるだけではなく、市民に対してより良いサービスが提供できるんですよね^^自分の仕事をきちんとしていればOKという年代じゃないんですよね。市内の状況を常時知っておき、関係者がどのような状況で、どのように立ち回っているかを考えながら仕事をすることが今まではある意味自分の“趣味(任意)”だったのが、今後は“仕事(義務)”になるんだろうなと、改めて再認識させられる飲み会でした^^おいらの能力でどこまでできるのか不安･･･ではなく、理想が実現できるような能力を身に付けなければならない。言葉で言うと簡単ですけど、実行・実践は結構しんどいんだろうな～　(￣- ￣ )ま、やるしかないんですけどね。だって、おいらは専門職、世間からは“プロ”と言われる立場なんですから^^;;;