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カテゴリ:読書
こんばんわ。
今日2度目の日記です。 更新する予定は無かったんですが・・・・(汗) 読み終えちゃったし、面白かったんで・・・・・ またもや恩田陸さんの本です。 「光の帝国/常野物語」 話は ある力を持っている、常野一族の話。 穏やかで知的で、権力への志向を持たずに生きる一族は 人を見通し、癒し、守る。 その不思議な能力はどこから来て 何のために存在するのか? そのためか、一族は過酷な歴史を歩んでいて 今も人々の中にひっそりと生きている。 そんな流れの連作短編集です。 私のお気に入りはセンチメンタルな「二つの茶碗」「国道を降りて・・・」ですね。 「国道」は泣けました。(ツル先生~!!) 怖かったのは「草取り」 読み終わったあと自分の背中に何か生えてないか・・・・・ 後ろを向くのが怖い。 短編集と言っても、あとがきで書かれているように、 これらの話には、全て未来の話があるようです。 作品中の登場人物はきっと恩田さんの中でまだ棲んでいるんでしょう 物語が出来て、 動き出す時を、私は待ちたいと思います。 もう一作目から10年は経っているので、 もうそろそろ書き始めてもらえるのではと期待してます。 楽しみです。 ではまた(^^v お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年05月30日 20時43分52秒
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