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カテゴリ:読書
まだ研修中で、警視庁城西署・霞台駅前交番に巡査見習いとして赴任した高木聖大は、 研修初日から警察手帳に彼女のプリクラを貼っていたことがバレるような、 今風のドジな若者。 同期の三浦はまじめで、熱血。 先輩からの受けもよく、職務質問で窃盗犯を検挙するなど 着実に成果も上げて行っている。 焦る高木・・・・でも、全然何をしても上手くいかない。 結局失恋した腹いせで警察学校に入っただけで 何の目標も無く、未来も見えない。 もう辞めてしまおうか・・・・そう思った時に 所轄の同期見習いが犯人追跡中に大ケガを負ったことで俄然、 職務に目覚める。 いわゆる成長物語です。 読み始めは、全然主人公・高木聖大が魅力的じゃないんです(汗) やる気はなし、流されるだけ、度胸も無いくせに、嫌みは言う。 ホントやな奴。 でも、成果は上がらないけど彼なりに努力はしてるんです・・・・少しずつ。 最初はよその町の風景で、ただの研修の見習いだったのが 歩いて、いろんな事件に遭遇して行くうちに 自分にぴったりと重なって来て、自分の担当地域になって行く。 そして、同僚三浦の事件で 先輩や、他地区の警察官が総動員で犯人を捜す一員になった時 仲間のすばらしさや、自分がどれだけ迷惑をかけ・どれだけ見守られていたのか 肌で感じる。 そこにはミニパトの小桜巡査の登場も清涼剤となって一気に物語が加速して行きます。 読後感は最高!! 続きが読みたくなっちゃいました~ そんな続編は只今発売中 「駆けこみ交番」という題名です。 是非書店・図書館でご覧下さい(爆) では又♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年06月12日 14時39分10秒
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