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2008年10月21日
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カテゴリ:読書

獣の奏者(そうじゃ)(2(王獣編))上橋菜穂子/著

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

傷ついた王獣の子、リランを救いたい一心で、
王獣を操る術を見つけてしまったエリンに、学舎の人々は驚愕する。
しかし、王獣は「けっして馴らしてはいけない獣」であった。
その理由を、エリンはやがて、身をもって知ることになる…。
王国の命運をかけた争いに巻きこまれていくエリン。
―人と獣との間にかけられた橋が導く、絶望と希望とは?
著者渾身の長編ファンタジー。


シリーズ2冊目です。
これで物語は終るのかしら?
どうなのかしら?

王獣の怖さと、かわいさと、聡明さが分かって来たエリン。
その、ワザを使い
隣国との取引にしようと言うもくろみ
裏工作・・・・

最後は一筋の希望が見えますが・・・

ちょっと、ごちゃごちゃしちゃった感じも否めず。

一線を越えてはいけないと言いつつ
エリンはどうしても飛び越えちゃうし。
距離を置きたいけど、やっぱりかわいくてかわいくて仕方が無いのが
手に取るように分かるので
ちょっと物語がブレちゃうんですよね。
それが女性の母性だとも言えるかな?

空を舞い、背中に乗っているシーンは
躍動感に満ちあふれていて、素敵でした。






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最終更新日  2008年10月21日 21時32分15秒
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