Life is journey．

近藤さんの作品を
ガシガシと2作品連続で更新します。

まずは一作目

ヴァン・ショーをあなたに近藤史枝／著

【内容情報】（「BOOK」データベースより）

下町のフレンチレストラン、ビストロ・パ・マルのスタッフは四人。
二人の料理人はシェフの三舟さんと志村さん、ソムリエの金子さん、
そしてギャルソンの僕。
気取らない料理で客の舌と心をつかむ変わり者のシェフは、
客たちの持ち込む不可解な謎をあざやかに解く名探偵。
近所の田上家のスキレットはなぜすぐ錆びるのか？
しっかりしたフランス風のパンを売りたいとはりきっていた女性パン職人は、
なぜ突然いなくなったのか？
ブイヤベース・ファンの新城さんの正体は？
ストラスブールのミリアムおばあちゃんが、
夢のようにおいしいヴァン・ショーをつくらなくなってしまったわけは？…

絶品料理の数々と極上のミステリをどうぞ。

先日読んだ「タルト・タタンの夢」の続編です。
近藤さんの作品って
悪意が無いんですよね。
だからのんびりと読めます。

誰も悪くないって奇跡的だと思う。

そして、三舟さんの告白された後の描写がかわいくって
惚れますね。

でも、甘いだけじゃない。
ズバッと胸に切り込んで来る場面もあったりして。
近藤さんらしい、作品です。
楽しいです。

ご興味がある方はどうぞ＾＾