感謝を込めて
出産は女の大仕事、というけれど、なんとかかんとか乗り切ることができたのは周りの人の助けのおかげだったと思う。つわりの時は前の教会の牧師夫人やWファミリーが食事を届けてくれたり、まなてぃーと遊んでくれた。桃ちゃんママも私たちを家に招いて食事を出してくれた。引越や検診の時、また出産後にまなてぃーを預かってくれたJJ&Cocoちゃま。仕事を1ヶ月休んで手伝いに来てくれたみぃちゃん。優しさに満ちたお祝いのメッセージをメールやコメント欄でくれた大切な友人達。産後うつになりかけの私に、そうとは知らずに優しい絵手紙を送ってくれたTちゃん。楽しい電話で気分を明るくしてくれたえこじたん。アメリカから祝福の電話をくれたカヨ。そしていつも祈ってくれた友達。2歳児なりに私を気遣い、励ましてくれたまなてぃー。私の睡眠不足の解消と、まなてぃーの気晴らしのためにと炎天下の中まなてぃーをミニ動物園や植物園に連れ出したパパ。妊娠してからこの方、マイホーム取得にかかる交渉&手続きや町内会役員の仕事、引越、慣れない土地での生活、難航する友達作り・・・とストレス過多の生活に疲弊していた私を支えてくれた。そして力を振り絞って生まれてきたレミ。振り返って感じることは、人を助けるより、助けてもらう方が難しいということ。一方的に助け続けられると申し訳なくなるし、どうやって御礼をしたらいいかと焦ってしまう。子供のように素直に助けを受けられるといいのだけれど。全てを守ってくださった神様に感謝すると共に、私を助けてくれた全ての人への感謝を忘れないようにしたい。十分なお返しはできないけれど、いつか私が誰かを助けられるようになったときは心を込めて手伝いたい。それまではレミとまなてぃーに「お返し」として、世話をしていけたらと思う。心からの感謝を込めて。