静止する事
二日程家を出てました。(メールは届いてますので明日にでも返信します)ぶっちゃけ師の所で身体に合気を刷り込まれて来た訳ですが(笑)。殆ど動き無し。というか一ミリ単位かそれ以下での『全身一体化』。あらゆる角度からそれぞれ違う意図や勢いでの接触。触れられた瞬間に『静止』しかし『繋がり』はその瞬間で行い相手と一体化、自由を奪う。その後細かい振動無く長時間『維持』。。しかも意図/意思無しで。その繰り返し。自らの感覚を頼りに、彼が納得するまで延々と繋がる。身体に刷り込まれている事が微細過ぎて今の私では殆ど感知出来ない。感知出来てるようでは『認識出来る程』のブレがあるという事。身体が少しでも認識に反応すれば必ず微細ではあっても筋肉反応が出る。それを略完全に無くす。我は無い。しかしそこに『居る』。身体がお留守になっている訳ではないのだ。師が納得した所で終了。静止する、という行為はリラックスしているにも関わらず、繋がりを維持している時のエネルギー消費は、感覚的に走っている時と同等だ。筋肉を極力使わない走り込みで意識と身体を一体化させて練習していたからこそ、二日で合計20時間という『行』を終えて真夜中に4時間ドライブで帰宅する事が可能だった。種を植え付けられたから後はそれが芽生えるのを待つだけ。それまで普通に練習をする。表に出てくるのは一年か二年位だろう。『お前が日本に一緒に来ればなぁ。。袴着てふんぞり返ってる連中が何も出来ずに狼狽する姿が堪能出来るのに。。。お前に技を使えるのは本部役員含めて全員中二人いれば良い方だぞ』だとさ。段位や認可の紙切れなんかアテにならない事は居合の世界で十分に承知してるけどそれにしたって、今の私程度でそれじゃあまりにも悲惨過ぎると思うのだ。確かに師に出会ってから10年近く、正式に弟子になってから5年。。。だが。。。_まだ白帯_だもん(笑)。