『親が離婚した子どもへ・・・』
というタイトルを見つけたのは、15日付地元紙の子育て欄。心t生活の変化に対処を。として“絵本やエッセー相次ぎ翻訳出版”として紹介されていましたので、そのまま引用させていただきます。 『日本では、2005年に親が離婚した未成年の子どもは約26万人。突然家族がばらばらになるショックは大きい。そんな子どもに向けた外国の絵本やエッセーが、相次いで出版された。 元東京経済大教授の前澤猛さんは、2年前に病気で無くなった妻智恵子さんとの日野智恵・健のペンネームで、米国の絵本を「パパとママが別れたとき…」というシリーズ名で翻訳した。離婚に動揺する少女の心をテーマにした「パパ、どこにいるの」、別れた両親の家を行き来する少年の生活を描いた「おうちが ふたつ」、子どもの心と生活の変化への対処法を解説した「恐竜の離婚」(いずれも明石書店)という3冊だ。例えば、「おうちがー」では、少年アレックスが離婚した両親の家を自由に行き来して、自然に暮らしている様子を淡々と描く。 智恵子さんは家庭裁判所の調査官だった。「視察で米国に行った時、親が離婚した子どもたちのための専門書店があるのに驚いた妻が、そこで買い求めた本。いずれも子どもがどうやって新しい幸せを手にするかという内容で、日本でも必要だったと考えて翻訳を始めていた」と経緯を語る。 一方、6歳で両親の離婚を経験した英国の少女、リビー・リースさんが書いたのが、「HAPPYをさがしてあるこう」(メイツ出版)。誰もいない場所で空に向かって石を投げて大声で叫んだり、悲しい映画を観て思い切り泣くなど、つらさを克服する30の方法を紹介している。 メイツ出版の三渡治専務は「親が離婚した子どもが抱える問題に対する世の中の認識は低い。ストレスに正面から向き合った子ども自身の言葉を知ってほしかった」と話している。』 NHKの連続テレビ小説では、主人公と医師の別居結婚が話題になっている。『離婚』となると別居とはまるで意味が違ってしまう。事情は色々あると思う。人のことなど放っておいて!と言われそうだけど、やはり子どもの心が余りにもなおざりにされている気がして仕方が無い。