カテゴリ:技(gi-waza)
![]() ![]() 私の持病は、右膝の他に、右肘があります。 ![]() 膝は、重量級の相手に乗られて痛めたアクシデントによるものでした。 ![]() 一方の肘の原因は、“背負投”です。 しかし、私が肘を痛めたのは、“背負投”が悪いんじゃないんです。 ![]() 私の考え方が悪かった・・・。 ![]() “背負投”は、ご存知の通り、他の技と釣手の使い方が異なります。 ![]() 釣手の力の強かった私にとっては、より、力を活かし易い形だったと言えます。 担いでしまえば、重量級だって、強引に持って行ってました。 ![]() その豪快さが、どこかで自己満足を生んでいたのだと思います。 ![]() 得意になって、釣手一本でもって行ったりと引っこ抜くような強引な“背負投”を繰り返していました。 結果が、“背負肘”です。 肘を90度以上に強く曲げたり、負荷を掛けると痛み ![]() 現役後半は、背負投を掛けることすら出来なくなってました。 そんな経験から、長男が柔道を始めても、“背負投”をやらせませんでした。 自分と同じ目に合わせたくない想いからでした。 しかし、1年が経って、背負投の豪快さに魅せられた長男から、 「なぜ、背負投を教えてくれないの ![]() その時、ハッ ![]() 自分が悪いことを棚に上げて、背負投が悪いかのようにしてしまっていた自分にです。 それからは、肘に負担の掛からない背負投を私也に研究して、長男に教えました。 今では、長男の得意技です。 ![]() 豪快さと、強引さは違います。 背負投に限らず、強引な技で一次的に勝てたとしても、絶対に、シッペ返しに合います。 子供達には、技の理屈を理解して、その理に適った技を習得して欲しいと願っています。 先日、突然、小学3年生の次男が私に話し掛けてきました。 「なぜ、背負投を教えてくれないの ![]() ニヤリ ![]() ![]() よろしければ、一日一回、クリック(投票)して下さい。→ ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.10.22 19:04:07
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