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DISTANCE -道のり-

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2009.10.04
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カテゴリ:日記(diary)
毎日放送の「情熱大陸」と言うテレビのドキュメンタリー番組を観ました。
毎回、様々な分野を取り上げ、そこで活躍する人物にスポットを当てて、その魅力や素顔に迫る内容です。


柔道と同じく日本で生まれた国技であり、武道である剣道です。
しかし、柔道が早くに国際化の道を歩んだのに対して、剣道はそれを拒んでいたことで国際化が遅れていたと聞いたことがありました。

その剣道も今年で、14回目の世界選手権が行なわれました。

3年に1度開催される世界選手権ですが、第1回から第12回まで日本が連覇。
ところが、前回の第13回大会では、初めて韓国に敗れてしまっていたのです。

今回は、「日本の剣道史上、歴史的な汚点」と酷評された屈辱の敗北から3年。
王座奪還を目指す、日本の主将でありエースの寺本将司選手(錬士六段)がクローズアップされていました。

国際大会で常勝の競技を「お家芸」と称したりします。
柔道にしても、剣道にしても日本が発祥国であることから、「勝って当然」のお家芸のように見られる傾向にあります。

しかしながら、剣道も、国際化によって、技の日本人選手と力の外国人選手の構図が出来ている様です。
日本としては、ただ勝つだけではなしに、剣道の発祥国として、その規範の様なものを示すことも使命だったのかもしれません。

そして、今年の8月下旬。ブラジル サンパウロにて第14回世界選手権が開催されました。

まずは、初日の個人戦。
日本人選手達が次々と韓国人選手に敗れる中、唯一、寺本選手だけが勝ち残り、決勝で韓国のエースであり最強のライバルとの戦いを制して優勝します。

そして、いよいよ、翌日の団体戦(5人制)。
前回優勝の韓国と準決勝で激突します。事実上の決勝戦です。

大将の寺本選手に来るまでは2勝1敗1分でした。
寺本選手が引き分けでも日本の決勝進出が決まります。

寺本選手は、引き分けなど狙う素振りも見せず、当然の様に積極果敢に攻めて行き、何度か一本に近い技を繰り出します。
しかしながら、時間切れで、引分。

日本は、その後の決勝戦で大差で勝利して、王座を奪還しました。


昨年のワールドベースボールでは、野球の発祥国であるアメリカが敗れ日本が優勝しました。

国際化が進む競技では、いつまでも発祥国だからと「お家芸」の立場が続くとは限りません。

いや、お家芸は、お家芸として、その強さは紛いではないはずです。
結局は、他の国々が強くなっているのだと思います。
それが、国際化なのだと思います。

柔道ほど、国際化が進んでいない剣道で、この現状です。
日本柔道が苦しむのは、ある意味、当たり前の姿なのだと思います。

しかし、やはり、日本には日本らしい柔道で勝って欲しい。
日本柔道の復活のため、それを支える一員として関わって行けたらと思います。


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Last updated  2009.10.06 23:49:07


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