最近4年の長男もそろそろニュースの内容について質問してくるようになって来た。キャベツの普通はいくらするものなのか、サラリーマン家庭てどんな家庭？などなど。

キャベツは形のあるものなのでお使いに行ったときなど確認できるが、サラリーマン家庭の配偶者控除になると説明も難しい。最終的に「僕んちに関係あることなの？」との問いかけにもう少し説明しても聞く耳があるかもと…

「パパはサラリーマンだから関係あるのよ。会社からのお給料が変わらないのに払わなくてはいけない税金が増えるとママたちは節約をしてお買い物で使うお金を出来るだけ減らそうとするのは分かるよね？」｢うん｣とうなずく。(テレビのバラィティー番組｢一万円生活」にかんしゃ！）

「もっとこれから使えるお金が減ると、ママたちはドライブや旅行などにも行く回数を減らしてしまう。そうするとお店、旅館、ホテル、レストランの人たちの売り上げが減ってしまう。なんとなく分かる？」「うん、うちはディズニー・シーまだ連れて行ってくれてないモンね。｣　　｢…」

｢まあそんな感じで結果的に色々な仕事をしている人たちが節約し、あまりお金を使わなくなってしまう。そうするとその品物を売っているお店の売り上げや利益も少なくなり、洋服、食品などを作っている会社やおじちゃんたちみたいな農家も利益が少なくなり、みんなが節約をしなくてはいけないことになるの。」画用紙にマンガチック絵を描きながらこれをサイクルの図に表し分かりやすいように説明した。

「1つ決まりをかえただだけでこんなにみんなの暮らしが悪くなってしまうなら、これはいいアイディアじゃない。　えらい人たちは大人なのに、何でみんなが幸せになることをしないのだろう。」

最後にぽつんと、「ママが昔みたいに東京の会社に勤めに出て、ファミリーサポートの人たちの家や学童に行くのはもう絶対やだからね！」「そうだよね」

幸いこのとき毎週子供たちが楽しみにしているテレビマンガ「Ｎａｒｕｔｏ」が始まったのでこの会話は終わった。息子とニュースの1つのテーマについてじっくり話したのは初めてだったのと最後の彼のコメントの余韻おもくのしかかり、少々夕べは無口になり、寝起きもヘビーになってしまいました。

週の真ん中から考えるところいっぱいの夜でした。