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坂東市進学塾スタディ・ポート港日記

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2014年10月の記事

全37件 (37件中 1-37件目)

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高校マップ

茨城県の旧第4学区、第5学区の地図です。オレンジで塗ったのが坂東市です。改めてるみると市町村合併で坂東市も私のイメージよりかなり縦に長くなっています。市名のつく高校は「坂東総合高校」のみなのですが、坂東市の中心部よりは14キロ程度あります。また守谷高校も「守谷」と名がつくものの守谷市の外れ、駅からは、かなり遠くなっています。駅近の高校といえば、下妻一高、水海道一高でしょう。一両編成の（編成ではないですね）の非電化鉄道とはいえ、学生の足としては便利です。特に下妻一高は校門から20秒くらい（走れば10秒くらい）なので、もしかしたら、全国で駅から一番近い高校かもしれません。誰か調べてくれないですかね。駅から校門よりも、校門から玄関までの方が遠く、私の在学中は3時5分に6時間目が終了して、3時9分発のトレインに乗る（電車ではない）ために、学年初めに東玄関（駅側）のクラスになるか西玄関（駅の反対側）のクラスになるかは深刻な問題でした。現在は1日8時間も授業があるようなので、そもそも、そんな時刻に下校することは考えられないと思いますが。水海道一高も駅から6、7分程度らしいので、まあけっこう便利です。坂東の人は、どの高校に行っても、通学にある程度の家族の協力が必要なことを考えると、守谷に住んでいる人は便利です。つくはエクスプレスができたものの沿線には、竹園高校を除けば高校が皆無なので、茨城度数が増しますが、ほどほどの進学校として水海道一高は好都合な地理にあります。在学者の数を見ても、水海道の高校というよりは守谷の高校と言えるでしょう。なお、地図で竹園高校の位置がちょっと間違っていますね。駅の南東（地図ては右下）になります。

2014.10.31

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スーパーの惣菜売り場

私、変なところが神経質もので、人がバタバタと歩き回るところに裸で置いてある揚げ物などはあまり買いたくないんですよね。調理している方は帽子、手袋で完全装備なので、なんだかアンバランスな感じがします。その点、マルエツの揚げ物売り場は、ケースに入っているので、かなりマシな感じがします。ほんとはケースの向こうに店員さんがいて、取ってくれるのがいいのですが。坂東のマルエツは、立地が悪い、天井が低くて店が暗い、入ったところがゲームコーナーで買い物感が削がれるといった問題があると思います。その点ヨークベニマルやトリセンに遅れをとっているような気がします。しかし、お刺身なんかは、マルエツの方が品質もよく値段も安いような気がします。あと、乾麺の蕎麦も更科風の白い細ゴムみたいのが好きなのですが、市内のスーパーでは、ここしか置いていない。マルエツは、会社としては都会スーパーで都心部はマンションやオフィスの一階にプチマルエツというちょっと洒落た店舗を展開していて、増税後の業績も地方スーパーと違って好調です。不思議に思うのは、坂東の場合、カスミやK's電気といった茨城発祥企業で他の市町村にあるものがないところです。

2014.10.30

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下妻一高説明会

今日は下妻一高の説明会に来ました。下妻まで来ると筑波山がきれいに見えます。ほぼ全員が国立大学志望ということで、それ向けのカリキュラムが組まれています。首都圏の進学校だと東大の次としては慶応という選択なのだと思いますが（就職先として、三井不動産とか三菱商事とか全日空とかトヨタとか、そういうところを考えている場合は、その方がいい）、地方公立高校らしく、大学の序列としては筑波大＝東大、京大＞茨城大＞＞＞（越えられない壁）＞慶応その他私立大学という扱いになっているように感じます。カリキュラムでは特に数学に力が入っています。難関国立大学の合格者もすべて理系のようです。文系の人は自分自身で勉強時間のバランスをとる必要を感じます。私の在学中は、第一志望を上智の外国語学部や中央の法学部、慶応の経済学部などにしている人も多くいたのですが、現在は、そのあたりは眼中に入らないようです。入試の必要偏差値を満たしている人も学校との相性や将来希望をよく考えてから受験した方がよいと思います。兄弟校である水海道一高は国立大学では圧倒的に差をつけられていますが、私立大学に関しては守谷やつくばの生徒が多いためか下妻一高を上回る面もみられます。カリキュラムや合格実績をみると茨城県の教員になりたい場合には最適で遠方から無理をしてでも通う意味のある学校だと思います。また学校行事の多彩さや女子パワーが凄そうな点は特筆できます。自転車通学者が少ないようです。写真の自転車置場は、私が在学していた頃、近所の生徒ばかりが集まっていた時代に作られたもので、当時は常に満車ではみ出していたのですが、多くの生徒がスクールバスで通う現在はスカスカの状態なっています。

2014.10.28

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中2 英語　不定詞不調→好調

今日の中2英語は不定詞のところを学習しました。この単元はどうも塾で使っている開隆堂の教科書準拠テキストの調子が悪いようです。私も生徒もしっくりこない。前にも書きましたが、名詞的用法の代表例文では、want　 to ～を「～したい」ではなくて、「～することを欲する」→「～したい」と説明してほしいですし、名詞的用法というならば、主語になる場合、補語になる場合も載せてほしいところです。また、形容詞的用法の代表例文がI want something to eat.で、ついている訳が「私は何か食べものがほしい。」では真面目な生徒ほど何だか悩むところです。「食べるべき何か」→「何か食べ物」という説明が必要です。できれば、I have a book to read.のような、もう少しわかりやすいカタチを使ってほしい。教科書非準拠の『新中学問題集』の不定詞単元を使ってみたところ、滞りが一挙にとけて、見事なほどに理解が進みました。仕上げ問題の語順並べ替え、書き換え問題、英作文まで、スイスイとできました。中3の実力テスト水準です。こんなに急転換することは珍しい。中3は入試や実力テストについて説明した上で非準拠テキストを使っているのですが、文法事項の理解、習得には下の学年も非準拠テキストの方がよいのかなと思います。教材会社の担当者によると茨城は準拠、千葉は非準拠テキストが売れるということでしたが、むしろ、入試一発で決まる茨城の方が内申点にとらわれる千葉よりも非準拠テキストを使うべきなのでは？と考えさせられました。それにしても、教育開発出版の新中問、英語はメイン教材で使ったことは一度もないのですが、さすがによくできていると改めて思いました。

2014.10.27

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茨城県立入試　出題予想理科（生物）　Revised

日曜日は土曜日の振替授業を行いました。理科の食物連鎖のところです。ここは、昨年度（今年3月）の県立入試で大きな問題（配点16点）で出題されてしまいました。授業後、昨年度の入試問題をやってもらったら、みなさん、できました。まあ、今度の入試には出ないでしょう。ただ、実力テストでは必出だと思います。理科の生物分野の過去10年の出題をみると以下の通りとなっています。（　　）は学習学年です。動物と植物の細胞（2年）→細胞分裂（3年）→光合成（1年）→血液循環と排出のしくみ（2年）→光合成（1年）→遺伝（3年）→血液循環（2年）→種子植物（1年）→だ液の働き・反射（2年）→食物連鎖（3年）となっています。毎年、学習した学年を入れ替えて出題されています。私が出題者なら、昨年が食物連鎖という生物間の「網」を問うたので、今年は生物間の「進化」（2年生学習分野）の方を問うてみたいところです。この分野は教科書の扱いが多ページにわたるわりには、この10年、大きな問題で問われたことがありません。残りのワンピースということからも臭います。ただ、昨年度はヒトに関する問題が大問だけでなく小問でも全く問われませんでした。生物の小問は１つが「コケ植物・シダ植物」、もう１つが「無セキツイ動物」でした。（両方とも新指導要領で入ってきたところ。）熱心に肺循環だの体循環だの肝臓、腎臓、すいぞうの働きなどを覚えていっても、入学試験ということに関しては1点にもなりませんでした（泣）。だいたい、次の年に役に立つことが多いものです（笑）。ということで、今年度は、「ヒト」に関しての問題、特に一昨年度に問われなかった「血液循環」、「排出（じん臓、肝臓）」のあたりは要注意です。少なくとも小問では問われるでしょう。ここ4年の大問は「ヒト」→「ヒト以外」→「ヒト」→「ヒト以外」という順繰りです。そういった見方をすると、今年度は「ヒト」なのかと思います。それで、こちらを本命に推します。さらに、5年も間が空いたということで、そろそろ光合成のところ（1年生学習分野）が出てもいいと思うので、出題の穴とします。以上、しっかりと教科書を図を含めて読みこんでおきたいところです。理科と社会は英数国と違って教科書に勝る参考書や問題集はありません。出題予想　理科（生物）　◎ヒトの身体（血液循環・吸収・排出）　〇生物の分類と進化　▲光合成

2014.10.26

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中3 数学学診対策

学力診断テストも近いので、数学の大問4と大問5の対策として今日は関数と図形、動点の問題を復習しました。なかなか塾問題と全く同型では出題されませんが、昨年度の県立入試の動点は典型問題でした。それにしては県の報告資料をみると出来が良くないです。ほんと、このあたりは、学校授業とギャップがあって、みんな弱いですね。なお、明日は岩井中学校文化祭のため塾の授業は日曜日に振り替えます。なかなか勉強一本にはなりませんねえ。勉強から目をそらしちゃうなあと。全く関係ありませんが厚揚げ。このようにネギと生姜で醤油をさっとかけて食べると美味しいです。こちらは食品サンプル。うっかり食べてしまいそうです。焦げ目とかネギの散らばり具合とか絶妙です。

2014.10.24

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個別指導

私は個別指導塾の雇われ室長をしていたことがある。個別指導は、縦に多くの生徒を並べてその脇を講師が移動するという形態のところもあるが、多くは、生徒2人を一組にして真ん中に講師が座って両脇を教えるという形態である。私が勤務していたのは後者の形態の塾である。1対1で指導を受けたければ、もちろん料金は特別でグンと高くなる。ただし、どうしても、2人の組わせがつくれないときは2対1指導で申し込んでいる生徒に対して、1対1の指導をしてもよいことになっていた。もちろん、会社の方は文句を言ってくる。経営者としては当然である。私は極力、会社の方針を無視して、1対1の組みあわせを作って授業をしていた。従業員としてはとんでもなない。理由は（１）教室の利益を上げても私の給料に反映されない（２）1対1の方が教えやすい（３）1対1の方が生徒が教わりやすいという3点である。まず、（２）の1対1の方が教えやすのは当たり前である。1限目で小6の算数と小4の国語をやり、2限目で中2の数学と中3の英語をやり、3限目で高３の英語と中1の数学をやり、などということをしていると自分が何を教えているのかわからなくなってしまう。能力の高い先生は別なのだろうが、私にはそこまでの力がない。もちろん、予習なんてできない。アルバイトは時間ぎりぎりで出社してきて、時間が来れば、さっさと帰ってしまう。パートタイマーの労働というのはそういうものだから怒っても仕方ない。というか、大学の勉強や遊び、就活で忙しい大学生に「塾のA君とCさんのことを考えろ。きちんと２時間予習してこい。」なんて言うのは無理である。次に（３）の１対１の方が生徒が教わりやすいというのは、これも当たり前である。たとえば、上記（２）の混乱を避けるべく、脇に座る生徒を両方とも中２の数学にしても、これはこれでやりにくいものがある。私は、できる生徒の方が教えやすいということは特にない。また、そちらの方が好きということもない。だから、どちらの生徒をえこひいきするということは全くないのだが、２人のペースが同時に進められることは、まずない。それは、成績が同程度の生徒であっても同様である。そういう教える側の教えにくさの他に、生徒同士も嫌だろうなと思うのである。自分の望んだ人でない生徒とペアを組んで、そちらに向けて教えている声を脇に聞きながら、自分の勉強を進めるのは。実は個別指導は、なかなか難しい指導形態なのである。

2014.10.24

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予断を持たない、先入観を持たない

私は生徒の能力について予断や先入観を持たないということをを指導の第一方針に掲げている。理想論として、そう言い聞かせているわけではなく経験上たどり着いた結論である。ときどき、保護者の方から「先生からみて、正直、どのくらいの能力なのか言ってくだい。」といわれるのだが、さっぱりわからない。特に高校選択にあたって「ついていけるでしょうか？」という質問には答えられない。高校の勉強は中学とは別物である。高校に入学してから、見違えるように学力を伸ばす生徒も多い。その反対も然り。今日は、これからプロ野球のドラフト会議である。ダルビッシュや田中マー君のようにドラフト1位で複数球団から競合指名を受けて、その通りの活躍を見せる選手がいる一方で、一軍で全くプレーできないまま、億単位の契約金を持ち去るだけの選手もいる。よく言われることだが、大リーグで活躍するイチローや青木は1位指名選手ではなく、たいして期待されてプロ入りしたわけではない。また、投手として一流のメジャーリーガーである黒田も上原も高校時代は補欠である。勉強でも全く同じことがいえる。どのくらいまでできるようになるかは、わからない。ただ、一つ言えることは、「ごまかさない」ということが伸びるためや不可欠な資質であるも思う。

2014.10.23

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岩井一小生、岩井中生交通注意

岩井中正門前から公民館、ベルフォーレ方面に通じる道路が開通しました。それに伴い、新たに交差点が発生しました。新道は真っ直ぐなうえに、当たり前ですが路面状態もよい。また道の高低差の関係で脇からの道に気づきにくいです。そのため、どの車もたいへんにスピードが出ています。小学生も中学生も非常に多くの生徒が利用するところです。十分に気をつけてください。もう少し、看板の数を増やして、注意喚起しても。守ってください。

2014.10.20

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家庭学習

本日の日本経済新聞教育欄から今年4月の調査によると家で復習している中学生が5割を超えているそうです。全く復習していない生徒が2割未満。少しずつでいいので、毎日、やることがたいせつです。毎日、やらなければダメです。当地の場合、学年1ケタ順位の生徒でも定期テスト前に提出ワークの解答をひたすら書写することで時間が目一杯になってしまうくらいですから、まあ、みな似たりよったりだと思います。毎日やることの意味は2つあると思います。一つは、ちょっと見ただけでも、記憶の定着が全く違うことです。そして、中学生の教科書なんて、たいした分量ではないので、その日のことを復習すると隣のページにある前日のことも自動的に再復習してしまえるからです。もう一つは習慣化です。前にも書きましたが、私は中学生のときは一日一分も勉強できませんでした。成績の下降もひどかったです。高校1年生の4月からは毎朝3時半に起きて勉強しました。人間、続かないときは続かないし、続くときは続くものです。このあたりの高校でも高1の4月に勉強合宿をやるところがあります。これは、とても良いことだと思います。もちろん、2、3日程度の合宿で学力が上がるなんてことは考えられません。ただ、1日3時間勉強するということを身体で体験することには大きな意味があります。これから秋冬で部活時間も短くなりますから、帰ってゲームして寝るという習慣を見直してみたいところです。

2014.10.20

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歴史シリーズ空海真言宗

高校入試の特Aランクの出題ポイント、平安時代の仏教です。非常によく出題され、そして、非常に間違いの多いところです。中学生にとっては、こういう事柄は無味乾燥であまり興味がないと感じる人も多いようです。805年　最澄　天台宗　比叡山延暦寺、806年　空海　真言宗　高野山金剛峰寺。（唐からの帰国が806年であって、高野山の開創は816年。）週末の塾授業を中間テスト対策と11月の学診テスト対策に前倒し及び先送りさせていただいて、高野山に行ってきました。恥ずかしながら、どうも今まで、大きな誤解をしていたようです。これまでは、高野山という山の上に金剛峰寺という大きなお寺が一つ建って、そこに空海さんがいらっしゃるイメージでした（下の絵）。けっこう、こういうイメージで教えている人は多いと思います。正しくは、山の下の橋本という町から、カモシカが駆け回るような（見ました）たいへんに急峻な路をケーブルで上がって、ケーブルの駅から、さらにバスで上がると広めの平坦な土地に出て、そこには多くの仏教施設があり、約4,000人の人が生活しています。役所関係は一通り、そして銀行も２つありました。ただし、ほとんど商業施設はありません。仏教施設の一つが金剛峰寺、そこから何十万というお墓に囲まれた長い参道を歩きに歩きます。徳川、武田、上杉、前田、黒田、島津、伊達といった名門大名家の墓所の他に、巨大なコーヒーカップ型の墓石のUCCコーヒー（きちんと巨大な墓石に大量のコーヒーが注がれている）やヤクルト、コマツ、キリンビール、日産、パナソニックといった多くの日本の代表的企業の企業墓があります。企業は一家といった日本的経営の名残を感じます。そして長い参道の奥の奥、空海さんのいらっしゃる「奥の院」に到達します。院内は「荘厳」という言葉でも、まだ全然足りない世界です。当然、撮影は不可です。そもそもカメラを持つ気にはなれないです。身体に真言密教の強いエネルギーを感じます。とにかくすごい空間です。まずは麓から、ケーブルで上がる。これは上から下を見ています。さらにバスに乗り換え。登りきると町が出現する。寺院関係ばかりが案内されているが、小中学校、役場、警察、銀行もある。大阪の難波から南海電車で行ったのですが、1つの車両がほとんど西洋の人でした。宿坊利用者も多いようです。「How do you feel ? 」と聞いてみたいところです。

2014.10.19

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多忙な下妻一高生

昔の話をすることが多くて恐縮ですが、私が在学した当時の下妻一高は帰宅部の方が圧倒的に多かったと思います。ホームルームもなく、掃除もたまに当番が回ってくるだけでしたので、15時05分に6時間目が終わると15時09分発の水海道方面行きの常総線に飛び乗るべく駅へ向かって階段の猛ダッシュが始まります。帰って水戸黄門の再放送（東野英治郎版）見ないといけません。課外は週1回、希望者が数学のみ、宿題もゼロ、小テストもなかったので、楽をしようと思えば、とことん楽な場所でした。高3の秋には教室中を浪人臭が漂いはじめたものです。（私は現役です。）現在は部活加入率も高く、課外も多く、宿題も膨大で、それで現役国立公進学者が100名を超えるのだから、変われば変わるものです。ほんと、どうやって時間をやり繰りしているのでしょう。中学時代は、そうは勉強していないはずです。毎日、目の前をこなすだけで精一杯のはずです。よく言えば、私たちの時代は、先輩を見ながら、同級生と話しながら、いろいろと試行錯誤していた自主性の時代です。おおらかな時代だったのです。

2014.10.17

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奥村氷店の焼きそば

月に3回程度食べている奥村氷店の焼きそば。ずっと前から食べているのですが、テレビに出てからお客が増えているようです。コンビニやスーパーとは違う玄人の味。ソースと食感。くせになる美味しさです。街の中の存身堂医院のそばです。

2014.10.16

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イーアスが苦手

つくば近辺の人には説明不要でしょうが、研究学園に「イーアス」というたいへん横に長い（広い）ショッピングセンターがあります。大きな書店があるので仕方がなく行くのですが、施設内はガサガサとしていて落ち着きがなく、何回行っても馴染めません。レストランも私の舌の問題なのか値段のわりには、あまり美味しくないところが多いような気がします。郊外にこれができてよかったことは、旧中心部の筑波西武が空いていることです。休日でも閑散としています。個人的には、これくらい（6階建て程度）のこじんまりしたデパートが好きです。筑波西武からライトオン本社、筑波センタービルあたりのデザインはとても美しく思います。旧中心部の商業施設にも頑張ってほしいところです。

2014.10.14

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台風前に

ネットで雲の動きや量を見ながらでしたが、なんとかテスト前授業を終了しました。授業が終わったとたん風が吹き出しました。送迎ありがどうございました。運動会の早かった学校は、授業が進み、なかなか本格的な内容になってきています。明日は休校のようですので、自宅でしっかり学習してください。明日は塾の用事で流山に出かけますが、できるだけ早く戻りますので、わからないところがある場合はご連絡の上、来塾ください。なお、3年生は通常通り授業があります。

2014.10.13

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中2 英語プリント

なんとか、雨も大丈夫そうです。今のところ。現在、2年生のプリント作成中。これは共通版です。これから、中学校別のをつくります。定期テスト対策はやらないといいつつ、今日は全学年授業しているので、他塾が休塾の中、うちが一番勉強してるような気も。

2014.10.13

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10月13日月曜日現在のところ

中間テスト前なので、現在のところ、3学年とも通常通り、実施する予定です。特に中3の英語は、ふだんは教科書準拠をやっていないので、今日、集中的にやります。文法的には学習済みのところぼかりですが、最近は分詞ばかりやっていたので、復習にもちょうどよいと思います。台風の動きによっては変更の場合があります。その場合は個別にご連絡申し上げます。

2014.10.13

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茨城県って、どこ？

高校入試の社会の問題には、県名や県庁所在地の問題が出題される。関東地方以外の中学生に茨城県の位置を尋ねたら、正解率は相当に低くなると思われる。なんといっても、全国魅力度調査で47都道府県中、47位である。（2年連続）私が大阪や神戸で働いている頃、「育ちはイバラキです」というと、多くの人がまず「茨木」（大阪府茨木市）をイメージしたものである。「いや、違います」というと、「はぁ？茨城、どこや、それ」ということになる。確かに、名城・旧跡や温泉があるわけではない。夜景があるわけではない。おしゃれな街があるわけではない。名物と言えば、納豆くらいのもの（臭）。しかし、農業生産額は北海道を除けば、全国1位、これは重要暗記項目ですよ。などと自虐的な気持ちで、朝日新聞出版から7月に刊行された『日本の絶景＆秘境100選』という本を本屋で手にとってみたら、なんと100選に「袋田の滝」とともに「ひたち海浜公園」（写真）が出ていたのである。100選に２つ。すごいじゃないですか。灯台もと暗し、私は5月に行ってきたのにもかかわらず、特に何とも思わずに（あまり感動もせず）適当に撮った写真をスマホに残していたのである。とにかく広いです。

2014.10.13

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他市の塾の先生と情報交換会

今日は、他の市の塾の先生方と情報交換会が開かれました。坂東市に住んでいると、中学生・高校生の学習意欲というのは全体的にも減退傾向なのかなと思ってしまうのですが、必ずしもそういうわけではないようです。お話を伺うとどの地域も熱意のある生徒が多いようで、日本の未来ということを考えたときには頼もしく思いました。県西地区については、中学校によって凄まじく差があると思いました。県平均が290点ということはそれを上回る中学校もあるわけです。つくば市などの都市部にかぎらず、意外と思われるかもしれませんが旧町村の中にも、けっこう学力の高い中学校もあります。結局、生徒のモチベーションをどれだけ作れるかの問題です。特にたいせつなのは小学校での基礎学力の養成と中1での導入でしょう。中1のときは、部活時間を減らしても、そして、少々強引でもむりやり勉強に引っ張りこんでしまう方がいいと思います。習慣づけができれば、中2以降、部活時間を増やしても大丈夫です。高校の合格ラインについては、どこも私が思っていたよりも高くて、ちょっとビックリしました。やっぱり、下妻一高は実力テストで不調の時でも400点ないと安心しては受けさせらないと感じました。ちょっと、母校をなめていました。それと県南の中学校の中には、県立高受験者に半強制的に点数開示を受けさせ、中学校が完璧に当落情報を把握しているところも多いということが意外でした。岩井の場合は生徒自身も何点で受かったか知らない生徒が多いと思います。塾の先生の間で、入学させたあとの生徒対応について牛久栄進高校の評価が高いこと、土浦一高や竜ヶ崎一高は高2段階ではまだ文系、理系分けないこと（私はこれに賛成のですが塾の先生の多くは反対）、つくば市では主婦の傍、超少人数限定で教えておられる方がいることなどいろいろと「なるほど」ということが多く、とても勉強になりました。

2014.10.12

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中2 関数と動点

今回、東中のテスト範囲の関数と動点、三角形の面積の変化。さらに、自転車で公園まで行って戻る関数とグラフ、先に出発した兄を弟が追いつく関数とグラフ。水槽に水を入れて抜く関数とグラフ。茨城県立入試の中核です。関数と動点に関しては異様に固執してきます。もう、茨城県の数学に関しては、ここを得意にできるかどうかにかかっているといって過言ではありません。

2014.10.11

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中学理科細胞分裂遺伝

今日の中3は細胞分裂、生殖、遺伝、このあたりをやりました。昨年度の生物分野は食物連鎖、一昨年度はだ液、肺胞、反射といった人の身体についての知識が出題され、今回学習中の遺伝のあたりは小問でも問われませんでした。ステージの裏で出番待ちです。そろそろ大きい16点問題で来そうに思います。少なくとも小問のチョイ役では出て来そうなので、しっかり抑えたいところです。

2014.10.11

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事業環境

茨城県の県立入試の平均点は293点である。一方、通塾の中心となる中学校の3年生の県版実力テストの平均点は200点割れ寸前である。直面する環境は所与のものなので、そんな中で何ができるか、役割は何かを考えていかないと思う。一晩中、真剣に考え込んでしまった。

2014.10.11

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Our soccer plays

Our soccer plays.実は中学生がよく書く出鱈目な英文を作ろうとしたのですが、無意識で書いたら、とりあえず英文として成り立つようで驚きました。「私たちのサッカーは遊ぶ。」擬人法。本当は「私たちはサッカーをする。」という文章で、中学生がよくやる誤りを書こうと思いました。まず、代名詞。主格も所有格も目的格もその場の気分。私たちは→weだったようなourだったような。よし、ourにしとけ。あとは日本語の語順に英語を合わせて、soccerとplayだ。なんか動詞にはsをつけろみたいなことを言ってたな、よしsつけとけ。こんな感じです。これを「私たちは日曜日にサッカーをします」という日本語を直してもらうと以下の通り。Our Sunday soccer plays.もう何がなんだか。もちろん、塾では、中学生にこういう傾向があることをわかったうえで、よく理解してもらって練習しています。それでも、「I　　like he.」（私は彼が好きです。）のような英文が出てきます。目的語という感覚よりも「彼が」＝「he」という感覚が強く出てしまうことがあるようです。塾では、「like」を「～を好む」、「want」を「～を欲する」というように教えています。いよいよ、中2生が不定詞の単元に入りました。教科書の名詞的用法の例文が「I　want　to be a doctor.」です。訳が「私は医者になりたい。」それでもって右脇の解説には「～することは、to＋動詞の原形であらわす」という解説があります。かなりアタマの良い中学生でも混乱します。これは、名詞的用法の1つ目の例文としては非常に教えにくい。原形のbeが中学生にとっては難しいところですし。そりゃ、教科書を作っている人にとっては当たり前のことなんでしょうけど。

2014.10.10

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積読（つんどく）

おそらく日本で一番積読（つんどく）になっているのが村上春樹でしょう。かくいう私も。読まないままだと、とんでもない資源の無駄使いです。村上春樹は初期3部作（『風の歌を聴け』、『1973年のピンボール』、『羊をめぐる冒険』）で終わっていると思っているのは私だけでしょうか。『羊をめぐる冒険』で、北海道の奥地で鼠が消え去り、「ああ、これで終わっちゃたんだな」と涙したところで、私の村上春樹は止まっています。そのあとで、おもしろかったのは『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』と外国の旅行記、滞在記くらいです。私は、1990年前後に神戸に住んで神戸港で働いていたこともあり、神戸の港と街を舞台にした『風の歌を聞け』の世界はとても好きで、ときどき手に取り、何年かに一回は読み直しています。高校生には、『風の歌を聴け』の英語版『Here the wind sing 』がサイドリーダーとしてお奨めです。とても読みやすい英語です。散文的ですが、奏でられる断片の一つ一つが心につき刺さり、作品全体として哀しくせつない余韻を残します。

2014.10.10

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坂東東中学校　学校と塾の役割分担例

現在の2年生は坂東東中学校から3名ほど通塾していただいている。この中学校は、全学年で、クラス対抗の計算コンテスト、スペリングコンテスト、漢字コンテストをやっているようである。中2生特有の中だるみがないわけではない。それでも、抜き打ちで2、3か月前に学習した英文法や単語などの確認プリントをしてみると、文法でちょっとした混乱を起こしている場合はあるが、わりとすぐ修正可能な範囲である。本人たちも「ああ、そうだったな。」と納得する。英単語についても、一定の記憶はきちんとあって、間違っている単語も今一歩の惜しいところで、塾での確認テストが有効である。数学も基本計算は問題なくできる。漢字も塾では毎週20問ずつ読み書きしているのだが8割程度はできるので、欠けているところを塾学習で補充するのにちょうどよい。塾としては、学習の「骨組み」と「材料」は学校の方で与えてほしい。材料を組み合わせる、骨組みを定期的に点検する、骨組みの上に入試に向けて精緻な細工を乗せる、このあたりが本来の塾の役割である。学校と塾が巧くリンクできればというのが希望です。それができないと物凄いストレスになります。坂東東中学校は、8年前の開塾当時は、常総学院の学力特待などの他に、1学年20名程度が水海道一高に進学していた。（当時の生徒数は70名前後）。周りは田んぼや荒野しかない小さな中学校なのに同一学年から同時に東北大学に3名が合格している年もあったと記憶する。高校の先生方が注目していた中学校だったのである。ここ2，3年、落ち込みがひどく一昨年度は（竹園へ行ったり、私立が多かったりはしたものの）水海道一高への合格者が2名しかいなくなった。それが昨年度は水海道一高へ11名合格した。生徒数が学年あたり50名前後まで減少していることを考えると、約2割、ずいぶんと戻してきたと印象がある。現在の2年生も、今のところ、引き続き、高いレベルが維持されているように思う。学校に乗っていて頑張ってほしいところである。

2014.10.09

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二流の私

昨日、新聞の書評論に以下のような本が10万部突破したと紹介されていました。『なぜ一流の男は腹が出ていないのか』私が8年前に当地で開業したときは、体重が64kgでした。腹回りは76cm。塾を開くにあたって、新調した78cmのズボンを詰めてもらった覚えがあります。現在は76kg。腹回りは85cm。この85cmというのは、市の健康検査でメタボの指導が入るかどうかの境界線で毎年、計測のお姉さんとの攻防があるところです。けっこう非情なんですよ、これが、5ミリくらいまけてよ、とシミジミ思います。このところ、検査日の10日くらい前から、食事を制限して、長い距離を早足で歩いてます。ボクサーみたいです。確かに脂身で体重が増えると、身体が重く動きが鈍くなりますので、二流になりやすいかと思います。気をつけないといけないと思います。

2014.10.09

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中学3年の保護者のみなさまへ平均点の確認

昨年度（今年3月）の県立入試の平均点は、国語63点、社会59点、数学54点、理科56点、英語61点で五教科合計で293点です。（少数第一位四捨五入）。前年が283点、前々年が291点です。近県に比べると基本的な問題が多く異様に高くなっています。実力テストは、出題形式を見ればわかる通り、茨城県版であり、概ね、このあたりの点数を頭において作られています。茨城県の場合、ここ3年の入試の平均点が200点とか210点とかではありませんので、その点をよく注意して、実力テストの成績表はご覧になる必要があります。特に理科のレベルが著しく低い学校があります。理科は、本番で得点源にしてくる生徒が多い科目なので本格的に備えていかないと大きな差をつけられてしまいます。ほんと、真剣にならないと、やばいですよ。まじです。

2014.10.08

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茨城全県模試のお知らせ

茨城県の場合、埼玉県の北辰テストや千葉県のＶ模擬のような全県の中学生がみんな受験する模擬テストがありませんでした。今回、県内No.1シェアの茨城統一テストとNo.2シェアの茨城新教研テストが合同で全県模試を実施することになりました。上の写真のパンフレットは新教研が県内の中学校へ送っていますので、校長先生が、こういうものに参加して学力が上がるのは、いいことだという方針の場合には学校で受けとった方もいるかと思います。これまで、茨城統一テストの方は単独で受験者1万人キャンペーンを行いましたが、わずかに未達でした。今回、両社が合同でテストを実施することにより、1万人超えが見込まれます。県立入試の受験者は2万２千人程度ですので、大きな母数での順位と偏差値が出ることは入試に向けての役立ちは大きいと思います。パンフレット上の会場模試は11月9日になっていますが、当塾では、11月上旬に県内の中学校で一斉に実施される「茨城県学力診断テスト」対策として、11月2日（日曜日）に実施します。受験料は、塾内なので税込4000円です。塾授業の方への勧誘は行うことはありません。テスト受験希望の方は以下の電話番号にご連絡ください。 0297-36-0768 坂東進学スクールです。（受付時間10:00〜21:30）

2014.10.08

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中学英語　主語と述語？　間違いについての考察

中学生の英作文で間違いの多いものの１つが以下のようなものである。例１）彼は忙しい。→　 He busy. 　（正しくは He is busy.）例２）私たちは若い。→　　We young. 　（正しくは　We are young.)なぜ、このような間違いをしてしまうのかについては、中学1年生の学校授業で、is=です、are=ですと教えるからだと思ってきた。だから、「彼は生徒です。」についてはHe　is a student.と正しく書ける。しかし、どうも最近、それだけではないことに気付いた。それは、真面目で真剣な生徒ほど、この点で深く悩みがちだからあるからである。「主語」の対義語を国語辞典で調べたら「述語」とある。そして、小学生のときから文章については、主語がどれで、述語はどれ、というのを考えてきた。そういう観点からすると、「私は走る。」という文章は、「私は（主語）、走る（述語）」であり、また「私は若い。」という文章も「私は（主語）、若い（述語）」なのである。つまり、同じ構造の文章としてとらえているのである。だから、「彼は忙しい。」は、なぜ「He busy.」でないのだろう？？？、と悩むことになる。is は「です」と教わったはずだし。英語の教授者からすると、I　run. は何の疑問も抱くことなく、I（主語）、run（動詞）なのであるが、小学生から上がって間もない中学生前半の場合、「主語＋動詞」という説明を不自然に感じるのは当然なのかもしれない。中学も後半になって、偏差値が60を超える程度の生徒になれば、このあたりで悩むことはないのであるが、初めのうちは教えるにあたって注意が必要なポイントである。いや、実は私も、自分ではあまり深く考えたことはなくS、Vとやっていたのである。なお、中学英語の文法が完璧に理解できた生徒に対して、改めて日本語の品詞を教えるのは、これまた厄介なのである。その話はまた別の機会にします。

2014.10.07

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やはり疲れ気味のようで

さきほど、テスト及びテストの解説が終わりました。復習がたいせつなので、解説をつけているのですが、さすがに、ちょっと集中力が持たないかなあ。よく勉強法を聞かれますが、県立入試対策としては、模試や実力テストの復習にまさるものはありません。私は高校のときは、日曜日ごとに東京で模試、月曜日は欠席して自宅で朝から晩まで丸一日かけて、じっくり復習していました。当時の下妻一高はホームルームもなく、大学のような感じの科目ごと単位制だったので、みなあまり登校せず、それで全く問題がありませんでした。世界史のクワハタ先生なんて、「その空いてる席だれだ？」という出席の取り方なので、みんなベランダに机とイスを積み上げて脱走していました。教室がスカスカ。たまに登校しても早退してしまい昼間から誰かの家の離れで飲酒していました。離れとかも今はないですね。実にいいかげんな時代です。話がおかしな方向に流れました。

2014.10.05

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試合運び

テストは野球やサッカーの試合と全く同じです。9回なり、90分なりが終わったときのスコアが問題なのであって、いくらホームランを打ってもオーバーヘッドでシュートを決めても負けたら話になりません。試合運び、ゲームの組み立てという考え方がたいせつです。見かけは脱力しているのですが、終始、真剣に落ち着いている人もいます。冷静なのか覇気がないのかの見極めはコーチにとって肝です。本格派を志向するなら真っ正面から全問を解いて100点を狙いにいきたい。数学は昨年度の入試では総受験者21624名中、14名が満点です。90点超もごく一部です。満点者は何校かで分け合うので、水戸一や土浦一だって数名しかいないわけです。私の勝手な解釈としては、県教委が教員も解けないような超難問を全体の中に埋め込む意図は、一つには数学の高度な資質を測るという目的、もう一つにはそれを捨てる事務処理能力を試すという目的があるのではないかと思います。現実的には水海道一高なら70点、水海道二高、境高なら60点、下妻一高なら78点（他の科目で取れるなら70点）あたりが目安です。そうすると自ずと作戦も変わってきます。毎年、上位校受験者で、あと3分しか残っていないのに、大問7と大問8に行けない生徒がいます。大問8の⑴はボーナス問題なのに、もったいない。時間を忘れて難問に固執、あるいはなんとなくズルズル時間がかかるというのは意外と頑固な癖なので、脇に座って、ホラホラホラと言いながらペースを覚えてもらうときもあります。数学で偏差値65は難しいですが、偏差値60は、それほど難しくありません。

2014.10.05

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入試昼食休憩

セブンイレブンで中華丼を買ったら、つけてくれたのがスプーンではなくてお箸だったため、食べているうちに中華丼がおじやに変身していきました。まあ、これはこれで美味しかったです。それはそうと、茨城県立入試は午前中に英語、国語、数学の3科目、昼食後、午後に社会、理科です。このお昼の使い方は意外とたいせつです。同じ中学から何人も受けると余計なお喋りになりますし、単独受験の場合は勢力の大きな中学の生徒に押されて孤独と不安に陥りがちです。昼休みに絶対してはいけないのが直前の数学について友達と話したり、解き直しです。 3番の（2）は47度じゃね？なんて騒ぎまくっているヤツほど、6番、7番、8番が完全沈没しています。なぜか、特定のミクロの部分が声高に話題になりがちです。ふだんは実力テストの復習ほどたいせつなものはないのですが、試験当日は気持ちの切り替えを早くして目の前の一科目に最善を尽くすだけです。問題の難易度は年度によってさまざまで全ての科目が終わって、さらに採点が済んでみなければわかりません。何回か本番と全く同じ時間帯でやってみます。市内では聞きませんが、近隣では、中学校の制服を着てきてもらって模試をやるところも少なくありません。

2014.10.05

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中3 茨城統一テスト

雨の中の休日、保護者のみなさまにはご送迎ありがとうございます。英語の聴き取りテストのお姉さんが風邪気味ぽいです。生徒でも体調を崩している人が多いようです。天候不順なので、気をつけてください。国語の読解問題は、正しいものを選びなさいという問題が多いですが、発想を変えて、正しくないものを切っていくという方法もあります。茨城県の場合は、問題のつくりが甘く、誤答からは嫌な臭いがします。本格的な問題になると、消臭してから、さらっと誤答を並べておきますが、茨城はそこまではしません。厄介なのは、問題そのものは難しくはないのですが、1問あたりの配点が5点、6点と大きいことです。慎重を期したいところです。

2014.10.05

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中学3年中学2年関数自動復習

日曜日に3年生は茨城統一テストを行います。授業時間を潰さずに試験を実施します。いつものことですが、大問4と大問5は関数です。今回の範囲は、まだ2次関数には入らず1次関数のようです。大きな配点ですが、実は、このまま2年生のテストに使えます。あとで、2年生にやってもらおうと思っています。今日の授業も前回に続き2次関数の応用です。関数の応用問題を解くことによって、方程式から、三角形、四角形、動点と満遍なく復習できます。数学と英語は、ある単元が別の単元の自動復習になりますので、一回ごとの授業が無駄になることはありません。こっちの方が向く生徒もいるようです。理科なんて、毎年、ずーと地震のところを熱心に学習しているのですが、大震災のあとは、小問（2点分）の出題さえありません。かすりもしません。以前は、ボーンと配点16点で出ていたのですが。電力も本格的な問題としては、出そうで出ないですね。まあ、電力の方は今年は来ますよ。電圧、電流、抵抗から電力、電力量まできちんと計算できるようにしてください。せっかく勉強したのに出ないという点では、社会と理科は労力に対して効果の少ない科目です。（たぶん、反論多数）

2014.10.03

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中1生　水海道一高・下妻一高の受験を考える受講生募集

現在、中学1年生は大幅に学校進度の先を進んでいます。そのため、応用問題にもじっくりと時間を取ることができます。この学年は、できれば以前のように「学校の浮きこぼれ数名」の少人数集団で、かつ、個人の理解度合いをきちんと確認しながら、やっていきたいと考えています。当地での9年間、年々、地域の学力は沈下してきているのが現状ですが、一方で私の方はノウハウが積みあがって参りました。県立入試の評論本も書けるくらいです。偏差値60の生徒が7〜8名集まれば、効果は、絶対に個別よりも教室授業の方が上がります。周囲の空気、授業のリズムというのは軽視できないものがあります。進学校に進学する最大の意味は、カリキュラムがどうのとか、いい先生がいるからとかではなくて、良い影響を与えてくれる同級生や先輩がいるからなんです。

2014.10.02

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9月読書日記　『梅棹忠夫の京都案内』

『梅棹忠夫の京都案内』（角川ソフィア文庫）秋の観光シーズンということで、書店の旅行雑誌コーナーに行くと京都特集、京都本がとても多い。私の京都おすすめ本は、この梅棹忠夫氏の京都案内である。この本は1987年に刊行されたのち、文庫化された本だが、現在では、出版社がこの内容で出版させるかというとおそらく難しいと思われる。言論も不自由になったものである。著者は、1920年、京都西陣生まれ。京都大学教授から国立民族学博物館館長、京都大学名誉教授。民俗学の大家である。内容を簡単にいってしまえば、田舎者が物見遊山で京都に来て野卑な振る舞いをするのは京都人の日常生活にとってはなはだ迷惑なのだということである。一部引用する。（ひらがなが多いが原文通り）旅行者のあしらいかたについては、たしかに、京都にはながい伝統がある。それを端的にあらわしているのは、「おのぼりさん」という概念である。（中略）東海道ののぼりくだりに関係なく、東京からであろうが、九州からであろうが、京都ではすべて、のぼってきたひと、つまり「おのぼりさん」としてあつかわれるのである。おのぼりさん概念の中核的原理になっているのは、市民生活からの隔離ということなのだとおもう。旅行者と市民とのあいだには、どうせこえることのできない溝あるいは堀がある。あるいは教養の差がある。堀の内側には伝統ある都市としての、たかい「文化」にみちた生活がある。おのぼりさんは、京都にきて、みてあるいてもかまわないけれど、この堀のなかまでふみこんできてもらってはこまるのだ。かれらのためには、堀のそとに、かれらのよろこびそうなものが展覧してある。堀のそとにあるのは、「観光」である。（以上、引用）。その他にも、修学旅行生は京都に来ずに熱海や別府に行け、とか世界じゅうどこの人形も京都の人形を見たらただの木偶（でく）に過ぎないとか、ここまで言われると、むしろスッキリする。今や、京都の有名観光地に行くと中国に観光に来たかのような錯覚に陥ることが多い。前後左右から聞こえてくるのは中国語ばあかりである。国勢を表しているのか、着ているTシャツも日本でいえば伊勢丹で3万、4万としそうなもので、話し声の大きさ、足音の大きさとも段違いである。梅棹氏は1986年に失明をしたあと2010年に90歳で亡くなられた。この本を著してのちも専門の民族学については口述筆記で本を書いているが、京都についてまとめたものはない。「私の住む町」としての京都を深く愛していた氏が近年の京都をどんな思いで（心で）眺めていたのだろうか。

2014.10.01

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良い集団　良い生活　良い学習

今回のタイトルは私が言ったことではありません。常総学院の説明会のお話で、なるほどな、と思ったものです。高校生クラスについてのお話だったのですが、そのまま中学生にも当てはまりそうです。以下、私のメモより。1年生の夏までに学習習慣が固定化してしまう。1年生の夏までに、平日・休日の生活習慣も固定化してしまう。また、1年生の夏までに友人関係など帰属意識も確立してしまう。だから、学校というのは1年生の前半が勝負なんですよ。というお話であった。これを当地の中学校に当てはめると、まず、1年生のときは、新学期が始まっても、なかなか授業が進行しない。生徒はグタグタするのに慣れてしまう。そのうち、日が延びるとともに部活時間が長くなり、帰るとぐったり。ぐったりはしているのだけれども、スマホは絶対に手から離れず、ゲームに多くの時間が費やされる。眠い目をこすりながら、また1日が始まる。周りに勉強しているような友達もいないし、中学校は小学校のときのような毎日の小うるさい課題はないし、親も「まあ、こんなもんか」と思ってしまう。中1の後半には実力テストでは、各教科も50点取れていればよい方で、30点くらいなんだけど、みんなもそうだから、まあいいか・・・塾が相談を受けた時には、学力については「病気の状態」がほとんどである。中学生の生活習慣病である。勉強法がどうのというよりも、まず生活習慣を改善することで成績は向上するはずである。

2014.10.01

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