坂東市進学塾 スタディ・ポート 港日記

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• 勉強時間

  私は高校1年生になってすぐ平日は早朝に勉強するようになりました。午後7時半に帰ってきて、風呂、飯で9時には寝てしまいました。そして朝の3時20分頃の新聞配達のガタンという音で起き出して3時半から6時半まで約3時間、英語半分、数学半分です。英語はその日の予習をしていました。英文を写して辞書を使って訳をつけて学校の授業で確認していました。英語は予習の方が有効です。（良い先生がいたんですよ。）数学は復習です。教科書の問題を解いていました。休日は午前か午後のどちらかに平日はできない英語・数学以外の科目をやっていました。早朝学習のメリットは1日のスタート、心に負担のない「無」の状態で学習が始められることです。デメリットは「もう少し考えたい、もう少し問題を解きたい」と思っても登校しなければいけない時刻が来てしまうことです。メリット、デメリット比較するとメリットの方がずっと大きかったように思います。夜は頭も身体も1日の学校生活のあれこれを引きずって疲れていますし、エネルギーが枯渇気味の状態で勉強しても効果的でないような気がします。高校はほとんどの人が中学の時よりも通学距離が長くなるはずです。早く自分に合った時間の使い方を見つけてほしいと思います。ほんとうにラッキーだったのは私が通っていた頃の下妻一高はいっさい課題もなければ小テストもなく全ての時間を自分の思う通りに使えたことです。1ヶ月、1学期、1年という単位で自分自身で学習を進めることができました。駿台模試よりも難しい自製の実力テストが年4回ありました（なぜか実力テストだけ校内順位を出して張り出していた）が、そこを基準に勉強していました。なので「勉強がたいへん」と思ったこともありませんし、3年生のときは休日は1日12時間くらいは勉強していましたが趣味に打ち込んでいるようなもので義務的なことはなにもありませんでした。正直なところ現在の県立進学校だと体力的にも能力的にもついていく自信がありません。

  2024.03.26

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• 下妻一高　粘り強い進学実績

  2024年　下妻一高　難関10大学＋筑波大合格者北大1、東北大5、名古屋大2筑波大15（うち医学部医学科1）地域の小学生が激減している状況で上位層は中高一貫に優秀層を先取り確保され、高入生も私立が特待で早めに囲い込み、高校入試の倍率もなかなかつかず入学時の学力レベルは下がっているのではないかと思われます。それにしてもこの高校は不思議な高校で苦境に陥るかと思われるたびに何度も息を吹き返して百何十年、相変わらずしぶとく進学実績を維持しています。20年以上前に公立高校でスクールバスを最初に導入したのも下妻一高のはずです。昨年度は女子バスケット部がウインターカップで公立高校としては異例の2勝を挙げました。また野球部OBの加藤孝太郎投手が1年間早稲田大学のエースとして活躍し優勝のかかった早慶戦に先発。高校時代に加藤君の女房役だった牧島捕手も横浜国立大学の主力選手として神奈川リーグで優勝争いをする活躍されています。文武にわたる母校の益々の発展を願ってやみません。追記）公立高校に限ると、日比谷、横浜翠嵐、県立浦和、県立船橋、湘南、北野…難関大学ランキングの上位校は高入生のみ全員が3年間の高校なんですよね。千葉では中高一貫を導入した県千葉が県立船橋に完全に抜かれてしまいました。私の受験生時代には考えられないことです。茨城県はどうなるのか。先行した日立一は上手くいったようなので他も興味深く見守っていきたいと思います。

  2024.03.22

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• 入試は相対的なものではあるけれども…

  今年の中学3年生の学力はこれまでに比べてかなり低めなのではないかと思う。この近隣だけでなくおそらく茨城県全体としても同様のはずだ。全国的にどうなのかはわからないけれども茨城県内で現場に触れている関係者ならそんなに異論はないはず。「低め」というのは平均点が低いというだけではなく「超」がつく上位層を除けば県全体における「上位層」の厚みもかなり薄くなっているように思われる。つくば地区は人口増加で質の低下を数で補えるかとは思うけれどもそれでも竜ヶ崎一、牛久英進、下妻一、水海道一このあたりは入学者を迎えたあとに先生方が「？」と首をひねることになると思われる。数で補えない県南以外の地区はなおさらである。もちろん入学試験というのは相対的なものなので自分が90で相手が100なら負け、自分が50で相手が40なら勝ちという性質のものではある。学力的に下妻一も水海道一も来年度からではなく今年度から定員を減らしても良かったのかもしれないけれども旧定員で受けられる今年度は「ラッキーイヤー」ではある。目指している人はまだこれからの勉強でどうにでもなりそうだ。頑張ってほしい。現2年生（来年の3年生）はさらに角度がついて学力が低下しているはず。今年の甲子園はホームラン数が飛ぶボール最後の年にもかかわらず減少し、有力私立高校が県予選で次々と敗退し、最後は慶応高校が優勝するという異例の年となった。プロ野球のドラフトも今年は高校生ではなく大学生に集中すると言われている。大学生の好投手が例年になく豊富なこともあり。どの学年・時期にコロナ（による活動自粛）とぶつかったかは運・不運があり、またもともと本人が生まれながらに持っていた能力に変わりはないので何事も今後の努力の仕方によっては今後伸びてくるのではないかと思う。ただ全体的な傾向として何事につけ2020年あたりにダラダラしてしまった後遺症というのは長く続きそうではある。（なお、2021年の茨城県の大学入試結果というのは過去に類を見ないほどの好結果だった。特に水戸一高。茨城県にかぎらず全国の公立高校が難関大学の受験で健闘した。それは当然のことで来年東大や京大を受けようとしている人で高3の春に何をしたらいいか分からない人はいない。自分もそうだったけれども大きな問題は通学や学校行事、部活動による時間不足。3月、4月、5月、好きなように自習していいよと言われりゃ、それは健全な高校生活かどうかはさておき学力は確実に上がる。昔と違って今はコミュニュケーション手段はあるから2年生までで人間関係が築かれていれば孤独に陥ることもなく情報が不足することもない。この学年の人たちは大学入試にかぎればラッキーだった。）

  2023.09.07

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• 高校野球にも格差社会

  夏の甲子園で慶応高校が決勝に進出しました。慶応高校のメンバーにはエースの小宅君ほか栃木の子が３人いるのでいわゆる野球特待（学費免除）のようなものがあるのかの思ったら、部の公式のホームページに「学費免除や部費補助はいっさいありません。」と明記されています。授業料そのものがベラボーに高いうえに下宿費用、用具費用、遠征費用入れたらいったいどんだけ金がかかるんだという話です。首都圏で自宅通学ならともかく地方からだと、年に400万や500万は「軽く」出してやってもかまわないくらいの余裕がないとなかなかやれないかなと思います。野球解説者の高木豊氏がYouTubeで「慶応高校の連中は高そうなシャンプー使ってそうだよなあ。」と言っていました。昔のPLでは1年生は清原や桑田でさえシャンプーは禁止だったそうですから隔世の感があります。美白・イケメンで話題のリードオフマン丸田君はやはり日焼けしないように細心の注意を払っているそうです。世間には金が自由になる家庭というものがたくさんあるものだと感心させられます。高校野球というと片親で育ててくれた母ちゃんを楽にしてやるために学費免除、食費免除の高校で戦前の軍隊以上に理不尽で厳しい上下関係に耐えながらなんとか芽を出して下位指名で少額の契約金をなんとかせしめてというのが常識だと思っていましたが、ついに別世界となってきたようにも感じられます。明日の決勝戦のチケットは即完売で定価の10倍の値段で流通しているそうです。昔は外野席はタダでしたが見る方もなかなかたいへんになってきたものです。ところで茨城県も土浦日大（※）が「非坊主」に先鞭をつけたので県方針として他の高校も坊主をやめにしませんか？と提案してみます。（※）今年の土浦日大は本当に良いチームでしたね。小菅監督の選手に対するコメントも一つ一つに思いやりと敬意が込められていて感心しました。采配も冴えました。出身中学も常識の範囲内なのもよかったと思います。

  2023.08.22

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• 一般入試の時代

  甲子園で土浦日大高校が3勝してベスト8に入りましたが活躍しているのは選手ばかりではなくOBの印出順彦氏もNHKの解説者として熱弁をふるわれています。印出氏は土浦日大時代、この世代では全国屈指のショートとしてたいへんな注目を浴びた選手でプロ野球はもちろんのことスポーツ推薦のある大学へならどこへでも進学できたはずですが2年浪人されて慶應義塾大学へ進学されています。そして大学時代も主将として日本一になり、私の記憶に間違いがなければ中日が2位以内で指名する予定がそこまでに指名がなく記者会見の席を立ちさり（実質的に拒否）、社会人野球の東芝に進み、都市対抗野球で優勝されています。東芝の経営がぐらつくなど予想だにしませんでした。現在では考えられないことなのですが2000年の前までは慶応大学の野球部は2年浪人がたいへん多く印出氏の時代の大学日本一メンバーには何人も二浪の学生がいました。その少し前の世代では鈴木哲投手（県立福島高校ー慶應大学ー熊谷組ー西武ライオンズ）も大学へ入るのに2年浪人していますし、江尻慎太郎投手（仙台ニ高ー早稲田大学ー日本ハムファイターズ）に至っては3回慶應大学を受験するも不合格で早稲田大学へ進学し、受験の恨みおそろしく早慶戦では無類の強さを発揮しました。江尻投手と入れ替わりでロッテに入団した小宮山悟氏も早稲田大学野球部に入るのに2浪しています。早慶戦では「代々木ゼミナール小宮山同期会」の旗が踊っていたことを覚えています。立教大学も野球の推薦をやっておらず、野球名門校出身者のみの現在では考えられないのですが横浜のエースとして活躍した川村投手（県立厚木高校　偏差値70）やオリックス・ロッテで俊足好打の外野手として活躍した早川選手（県立船橋高校　偏差値72）のような選手もいました。さらに驚くことにこの時代はプロ野球に指名されても入団を拒否する選手も少なくなく石井章夫元東京ガス監督は横浜ベイスターズの2位指名を拒否して慶応から東京ガスですし、そのとき投げていた志村投手は巨人のナベツネオーナーから「契約金は好きな金額を書いてもらっていい」と言われていたようですが大手不動産会社へ就職してしまいました。大学全日本の主将だった猿田選手（県立秋田高校ー2浪ー慶應大学）は現在秋田県の副知事をされています。慶応からは上田選手や大森選手がそれぞれドラフト1位で巨人に入団しましたがほとんど活躍できませんでした。大森選手がのちのインタビューで「三菱商事や三井物産などの横並びの就職先の一つとして読売ジャイアンツがあった」と語っているのを見て弱肉強食のプロで活躍するのは少し難しかったと感じたものです。プロで活躍するにはやはり「野球を取ったら何も残らない」ような状況で「大金稼いでポルシェに乗って女優と結婚する」ような野望が必要に思います。（大谷はそういう次元を超越していますが。）現在は甲子園で活躍すれば学力に関係なく年内には合格が決まり一年の春からデビューする選手も少なくないので隔世の感があります。野球名門校出身者以外はなかなか機会さえ与えてもらえない感じです。　　野球にかぎらず大学への入学方法というのもずいぶんと変わったものだと思います。昔、藤沢キャンバスができる前の慶應の野球部といえばだいたいが「法学部政治学科」（※）だったのですが、現在私立文系の全ての学部学科で最難関になっているようなのも驚きです。※慶応の中では比較的入学しやすく進級しやすかった。あっ、私はこちらを落ちていますが…。高校時代のオツムと気力があってもう一度大学を受けられるなら京大か慶應です。早稲田は受けないと思います。慶應義塾高校の応援を見ていて「塾歌」を歌いたいと思いました。早稲田の人はみなそうだと思うのですがテレビを見ながら一通り慶應の応援できてしまいます。

  2023.08.19

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  経県値

  経県値なるアプリがあることを教えてもらいやってみました。47都道府県中未宿泊は福井県、富山県、宮崎県、沖縄県の4県。福井県は大阪から出張で何度も訪問しているのですが日帰りばかりで泊まる機会がありませんでした。富山県は能登半島を一周した際に高岡で降りて市内観光をしたことはあるものの未宿泊。宮崎県は肥薩線でかすめただけ。沖縄県はコロナで訪問予定が流れました。塗りつぶしのために意図的に訪問したのは秋田県です。2月の豪雪のときで「ただ行っただけ」になってしまいました。とはいえ秋田駅のすぐ近くに藤田嗣治が生涯で描いた最大の絵「秋田の行事」があります。茨城県と並んで魅力度ランキングの低い佐賀県は何度も行っており半島の淵沿いを長崎県の平戸まで行きました。佐賀県は全県的にたいへんにおもしろいところです。唐津は九州に行くたびに必ず立ち寄ってきます。やはり魅力度ランキング下位を争う徳島県はたしかにあまりおもしろくないかもしれません。社会の地理で学習する通り大鳴門橋〜明石大橋が開通したせいで本州に人が流れてしまい中心部も閑散としています。興味深かった都市は臼杵市（大分県）、宇和島市（愛媛県）、大洲市（愛媛県）、新宮市（和歌山県）、鶴岡市（山形県）、八戸市（青森県）などです。それと歴史や地理の教科書に出てくるところは三内丸山遺跡から吉野ヶ里遺跡までほとんど自分の足で確かめました。とはいえ絶景や観光スポットにはあまり興味がなくその土地の何気ない生活に魅かれます。出張の多い生活をしている頃は訪問する土地に全く興味がなく（そんな余裕もなく）仕事が終わればさっさと帰るだけだったので変わるものです。残りのうち義務的に行く必要があると考えているのは与那国島（日本の西端）と対馬です。

  2023.08.18

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• 岩井中サッカー　茨城制覇

  県総体。中学サッカー。準決勝岩井中　4 - 2  鹿島中決勝岩井中　5 - 2 常北中昨日、チラリと見て「優勝するかもしれないな。」と思いましたがやはりその通りになりました。私、勝利をこっそり運ぶ男なんです。4試合で合計23得点。各地区を勝ち上がったチームだけでの代表戦ですからね。凄まじい得点力でした。主力3名が塾生でずっと見てきているわけですが驚くほど事前の疲労感0、悲壮感0で当日に力を発揮できていたようです。2名は秋の新人戦のときと比べると背がずいぶんと伸びているような感じがしています。このあたりも秋の成績から夏の本大会がなかなか読めない理由でしょう。古い人間なのでどんなスポーツにせよ県で優勝するレベルのチームは厳しい規律と長時間猛練習というイメージしかないのですが、全く違ったアプローチで毎試合異次元の勝ち方を続けたことも凄いことだと感心させられました。

  2023.07.23

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  県総体見学〜日帰り温泉

  今日は休塾なので県中学総体のサッカー準々決勝を見に行ってみました。JA茨城が那珂インターの近くに2面のグランドを持っていてそこで同時間帯で複数の試合を行えるようです。岩井中（坂東市）5-1平井中（鹿島市）観戦目的は2つ。まずこの試合に塾生が3人出ているのですが塾の教室とは全く違う生徒の動きを見るためです。これはなかなか興味深いものがあります。「おー、そんなに激しくしつこく何度もチャージに行くのか」とか驚かされたりしました。1年生の1学期から見ているので少年のイメージが抜けないのですがグランドに立つと相対的にはけっこう長身なことにも気づきます。目的の2つ目は中学の県大会上位のレベルってどれくらいなんだろうなということがありました。隣のグランドの試合も見てきました。素人が不用意な発言はできませんのでコメントはしません。ただ勉強だけでなくスポーツも年々少子化の影響というのはあるのだろうなと思います。中央の最高指導者層というのはプロのユースチームの中の飛び抜けた少年しか見ていないので意外とそのことには気づいていないはずです。開成や筑駒の生徒ばかり見ていたら日本全体の学力がわからないのと同様です。それはさておき試合の方は点差以上に岩井の圧勝でした。前半は1-0でしたが常に前に強い圧力がかかっておりシュートを一本も打たれなかったように思います。明日の準決勝が事実上の決勝戦なんでしょうか。関東大会まで行ったら練習は午前中にしてほしいものです。市内の塾で午前中やっているところはないはずなので…。せっかく水戸の北側まで行ったので湯の澤鉱泉（旧山方町）に足をのばし汗を流してきました。3年ぶりです。午後4時まで日帰り営業をしているのでゆっくりできました。この宿のためだけに切り開かれた山間の細道を延々と登ったところにあります。ポツンと一軒宿。高級旅館では有りませんが従業員の人たちがフレンドリーで料理がとても美味しく広い平屋造りでたいへん寛げます。泉質が沸かし湯の循環なところだけが残念です。（ただ塩素臭はなくトロリとした熱からずぬるからずのお湯です。）茨城県唯一の「日本の秘湯を守る会」会員宿。以前は「知る人ぞ知る」だったと思います。旅行サイトの口コミにコメントしてる人もほとんどいませんでした。最近は評価が高く広く知られることとなって予約が取りにくいのが難点です。なおもう少し車を走らせてもいい人は一筋東側の旧里美村をひたすら北上し福島県に入ってまもなくに「湯岐温泉」という源泉掛け流し100%のぬる湯の名湯があります。こちらは花園渓谷や花貫渓谷との組み合わせ観光ができます。茨城県て「観光に来ても日帰りしてしまう県」ランキングというのを作ったら1位になってしまうのではないでしょうか。「一泊してみたいと思う宿・地域」を増加させるのが魅力度ランキング最下位脱出の近道のように思われます。あれって観光してみたい県ランキングですもの。

  2023.07.22

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• 県総体

  今日から中学校の県大会が始まりました。岩井中学校のサッカー部員、試合に出るメンバーが3人いるのですが、昨夜9時半過ぎまで塾にいたにもかかわらず9得点での圧勝。県西大会の決勝も6得点なので30分ハーフの中学サッカーてしては常に猛打炸裂という感じなのでしょうか。この地区の中学サッカーの場合、十数年前の下妻近隣地区の中学部活野球のように生徒がまとまって中学に残っていることが大きいように思われます。旧岩井市は何十年も前には秋に9つの小学校が3ブロックに分かれて予選リーグを行い、勝ち上がった3チームで決勝リーグをやっていました。小学校のときも日曜日は学校に行って9時から5時くらいまで練習していたように記憶しています。ご存知ない方も多いと思いますが古河一高が2度にわたり全国選手権を制した時代なのでその影響もあったかと思います。途中には盛衰もあったはずですが地域の裾野が広いうえにとても長い時間の積み上げといろいろな人の関わりのうえで今に至っているように思います。今年、高校野球茨城大会の公式冊子を読んでいるとかつての名門校でも勝敗どころ存続が危ないところが多数見られます。その一方で茨城高校が第一シード常総学院を5-3で破り、55年ぶりのベスト8進出です。ネット中継で試合を見ていましたが茨城高校の佐藤君がしなやかな左腕投手で実力通りの結果でしょう。179球13奪三振の熱投でした。「スポーツはやりたい子だけがやればいいじゃないか」というのも一つの考えではありますが、近隣合同でもいいのであまり無理のない距離の地域の子どもたちで一緒にやれたらそれに越したことはないと思います。今年は陸上でも県大会の出場者が出ました。びっくりなのはみなさん試合の前夜でも宿に来ていることです。自分の場合は試合の前日どころか1週間くらい前から試合と関係のないことは何もやらない（できない）タイプでした。試験も試合と同様です。現代の子どもたちの意外にタフな面には感心させられます。

  2023.07.21

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• 本番の怖さ

  予想した展開になるとはかぎらないという点において野球に最もよく似た競技は「入学試験」なのではないでしょうか。バスケットやバレー、ラグビーなどではまず起きないことが起きます。強豪校が初戦で敗退しがちなのも「緊張」が原因というよりは「フワフワしているうちに気がついたら試合が終わっていた」ということが多いように感じられます。7月15日の一日だけを見ても和歌山県で優勝候補筆頭の智弁和歌山が高野山高校に敗れ、岡山県で元東海大相模監督の門馬氏率いる優勝候補創志学園が岡山南高校に敗れています。極めつきは新潟県大会です。第1シードの帝京長岡が県立長岡に敗れていますが驚くのは今年の春季大会との対比です。ほぼ同じメンバーでの戦いです。春大会　帝京長岡  13 - 2  県立長岡（5回コールド）夏大会　県立長岡　9 - 0   帝京長岡（7回コールド）帝京長岡は元プロ野球日本ハムの投手だった芝草監督率いる「野球に人生をかけた子どもたち」の高校です。県立長岡高校は東大、京大こそ少ないものの昨年17名、今年14名の国立医学部合格者を出している新潟県屈指の進学校です。こんな一方的な試合になってしまうとは…。入学試験もなかなか自分の思い通りにはなりません。相手のあることなのであまりイメージトレーニングもしない方がいいような気もします。自分の思い通りにはならない、いろいろ予想もしないことが起こるのが入試なんだという心構えで臨むとかえって落ち着けるかもしれません。大学入試において現役生が見込み薄の判定から合格するのが上り調子の勢いならば、現役生が受かりそうな判定なのに落ちるのは守勢に立ったときの弱さ、引き出しの少なさが原因であるように思います。難関大学の入試になればなるほど勝負事の色合いが濃くなります。高校の成績を整えて指定校推薦などで早めに合格を決めるのも生徒の性格や家庭の方針などによっては一考だと思います。高校入試については自分の得意科目で点数が伸びないことも多いですし、問題が易しいときには周りの人に差をつめられてしまいますので、まずは苦手を潰すことを第一に考えてほしいと思います。（追記）今年は下妻一高の試合は一試合しか見ることができずに残念でした。内側のことはわかりませんが試合を観戦してみて「いろいろ整わないうちに夏の大会が来てしまった」というような印象を受けました。県立高校や中学校の部活動もいろいろと難しい時期に来ました。茨城県の場合、学業は「中等」「附属」が中心になっていくでしょうし、スポーツの方はどの競技も「プロ中学生」からの私立高校というコースが中心となっていくような気がします。少子化の中でクラブが何年も継続できるのか、指導者が20年、30年とそれで食っていけるのか（または本業を持ちつつ長くそれに打ち込めるのか）が鍵になるかと思います。小4か小5くらいで「この子は勉強させるのか」、「スポーツに人生かけさせるのか」についての親の選択が迫られるようになっていくのでしょう。私自身が小学生に望むことは「十分に遊んでほしい」ということだけなのですが…。

  2023.07.16

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• 水海道一・竹園・土浦日大を目指す人　募集

  全学年とも2023年度の新入生を募集します。3年生は週3回、1年生・2年生は週2回の通塾になります。3年生は1年間を通して入学試験対策（＝学校実力テスト対策）になります。理科、社会は3年生内容の学習の傍ら、1年生、2年生内容の復習を行います。また坂東市内にお住まいの方にかぎり志望校に関係なく無料の学習相談を行なっています。（この場合、絶対に入塾の勧誘は行いません。）学習曜日・費用等のお問い合わせは以下の連絡先にお願いいたします。電話番号  :  0297-21-5588時間　:  10:00  〜　17:30            21:30 〜　22:30日曜日・祝日も可です。なお塾の場所は岩井第一小学校の近く、ベルフォーレ・中央公民館から岩井中学校方面へ向けての通り沿いを少しだけ入ったところになります。市内全部の地区から通いやすい場所です。※タイトルがスペースの関係上、3つの高校のみになっておりますがそちらに限定しているわけではありません。

  2023.03.16

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• 発表を終えて

  合格発表は結果はどうあれ高校の掲示板で確認したいものです。ネットで「あっ、あった」と呟くのは味気ないものです。水海道一高を受験した3名からは早々に連絡を頂きホッとしました。水海道一高というのはなかなかおもしろい位置付けの高校で同じような高校を県内で探すと意外と水戸地区にも県南地区にもないように思われます。このところ岩井の場合は偏差値に関わらず水海道一高に行く人が多いように思われます。塾としては6年間の累積で27名（受験者全員合格）となりました。私も聞かれたときは医学部を目指すのでもないかぎり水海道一高を勧めています。ただ今年は私のところだけなのかもしれませんが新傾向として塾生11名中5名が私立高校を第一志望として県立高校を受験しませんでした。県立高校と私立高校を横並びで比較する生徒や保護者も増えてきているようです。特に土浦日大は高入生のみで筑波大に30名（推薦22名）が合格しています。高校の大学進学実績というのはほとんど中学生に対するリクルートしだいだと思うのですが推薦入試対応については高校の力が大きいように思われます。今年の際立った特徴としては東大や東北大といった旧帝大も十数名の合格者を出していることです。日大進学クラス以外の人数では高校としてはむしろ小規模校の部類ですから「率」としては凄いものです。今年の3年生は1年生の授業開始が遅れた学年ですから６年制の高校に比べ不利だったはずですが追いついちゃうものですね。岩井からは遠いのが難点なのですが岩井郵便局の前までスクールバスが来ていますので進学先として一考に値します。もし私が実力テスト500点近い中3生ならどうするでしょうか。昔は路線バスがあったからよかったのです。悩みます。いまでは公共交通機関ゼロ。水海道13キロ。下妻18キロ。竹園27キロ。土浦39キロ。私のかなり下の学年で岩井の南端から下妻まで片道20数キロを毎日自転車で通い、厳しい部活動もしながら超難関の国立医学部へ現役合格した女性がいました。何事も為せばなるなのかもしれませんが、家庭学習に割ける時間を計算して（←これを忘れてる人が多い）あとは体力や気力とのバランスも考えて高校選びをしたいものです。

  2023.03.15

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• 入試前日にあたって　最後まで全力で

  以前、このブログで私が早大法学部を受けたときの体験を書いたと思います。私が受けた前年の合格最低点が150点満点中103点（正解率7割弱）。ですから最低の目安として7割の105点は意識していました。前日が政経学部の入試で2日目の疲れもあったのですが長文に何が書かれているのかさっぱり把握できませんでした。手も足も出ませんでした。文章の端っこさえ近寄れない感じでした。細かなに内容についての質問など答えようもありません。実力がついてきた秋以降、駿台模試などでもそのようなことは一度もありませんでした。仕方がないので長文とは別の独立問題になっていた語数指定英作文6問だけ解きました。語数指定英作文はもともとは苦手にしていたのですがこのときにかぎって全部キッチリとハマりました。捨てる神あれば拾う神あり。長文問題の方がもう少しだけ易しくて中途半端にくらいついていたら英作文の方が仕上がらなかったはずです。「周りの人も難しいだろうな」と考えるまでの余裕は全くありませんでした。「あーあ、もう、ことここに至ってはしょうがねえな。」という感じでした。これが功を奏するとは思いもしませんでした。試験後、自己採点をしたら86点か87点しかありません。目標の７割どころか６割（90点）にも届いていませんでした。過去何年かみても合格最低点が６割を切っている年はありませんでした。3月4日、法学部の合格掲示板には11902という私の受験番号がありました。のちに判明した合格最低点は83点（正解率55%）でした。まだ何点か余裕がありました。入学試験の場合、合否は相対的なものです。毎年作っているはずなのに難易度もぶれます。難易度も肌感と結果は違います。茨城県立入試でも講師がはじめにいう「今年は難しい」、「今年は易しい」はだいたい外れています。生徒の自己採点をみてから「あれ、意外と…。」ということが多いように思います。受験生としては終わった科目は忘れて目の前の科目に集中し最後の最後まで全力を尽くすしかありません。

  2023.03.02

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  こんなところまで…

  1980年代、この近隣の公立大学といえば図書館情報大（現筑波大）、高崎経済大、横浜市立大、それに都留文科大くらいのものでした。郵便ポストの中にその都留文化大からの封筒が。。What  ？ということで開封してみたところ、「こんな素晴らしい大学だから学生を送ってください。」というご案内でした。私のところのような県外の小さな塾にまでこういった類いのものが届くとは驚きました。いわんや茨城県立高校においては。しかもなんとも絶妙な時期です。　都留文科大。山梨県の都留です。昔からあります。なるほど受けやすそう。教員志望者が多いと。学生は山梨県外出身者が85%とのこと。今回、案内を送ってきたこととは全く関係はありませんが、ここで大学時代に1年生のときに同じクラスだった友人が教授をしています。彼の磯子の自宅に遊びに行ったり、山下公園で夜を明かしたり、ボッタクリバーに引っ掛かったり、逗子に海水浴に行ったり、よく遊んでいたのですが卒業後は音信がなくなっていたので、偶然、このことを知った時には本当に驚きました。大学で教えていることには全く驚かないのですよ。では何に驚いたかというと「文学部英文学科」の教授で専門は「アメリカ演劇の研究」だということです。だって卒業したのは政治経済学部経済学科で学士号は経済学士、ゼミは「日本経済史」だったんですから。たしか大学受験も日本史選択だったはず。全然畑が違う。はじめは同姓同名かと思ったのですが、履歴が早稲田大学政治経済学部卒になっており、なにより写真で確認したら髪は薄くなっているものの紛れもなく本人でした。どうも早稲田の教育学研究科の大学院に行ってそれからの話のようです。大学時代、本人が読書している姿は全く記憶にないです。芝居や映画にかぶれてる友人はたくさんいましたが、そういうタイプでもありませんでした。ただ、印象に残っていることといえば彼の家が廊下や階段までお父さんまたはお母さんのものと思われる本、本、本で侵食されていたことです。私は家に本が一冊もない環境で育ちましたから、「うわー、こんな家もあるんだ。」と思ったことをよく覚えています。現在は教育以外に大学の運営にも携わっているようです。われわれそういう年齢です。早稲田とは違う大学の付属校からどうしても早稲田に入りたくて一浪して猛勉強、駿台1位の圧倒的な学力をひっさげて早稲田文系の全学部を受験し全部合格。そんな彼が地方の公立大学で「都留もいいとこだよ。こんなに受けやすいから受けに来てね。私大より公立だよ」というのも不思議な感じがします。松山とか大分とか暖かくて温泉のある町で国立大学の先生なんてのもいいかなと思ったのですが大学法人になって以降、「学の独立」どこへやら国の管理がきつく報酬もさほどでないようです。

  2023.01.20

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• 最も嬉しいのは…

  今週は新大学1年生が2名来塾してくれました。水海道一→茨城大学教育学部、水海道一→東京理科大理工学部。理科大の理工学部は隣町の野田にあるのですぐ近くです。正直、私も、卒塾3年後に進路が決まってようやくホッとできる、肩の荷が降りる感じなんですよ。ほんとに嬉しく思います。うちの卒塾生ではないのですが東工大に現役合格した人も岩井中→水海道一高のようです。今年の卒塾生も水海道一高へ多く進学しましたが「あたまいいわー」と感心させられることもしばしば、学力が平行移動すれば筑波大、千葉大くらいに、もし高校で伸びればさらに上位大学へ入れそうな可能性を持っています。頑張ってほしいところです。コロナでいろいろ制約されますが新生活を楽しんでください。

  2022.03.31

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• 大学合格者数を味わう（2）興味深い早慶学部別

  早大の入試も「国立受験者に易しく」、「現役生に優しく」といった方向に変化してきているようです。国立の肩慣らし及び滑り止めでかまわないのでぜひ一人でも多くの茨城県の高校生に受けてほしいと思っています。早稲田・慶應、それぞれ学部によって合格者を出している高校に違いがあるのはなかなか興味深いところです。各学部に最も多く合格者を出している高校早稲田大学政経学部　　　　開成法学部　　　　　開成商学部　　　　　渋谷幕張文学部　　　　　女子学院教育学部　　　　湘南社会科学部　　　都立青山、都立西、開成国際教養学部　　頌栄女子学院文化構想学部　　女子学院基幹理工学部　　開成創造理工学部　　開成先進理工学部　　開成人間科学部　　　栄東スポーツ科学部　栄東女子学院というと慶應大学のイメージなのですが2つの学部で1位になっています。人間科学部では1位の栄東が26名、2位の渋谷幕張が15名、スポーツ科学部では1位の栄東が18名、2位の桐蔭学園と修猷館が8名なのでこの2学部に関しては栄東が他の追随を許しません。また教育学部で湘南、社会科学部で都立青山、都立西といった公立高校が最多合格者数を記録しています。慶應義塾大学経済学部　　　　開成法学部　　　　　頌栄女子学院商学部　　　　　芝文学部　　　　　大宮開成理工学部　　　　開成総合政策学部　　開成環境情報学部　　麻布看護医療学部　　洗足学園薬学部　　　　　桜蔭医学部　　　　　開成私が受験生だった頃は湘南キャンパスができる前で、比較的入り易かったのが法学部だったように記憶しています。私が好きな巨人の高橋由伸元選手もそうですが野球部はだいたい法学部政治学科でした。いま全私立大学の中で文系では最難関なんですよね。時代は変わります。それと慶應法学部で驚くのが女子校の強さです。1位　頌栄女子学園　27名2位　女子学院　　　13名4位　白百合学園　　10名8位　東洋英和　　　　8名9位　雙葉　　　　　　7名　　フェリス女学院　　7名　　吉祥女子　　　　　7名これを見て法学部でなく文学部ぽいなあと感じるのもまた時代遅れなんでしょうね。全体としてみると早慶ともに女子学院と頌栄女子学院の強さが目立ちます。

  2022.03.26

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• 大学合格者数を味わう（1） 女子の難関大合格力

  私立・県立問わず進学実績は公表されるのが一般的です。しかし、男女の別について外部には明らかにされませんから女子がどのくらい頑張るのかは不明です。分かるのはせいぜい自分のお子さんが通われている高校くらいのものでしょう。そこでおおいに参考になるのが公立としては珍しく男子校・女子校制度を残している栃木県・群馬県の進学実績です。宇都宮高校（男子校）東大14、京大3、一橋大7、東工大7、東北大35。宇都宮女子校東大5、一橋大4、東北大16。栃木高校（男子校）東大2、東工大2、東北大10。栃木女子校京大2、東北大3。前橋高校（男子校）東大11、京大8、東工大3、東北大22。前橋女子東大3、京大1、東工大1、東北大8。高崎高校（男子校）東大11、京大4、一橋大2、東工大2、東北大22。高崎女子東大2、京大2、東北大7。（前橋・高崎間は10キロちょっとの距離。受験の制限はなく前橋市民が高崎の高校を受験することも高崎市民が前橋の高校を受験することも可能のよう。）各都市とも男女比はほぼ同じでしょうから、性差はあるといえばあるし、ないといえばない。それでも女子がこれだけ北関東から東大や京大別行っていることに驚かされます。何に驚かされるかというと頭の良さではなく体力なんです。難関大学の受験というのは体力的に相当にきついと思うんですよね。もしかしたら省力化する能力に長けているともいえるのかもしれません。最難関である東大理科3類（合格者97人）の出身高校も興味深いものがあります。1位　　桜蔭（女）132位      灘（男）　103位　　開成（男）　64位　　久留米大付（男）45位　　筑波大付（共）　3           駒場東邦（男）　3           栄光学園（男）　3           東海　　（男）　3          ラサール　（男） 3

  2022.03.25

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• 進学校へ行く意味

  早朝課外どころか朝のホームルームもなく午後は3時05分に解放されていた自分の高校時代を振り返ると、現在あちこちの学校で行われている1日8時間授業とかいったびっしりの日程に「自分ならついていけんわあ。」と慄きます。しかし、よくよく考えるとウチの塾の中学3年生も学校終了後に平日は1日1科目150分授業、土曜日は2科目230分授業だったのでそれ自体が「超ロング課外」になっていました。中学校は9教科を学ばなけばいけないので授業単位が50分なのは仕方がないのですが、自分の感覚では50分だと「何も身につけないうちに終わっちゃうな」というところです。話し合い学習をして、さらに演習までするなんて難しい。今年、卒業した3年生はどの科目についてもかなり深いところまでアクティブラーニングになっていました。太郎さんと花子さん的な人が多くてうちほど茨城県の指針に従っていたところはないと思います。高校が満足するところまで教えたいと考えたら確かに課外授業は必要なのかもしれません。昭和の時代の高校というのは「場の提供」であって「勉強はお前ら勝手にやってくれ」という感じでした。そのあたりは大きく変わったと思います。ただ進学校に行く意味というのはそう変わっていないと思います。第一に志の高い同級生や先輩に会うため。第二に優秀な先生に会うため。この二つに尽きます。大学入試は個人戦であるとともに団体戦です。一人では戦えません。東大が当たり前の首都圏私立の生徒、東北大が当たり前の東北地方公立進学校の生徒に比べると、茨城県の生徒はよくもわるくも高校進学時点での志望はぼやけているように思われます。「あいつも東大というなら自分も受けてみるか」、「あの先輩が受かったなら自分でもできるかも」という縦横のシナジー効果は軽視できません。また、旧帝以上に行くような生徒は自分が何をすべきかはわかっているはずです。高校のカリキュラムがどうこうのはほとんど関係ないでしょう。枠を嵌めるのは有害ですらあります。ですが難関大学を目指せば目指すほど悩みのレベルも高く、深い。そこで「ほんのちょっと」助けてくれる先生がいるかいないかの違いは大きいと思います。まず第一に。さまざまな高い志を持つ人と出会うため。東京の私立の場合ははじめから「東大へ行こう」という人が多いと思うのですが、地方の場合、もちろんそんな人もいる一方ではじめは特になんにも考えていない人も多く「あいつもそう言ってんなら自分も目指してみようか」とか「あの先輩が行けたのなら自分も行けるかもしれない」というのも少なくないでしょう。大学入試というのは高校入試以上に個人戦かつ団体戦なので東大、京大、国立医学部というのが変わったことではない、普通のことであるという環境に身を置くことはとてもたいせつに思います。「ほどほどでいい」と思ったら結果はほどです。2.質問できる先生に会うため。旧帝以上の生徒に無理やり学校のレールをはめる必要がないことは昨年度長期休校があったにもかかわらず大学進学実績が良かったことからも明らかです。このレベルになると自分が何をすることが必要かはわかってはいますがちょっとした悩みのレベルも高い。それにつきあってくれる先生がいるかどうかというのは大きな影響を与えるでしょう。

  2022.03.19

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• 休校と学力

  今年の中3生は休校期間が学習の重要期間と重ならなかったという点においてはラッキーだったと思います。休校となった中1の3月。数学で学習する「確率」は学習全体の流れの中では独立しています。あとからここだけ学んでもそう苦労しません。英語も2月までには重要な文法事項は学習済みでしたので教え残しは特になかったはずです。中2の4月、5月の数学も文字式の計算なので1年生の計算をしっかりと学習していた生徒にとっては学習指示だけで十分だったはずです。塾生も例年の中2生の4月、5月よりもむしろ学習速度は速く、こなした量も多かったように思います。仮に休校期間が三角形から平行四辺形へという流れの中とか1次関数とかそのあたりと重なったら日本全国の中学校で非常事態になっていたことと思われます。英語も旧の教科書だったため4月、5月はbe動詞の過去形と過去進行形、未来形でした。助動詞willも一年生のときに助動詞canを学習済みでしたから文の構造は同じです。文法練習的には単純なことの繰り返しなので休校被害は最小限に済んだといえるでしょう。「３単現」の肯定文と否定文と疑問文とか不定詞の3用法と動名詞とかだったらこちらもまた全国たいへんなことになっていたはずです。新指導要領への移行期ということで比較的コロナが鎮まっていた2年生末に受動態と現在完了まで学んでしまうこともできました。そんなわけで今年卒業した人たちは学習のヤマとなる時期と休校期間が被らず、長期間学校に行かなかったわりには学力は低くないはずです。新中3生は中学生としての学習開始時期が2ヶ月遅れました。英語は新指導要領に基づきこれまでの内容が半年前倒しされています。休校がなくとも厳しいのに。これから基礎復習できるかどうかでしょうね。数学は小学校6年間の内容をきちんと済ませ、区切りはついています。新中2は小5の終わりから小6ですよね。ここの算数抜けは全国的に深刻な被害を出すでしょう。反復練習と学習習慣の確立がたいせつなところなのに。茨城県は「オンライン先進県」と言われますがみなさんオンラインに期待し過ぎです。高校の進学実績が休校の影響を感じさせない、昨年度などはむしろ例年よりもよかったのはなんら不思議ではありません。難関大学を受けてもいいかなという生徒は地方の公立高校であっても高3の春になれば「何をするべきなのか」はわかっているはず。だけどなかなか時間が取れないのが現実。学習も作業的になりがちで自分自身納得がいくまでじっくりと考えられない。皮肉にもコロナ休校のおかげで学力を熟成できたということなのだと思います。でも導入は欠かせないからなあ…。特に地方の子の場合は。高校入学と休校が重なってしまった今度の高3生はどうなんでしょうね。ちょっと心配です。

  2022.03.17

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• 私立高チャンス到来！

  水戸一や竹園など倍率が高かった県立上位校では、英語・国語が得意な人、さらにいうと英語・国語・数学が得意な人まで合格から漏れてしまっているようです。また点数の硬直性が強い生徒（問題が難しかろうが易しかろうが430点で動かないというような生徒）は全体点数が低くなった時の粘りは強いのですが、点数が軽くなった今回の問題に対しては不適でした。残念。（理科は良い問題だったと思うのですが、選択式試験のなんたるかを理解していたのが理科の先生だけだったというのがなんとも…。５教科それぞれでもっとはっきりと差がつく問題にしてほしかったですよね。国語！）しかし、私立高校にとってはチャンス到来なのではないでしょうか。大学入試って孤独ではあるのですが一人では戦えません。田舎の子の場合、はじまりは「あいつも京大って言ってんのかあ。俺もやってみっか。」てなところからです。そういう塊が10人、20人とできていくと大きな力になります。例年以上に県立入試に波乱があったと思われる今年は私立高校にも実力者や将来的可能性の大きな人が集まりそうです。最近、高校生も現実的になっているのか希望が小さい。学びのために勉強するのか、社会貢献のために勉強するのか、地位やお金のために勉強するのか、それは人それぞれだと思います。日本で学歴なんぼのもの？という主張も一理あるのですが可能であればできるだけ上位の大学で学んだ方がいい。私の大学の同級生も一部の人だけが偉くなるのだろうなとたかをくくっていたら、一部の人だけが偉くならなかったことに気づかされて呆然としています。茨城で塾を運営する程度なら寒い日も眠い日も毎朝3時半に起きてあれほど勉強することもなかったのですが、おおかたの人にとっては金銭的にも社会的地位にも努力した見返りというものらきちんとあるものだということを思い知らされます。全国に出たときには茨城の何高校なんて誰も知らないですから、今回、意図せずして私立高校に行くことになった人にはぜひ大学入試で頑張ってほしいものだと思います。

  2022.03.14

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• 【中3 ご連絡】　文章の訂正

  本日お知らせしたご連絡の末文を訂正します。入試の作文でこう書いてしまうとかなり大きく減点されるはずです。（誤）「特に茨城県が国数英の1問あたりの配点が大きいので」↓（正）「特に茨城県は国数英の1問あたりの配点が大きいので」頭の良さというのはスッと書いた一文が過不足なく明瞭であるというところに表れると思います。読み手が疲れない（＝文意が通りやすい）というのは大量の答案を読まなければいけない採点者にとって助かります。恥ずかしいかぎり。申し訳ありません。

  2022.02.05

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  遅かれ早かれ…

  昨年度の県立入試の得点分布を眺めていて、そういえば前回平均点が260点台になったときは…と2010年入試の得点分布を引っ張り出してきて驚愕しました。平均点がほぼ同じというだけでなく、受験人数、階級（40点幅）ごとの人数までコピーしたかのように酷似しているからです。こちらが昨年度。（2021年）平均点267点。受験者数17,257名。最高点478点。こちらは2010年。平均点266点。受験者数17,878名。最高点479点。381点〜420点の帯（階級）の比率なんて両年とも9.38%で少数2桁まで合致しています。ここで大きな疑問が生じることと思います。「中学生の数って横ばいなのか。少子化してるんじゃなかったっけ？」と。そうなんです。実はこの年はまだ各高校とも定員の20%から30%については推薦入試が行われていてその数は上の資料から抜けています。※2010年、全日制県立高校を受験した人は26,521名でした。この11年で32%の減少です。今年は一時的に増加なのですがその先10年はより一層急な傾きで生徒数は減っていく見込みです。東京都の生徒数がこの先10年ずっと増えていく見込みなのとは対照的です。目先、下妻一高か下妻ニ高かと悩んだりもしていますがそう遠からぬ将来、下妻一、ニ高は「下妻高校」に下館一、ニ高は「下館高校」になるのではないかと思っています。全国の過疎地の学校再編の流れをみるとさらに進んで下妻や下館は2校合併だけでなく、下妻中等教育学校、下館中等教育学校になるのかもしれません。地域で生きていくには大学よりも高校の学歴の方が重要だったりするのかもしれません。たびたび生徒に「中学校の○○先生って境高校なんですけど境高校って優秀だったんですか？」と聞かれてうんざしります。境高校といえば鬼怒川西にある唯一の旧制中学系高校です。（古河にはない。）私が高校を受ける頃、岩井市内から水海道一高を受けるか境高を受けるかは市内のどこに住んでいるかということの影響も大きくて、私の学年では実力テストでいつも480点を超えている友人が境高校に行き新潟大学（国立大学）に進学していました。過疎化すると学校の維持そのもので精一杯になってしまい、学力どうこうは二の次になってしまいますから行政（教育行政というよりはもっと広い行政）には真剣に取り組んでほしい課題です。※  推薦入試も初めは良い点ばかりに目が向いて始まったものだったのでしょうが、実際は問題点ばかりでした。1.誰を推薦するか、中学校内で揉める。（なんでAさんは推薦されるのにうちの息子は推薦されないんですか？成績もうちの方がいいし、部活でも結果出してるんですよと中学校側が反論しようのない理由で先生と揉める親が頻発）2.推薦する生徒を決めたあとの中学校の先生の負担が過大。水海道一高、下妻一高、土浦一高などは各高校独自の学科試験（難問）を行っていたのでその対策指導、面接練習、作文指導、受験書類の作成など。3.推薦で受かってしまった人は2月後半、のんびり楽しげな空気を教室に持ち込んではしゃいでしまう一方、推薦で落ちた生徒は泣き崩れ「怖くて一般入試を受けられません。」といった事態となり、いずれにせよ一般入試組にとっては迷惑な話。4,地域によって学力格差が著しい茨城県において異なる中学校の通知表評価を同じに扱わざるをえないことの妥当性。事後的に振り返れば「導入するときにちょっと考えればわかりそうなのに。。そもそも面倒な仕事を自ら増やしてどうするつもりだったんだろう。」と思うのですが、こういうことって実に多いですよね。

  2022.01.21

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• 早いな３年　卒業生からの報告

  水海道一高に通っている高校３年生から「茨城大学の教育学部に合格しました。」との連絡をもらいました。 競争率5倍だったそうですが、コロナ休業中もELTの先生が口頭試問の練習にオンラインでつきあってくれたりしたそうで、意外と面倒見の良い面もあるものだと思いました。 私の大学の後輩になる権利もあったようなのですが、ずっと「小学校の先生になりたい。」という希望のもと頑張ってきたようなのでこちらでよかったと思います。 付属の情報としてこの人と同じ小学校の卒塾生が理科大に合格したことも聞きました。 彼の方も今年、模試の成績がかなり伸びてきているのに「成績が上がってからあれも不足、これも不足というのが自分で見えてきて不安で仕方がない。」と塾に相談に来ました。 特になんのアドバイスもできませんでしたが。。 いろいろとホッとしました。ここに至って初めて肩の荷が降りたような気がします。 茨城大学も理科大も目指してみるとほんと難しいですよね。昨年も思ったのですが意外と岩井中学校も水海道一高も頑張ってるじゃんと思ったしだいです。

  2021.12.10

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• 中3　ここまでの実力テストを見て思うこと

  昨年もそうだったのですが、学校実力テストと模試（県版模試）の成績を比べると結果（素点）に乖離が見られる人がいます。 昨年、どちらの点数が実際の入試に反映されたのかというと模試の方でした。 どちらも、形式は前年度の県立入試と全く同じ、作成者も同じだったりするので、差が出るのは不思議な感じです。 理由としては、当塾の場合、学校実力テストの直前に模試が来るように日程を設定しているため、一度、頭ならしをしてから実力テストを受けているということもあるかと思います。 もう一つの理由としては、やはり問題作成会社の方も学校向けは多少（a  little )易しく作ってあって、その問題の「多少」(a  littlle) の違いで結果が大きく左右されてしまう人もいるようです。 実力テスト会社の採択は学校に任されているようで、1年間、ずっとA社を使うところもあれば、ずっとB社を使うところ、A社、B社を一回おきに使うところなどさまざまです。 中学校の本音として「あまり点数が伸びないテストは敬遠したい。」というのもあると聞きます。 点数がよくないと、なんのかんの突き上げられますし、面談も明るくなりませんからね。(※） その現れの一つが「範囲表」（チェックシート）です。 □　前線と雨の降り方、風向き。 □　火成岩の種類とできかた。 こんな感じです。 これ、配られるようになったのって何年前だったかなあ。。以前は「中3教科書○○の単元まですべて」とお尻だけ指定されていてあとは何が出るか全くわかりませんでした。どこかの会社が範囲表を「売り」にし始めて他社も追随せざるをえなくなったようです。各会社のサービス合戦になってしまって、より「生徒に優しい」ものになっています。 このおかげで定期テストよりもずっと対策が立てやすくなっています。 塾テストの方は何の予告もしていません。 さて、入試が迫り、実力テストも模試も三平方の定理や関係代名詞が出題内容に加わり、いよいよ佳境に入るといったところでしょうか。 頑張りどころです。 ※同様のことは塾にも言えて夏休み前の模試は難しく、夏休み後の模試は易しく作ってほしいという要望は多いようです。なぜならば夏期講習の効果を（表面的なものであっても）成績に反映させたいからです。 どうしても素点で考えますから。 420点より450点の方がいいですし、それまで一度も400点を超えなかった人が400点を超えられれば「やった甲斐あった」と特にお金を出してくれた保護者のみなさんは感じます。 「素点のマジック」がテストを拘束してしまうのは塾も学校もやむをえないところです。

  2021.12.10

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  発掘　英単語集

  昨年の土浦日大高校の英語の問題を解いてみて改めて思ったことは「やはり『速読英単語　中学版』程度はやり込まないとちょっと太刀打ちできないかなあ。」ということです。 いずれ覚えなくてはいけないのでまあやっておいて全く損はないと思います。 あとは県立入試理科社会との時間の兼ね合いでしょうかね。 最近、自分が高校時代に使っていた単語集が実家の倉庫の中から発掘されました。（まさか無事残っているとは思いませんでした。） これが受験界の主流だったのはいつ頃までなんでしょうか。いまはこんなものを使っている人は誰もいないと思いますが私が受験生だった当時は偏差値にかかわらずこれを使っていたように思います。 著者の森一郎先生は都立日比谷高校が東大合格者全国1位不動だった頃にその教壇に立たれていた方です。 日比谷高校の内部生向けに作っていた単語集が本の元ネタだったと思います。 青春出版社という出版社から発行されていますが朝夕各1時間の通学時間をほぼ3年間この本とともに過ごした私の青春の一冊です。 私は脂性でもありませんし、長年倉庫に眠っていたから汚れているのではなく高校3年のときは既にこんなもんでした。 私は勉強時間そのものは他の人に比べてかなり少なかったのですが使い込んだ参考書や問題集はどれも受験時にはほとんどボロボロになっています。 途中のページでくっきりと汚れ具合が変わるのですがそれはなぜかといえば。。 単語集の本編そのものは8割程度で終わりになって残りは特殊単語だとか接頭語、接尾語などのページになるからです。 その変わり目の1ページ目。 remember、stand、happy、minute、tongue、novelなど中学生にお馴染みの単語が並びます。しかし、その意味は…。 またこれらの意味で実際の試験問題に出てきたときにスッと訳せるでしょうか。 もちろんこの単語集は朝なゆうなに手にしていたとはいえ私が学習した英語の参考書や問題集、模試解説集など学習教材の一部です。 英単語というのは英語学習の一部であって、現在主流の英単語集には必ず長文が付属しているのもむべなるかなですね。

  2021.11.03

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• 高校野球　秋　終戦

  ずっと追いかけてきた秋季高校野球県大会ですが下妻一高は準々決勝、準決勝、3位決定戦とエース小野君が1イニングも投げずに（おそらくなんらかの事情で投げられずに）残念ながら関東大会出場はなりませんでした。 念願の甲子園出場もまたもや持ち越しとなりました。 小野君が投げない分だけ、左の先発冨沢君に過重な負担がかかり、3位決定戦では冨沢君も投げられずに、チームとして思っていたような戦いができなかったという印象を持ちました。 実力としては十分なものがあったと思います。 左の先発、冨沢君も好投手で、星野伸之投手（阪急ーオリックス、プロ通算176勝）を思い出させる投げっぷりで3回戦は相手打者が120キロの速球に振り遅れていました。 しかし、準々決勝になると完投で勝ったもの3回戦に比べ制球が悪くキレもなく途中から相手打者にタイミングを合わされ鋭い打球を飛ばされはじめました。 本来なら試合の後半は小野君につなぎ140キロの速球と鋭い変化球でピシャリと締めるというのが勝ちパターンなのでしょう。 準決勝の藤代戦も冨沢君が先発したものの初めからもういっぱいいっぱいで打線が一時、0ー6からで5ー6の1点差まで迫るのが限界、そのあと相手に追加点を奪われたところで3位決定戦まで含め今大会での勝ちの目は消えたように思われます。 野球を知らない人は「そりゃ甲子園に出ている藤代には勝てないだろう」とか「3位決定戦で他県から選手を集めている土浦日大に大敗するのは当然だろう」と思われるかもしれませんが、打線は上位、下位切れ目がなく、守備も秋の段階としは整っており、実力的には他の上位校に引けをとりませんでした。 今回は同じブロックの常総学院が早めに敗れてしまい、運は一度大きく向きかけたのですが、最後はチームとしてのコンディションが崩れてしまって残念でした。 ただ、タイプの異なる左右の好投手を擁し、何番からでも得点を産み出せる打線というものを見せてもらいました。選手のみなさんは冬に鍛えてより強くなった姿を来年見せてください。大応援団が入った甲子園でプレーされることを祈ります。

  2021.10.24

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  ベスト4 関東大会へあと1勝

  本日も早起きしてJ:COMスタジアム土浦に高校野球準々決勝を見にきました。 曇天低温のため複数のカイロのほか極寒期の仕様できました。 下妻一7ー5つくば国際。 これで関東大会まであと一勝。もしくは一敗一勝となりました。 残念ながら次は見にこられません。 今季は全国的にみても旧制中学系の進学校の勝ち残りがほとんどないため、戦いぶりによっては21世紀枠の有力候補だとも思います。 とにかく勝ち進めるところまで頑張れ！ 昨日の15安打に続き、本日は16安打。 勝利決定の瞬間。

  2021.10.19

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  高校野球 下妻一　今回こそ関東大会へ

  早起きしてひたちなか市民球場へ高校野球の秋季県大会を見にきました。 1回戦で第一シード常総学院を破った水戸葵陵高校に対する下妻一高。 リリーフした小野投手（守谷愛宕中）が打つ方も同点2点タイムリー、サヨナラタイムリーと大活躍で5ー4と勝利。 いい試合でした。 マイMVPは、時に笑いを誘いながら仲間を鼓舞し続けた三塁コーチャーの子にあげたいと思います。大活躍でした。 大学在学中から神宮の電光掲示板に「下妻一」と映し出されるのがずっと念願でした。今年は2年前のエース加藤君が早大で中継ぎエースの座を獲得して早慶戦でも活躍。（慶応の投手生井君は千代川中学校ー慶應高校ー慶應大と下妻ゆかりの学生が登場しました。） あとは校歌が変わる前になんとか甲子園で校歌を聴きたいというのが一OBとしての願いです。 今年は関東大会に茨城県から3校出場できるのでもう一歩です。 全国の各地区の勝ち上がりを見てみても、もう少し勝ち上がれば21世紀枠の有力候補になるのではないかと思います。頑張ってほしいところです。 15安打。 試合後。 青空と球場。月曜日の午前中だというのに。。広い駐車場が満車。この人たち何してるんだろう？

  2021.10.18

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• 戦う同級生

  Yahooニュースのヘッドラインに「子どもの感染増　コロナ病棟苦慮」というのがあったのでクリックして読んでみたら神奈川県の大病院で小児医療センター長を務めている下妻一高の同級生が出ていた。（2年生のときは同じクラスで競い合い、3年生のときは一緒に応援団をやっていた。あと読書委員も一緒にやっていたか。。） あまり注目されていないが子どもでコロナの症状が重くなり入院する事例は急増しているようだ。 以下、彼が語った内容から。 　　 「小児の感染増加はデルタ株の特徴。夏休み期間中に子どもの間に広がった。」 「通常の風邪に比べてコロナの発熱は自力で飲食できなくなる傾向があり重症度が増す。」 私は、これまで子どもとコロナについてさほど考えたことがなかったのだが記事を読んで「おっ！そうなのか」と思わされたのは乳児患者に対して完全防護の看護師さんが3時間おきにミルクを飲ます、泣くたびに抱っこするなど乳児ゆえの「密」なケアが欠かせないということだ。 風邪ではないので家族は看護から遠ざけられざるをえない。そうすると孤立した子どものケアは全て医療者側ということ。 さらに子どもは大人に比べて意思表示ができないので医療側が常に目を光らせていなければいけないこと、大人と比べて治療薬に乏しいことなど特有の苦労が語られていた。「長い戦い」になるとも。ほんとご苦労さまだ。 高校時代は勉強に追われてなのか、ガリガリでどちらかといえば貧相だった。今では眼鏡の奥の目の聡明さに微かに高校時の面影を残す程度、風格と威厳を兼ね備えた大病院の幹部医師然たる風貌になっている。熱いハートだけは少年のまま何十年なのかな。。 為桜🌸の門を出でて、小児のコロナウイルス対策のような日本を脅かす大問題の最前線で社会貢献している同級生がいることに驚かされる。 それに引き替え、こちらはどうなのだろうかと自問してみる。職業上、威厳や風格は少なければ少ないほどよいのは間違いないなく、そのことはずっと意識してきたのであるが。。。

  2021.09.19

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  登校停止の副産物

  塾生本人からの報告、保護者の方からのご連絡、生徒同士の会話などから漏れ伝わるところによると、先週から今週にかけて急激に3年生のワクチン接種が進んでいるように思います。 登校停止期間の思わぬ副産物です。 うちの塾生でこれくらいだとすると全県的にもけっこうな比率になるものと推測するのですが地域差や受験学年かそうでないかにも影響されるでしょう。 古河の茨城県会場を利用している人が多いようです。私もそちらで接種しましたが、はじめはワクチン難民になるものと半ば諦めていたので大井川知事の実行力さまさまです。 いま 1回目をうつと2回目が10月上旬から中旬、抗体値が上がるのが10月下旬から11月、ワクチンが効果を持つ期間についてはあれこれ言われていますが冬を乗り越えて受験日を迎えるにはちょうどいいのではないかと思います。 塾運営者の本音としては接種者が多いほど安心してして授業をできます。 反ワクチン運動も盛んで政治性、宗教性を帯びてきています。 政府広報は接種を強く勧めていますが、自治体ができるのは「接種環境を整える」ところまでで、なかなか接種の勧奨まではできないでしょう。学校はなおさらです。 先生にも「反ワクチン」の考え方を持つ人もいるでしょうし。 そんなわけで接種するか否かの判断の一助に一冊。 『新型コロナワクチン本当の「真実」』 （大阪大学教授　宮坂昌之著　講談社現代新書）

  2021.09.15

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• 【ご連絡】9月6日～9月12日日程

  9月6日（月曜日）～9月11日（土曜日）につきましては以下の日程で教室授業を行います。 いろいろとご無理をお願いいたしますが、なにとぞご協力のほどをお願い申し上げます。 お願い １．体調のすぐれない時には欠席してください。またたいへん失礼なお願いではありますが、ご家族に発熱がある場合も出席を控えてください。 ２．不織布マスクの着用をお願いいたします。 ３．授業の前、休み時間、授業後、じゃれ合うわないようにしてください。（特に1年男子） 　　 ほんとはそんな不自然なお願いをしたくはないのですがこんな社会状況ですので保護者の皆さんからも一言注意をお願いします。 ４．この期間の通塾を差し控えたい方はご連絡ください。学習内容を指示して解答の確認、質問はzoomで行います。 ５.　当塾は東西南北に風が抜けます。一般的な塾の教室と比べると換気の状態は優れていると思います。また扇風機により空気の追い出しを行っています。本日（9月5日）のように寒いときもあれば暑いときもあると思います。服装で調節をお願いします。 クラス分けと分散当塾について 3年生は夏休みの後半からクラス分けをしていましたが、2年生と1年生もクラスを2つに分けます。 特に学力別ではありません。日中の送迎が難しい場合はご連絡ください。 クラス分け 3年生：夏期講習の1組、2組を継続します。 2年生：1組　→　姓（苗字）の初めの文字　い（男子）、く、さ、の、み、も 　　　  2組   →　姓（苗字）の初めの文字　い（女子）、い（女子）、え、お、そ、と 1年生：1組  →　姓（苗字）の初めの文字　く、は、ま、も、ふ、さ（て） 　　　　2組 →  姓（苗字）の初めの文字　い、し、せ、や、さ（た） 　　　　　　　（　　　）内は名前の初めの文字 授業日時 3年1組　　 9月7日（火曜日）　13:40～15:20　英語 9月9日（木曜日）  13:40～15:20　数学 9月11日（土曜日）13:10～15:10　社会・理科 3年2組　　 9月7日（火曜日）　16:00～17:40 英語 9月9日（木曜日）　16:00～17:40 数学 9月11日（土曜日）　15：40～17：40　社会・理科 2年1組　　 9月6日（月曜日）　16:00～17:40　英語 9月10日（金曜日） 16:00～17:40　数学 2年2組　 9月7日（火曜日）　18：20～20：00　英語 9月10日（金曜日）　18：20～20：00　数学 1年1組　　 9月6日（月曜日）　13：40～15：20　英語 9月１０日（金曜日）13：40～15：20　数学 1年2組　 9月6日（月曜日）　18：20～20：00　英語 9月9日（木曜日） 　18：20～ 20：00　数学

  2021.09.05

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• オンラインテストとお願い　

  今日は各学年ごとにオンラインの通信テストを実施してみました。 ご連絡にも書いた通り、2学期、3学期と学校も塾も学習の状況がどうなるのかわからないのでいろいろと備え、さらに考えていきたいと思います。 特に 1年生の保護者のみなさま、ご協力ありがとうございました。 入塾して以来ずっとマスクなので初めて顔を見た人ばかりかもしれません。当たり前ですが素顔の方が健康的ですよね。学校の先生も生徒の表情が見えなくて苦労されているのではないでしょうか。 全学年のみなさんへお願いなのですが誰かわかるように名前の一部は明示しておいてください。「John」とかでもかまいません。 今日、画像がつながったのに音声がつながらなかった人はミュートボタンを確認してみてください。こちらでも原因を検討してみます。 学校でも同様に使い方の確認が行われると思います。 今日、通信できなかった人は明日以降改めてご連絡しますので宜しくお願いいたします。

  2021.08.31

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• 【中2 中1 学費について】

  2年生と 1年生の9月分学費につきましては授業が提供できない場合、ご返金（9月末払い＝10月分学費の減額）で対応させていただきますので、いったん入金をお願い申し上げます。

  2021.08.31

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  学校授業　問題は…

  8月後半、日中の暑い時間帯の3年生授業は2組に分けました。今日は茨城統一テストの国語・数学を実施しました。（現在クラス入れ替え時間中）効率は悪いのですがいろいろ発見もあります。 夜の2年生、 1年生は東西の窓全開で予定通りの授業を行いました。 当塾は南北にも風が抜けます。 下の写真の二酸化炭素濃度計475ppmが今日の午後 1時過ぎ、これから来る3年生を待って私が教室に1人の状態、下の558ppmが昨夜の2年生10人（2人欠席）の授業中の状態です。一昨日の 1年生11人でもほぼ同じ数値でした。 教室の大きさは定員12、学校の教室なら15、普通の塾なら18は収容するかなというくらいです。 学校では通常時の教室が1500ppm以下と定められています。工場で1000ppm以下、理想は750ppm以下だそうです。 1000ppmを超えるとクラスター発生がしやすく、この計測器でも警音が鳴ります。 （もう 1つ別の計測器も買いましたが2つともほぼ同じ値を示します。） 二酸化炭素濃度計を買ってわかったことなのですが、空気がクリーンな状態かどうかは人数ではさほど変わらず、それよりも換気に大きく影響を受けそうだということです。 だとするならば学校も通常は南窓でしょうから、そちらを全開にして、生徒に聞いたところでは廊下側にも窓があるらしいので廊下側も全部開け放てば教室に全生徒が集まってもそれのみでは極端に大きな危険はないだろうと推測できます。 あちらこちらで部活クラスターが発生していますが、あれも原因としてはボディコンタクトの多いスポーツはさておき屋外競技であれば、部室で溜まっていたり寮生活での不注意の方が大きいように思われます。 問題は・・。 学校に来れば友だちと顔つき合わせて話をするのも、じゃれ合うのも普通でしょうし、それこそが学校生活の本質でしょう。 その本質を失って教育に何の価値ありや？という気持ちも強くあります。 4月、5月にデルタ株に対する空港検疫をきちんとしていれば…、オリンピックを中止していれは…。 現場第一線で対応にあたっている呼吸器内科や救急の先生方（マスコミに出ている人たちではない人たち）のTwitterを継続してフォローしていると、コロナが新種の風邪とは全く別物であること、元祖株とデルタでも別物であることがわかります。 当座できる対策としては親世代が可能なかぎり早くワクチンをうち終わることなのではないでしょうか。 高崎市のように中学生に対して優先接種している自治体もありますが、私が中学生の親なら子どもにもうたせます。 市内の接種も年齢が下に降りてきましたが、古河の茨城県接種なら坂東市枠9月8日、9日、12日、13日、14日、15日、16日空いてて誰でもうてます。（市のホームページからご確認ください。）

  2021.08.27

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• 坂東市枠　ワクチン

  茨城県大規模接種枠、坂東市分（9月6日〜）の受付を開始してからずいぶんと時間が経つのに21個の時間帯中の16個が埋まらないままです。（12歳以上） つくば市などで争奪戦が繰り広げられているのと比べると長閑です。 素人なので勝手に勧めることはできませんが、「市の接種の順番を待っていたらいつになるんだろう…」という方にはこちらを考えてみたらいかがでしょうか。 古河といっても354を道なりに行って境の特別支援学校（旧境西高）のちょっと先を左に曲がってすぐです。 所要時間は待ち時間も入れて摂取まで15分程度、その後の休憩15分で全部で30分から40分を見れば済みます。 大井川知事は「災害」と言っていましたが、コロナウイルスは日々刻々と攻撃体制や攻撃対象を変えてくる動的なものである点において、むしろ「戦争」に似ていると感じています。 この意見については「あたま　わいてんじゃね？」というのが普通の感想かと思いますが、折れかかっている呼吸器内科医や救急救命医の方々（看護師の方も）が続出しており、日本は戦後最大の危機に直面していると思います。 群馬県の山本知事は若者のワクチン接種を勧めるために接種済み者に対して抽選でスバルのSUVや群馬県内の旅行券が当たるという取組みを始めました。 群馬県は9月から県立学校は分散登校+部活禁止、茨城県は夏休み中は部活禁止、新学期の授業は検討中、千葉県は部活も通常通り、パラリンピックも授業の一環として集団観戦決行とそれぞで、知事によって県民の生活がこれほど異なる影響を受けるのも戦後初めてのことです。

  2021.08.19

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• モデルナ2回目

  8月10日（火曜日）に古河の利根みどり館で茨城県大規模接種2回目（モデルナ）を受けてきました。 夏の計画を組んだ7月初めの時点では「モデルナ2回目の副反応」はそれほど話題になっていませんでした。 予定を変更し授業日程に影響を出してしまい申し訳ありませんでした。 「モデルナ、1回目はなんともなくても2回目は副反応がひどい」という話が多く、39度くらいの発熱は想定して水枕やスポーツドリンクその他、物と心の諸々準備をしました。 副反応がどれほどであっても「避ける」という考えは全くありませんでした。 mRNAとはなんなのか、なぜ1度目よりも2度目の方が副反応が強く出るのか、なぜファイザーよりもモデルナの方が副反応が強く出るのか（推測）も一通り頭に入れました。 結果としてどうだったかというと。。 熱は接種前36.1度。 接種後は約50時間、36.9度と37.4度の間を行ったり来たりでさほど上がりませんでした。 軽い頭痛がしつこくてロキソニンもほとんどききませんでした。 倦怠感も「ベッドから動けない」ほどではありませんでした。まあ倦怠感といえば倦怠感なのかなあという程度。 腕は1回目と違って上下にも左右にも自由に動かせました。 以上書いた程度だとたいしたことはなかったようですが、1回目のときと比べると「かなりしんどかった」です。 具体的に説明するのは難しいのですが「自分の身体が自分の身体でないような感じ」にすごく苛立ちました。 接種48時間（丸2日）を過ぎてまだ頭が痛いのには「このままずっとモヤモヤしてんのか」とウンザリしました。 接種55時間後、腕を見たら接種部分から離れた下部やや前側に縦5cm、横3cmくらいの発赤を発見。 場所的には「モデルナアーム」が最も出やすい場所ですが時期としては早いかなと思います。 ただ発赤と入れ替わるように頭痛が消えて、ようやくスッキリしました。 接種当日と翌日はふだんめったに見ることのない奇妙な夢を見ました。 現在、医療機関は全く余裕がないようですが状況が沈静化したなら（するのか？）抗体値を測ってみたいと思っています。 あれこれ「日本てこんな国（政治家）だったかなあ？？」ということばかりで腰が抜けそうな毎日ですが、今回のワクチン接種に関しては機会を作ってくれた大井川知事に感謝します。 また、（高い）住民税、保険料、固定資産税を払っているとはいえ、希望者には接種券を早期発送してくれ（当初はこれを使い県外で摂取するつもりでした）、県の大規模接種が決定してからは接種券の有無も年齢も関係なく受け付け可という柔軟な対応を取ってくれた坂東市役所の担当の方にも感謝します。受付システムも時間帯が午前、午後、夜間に分けられ他市に比べてとてもよくできていたと思います。

  2021.08.13

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  モデルナ2回目対策

  モデルナ1回目は倦怠感も発熱もなく「俺って最強？」と自信を深めていましたが、そのような人たちも2回目はことごとくダウンしているようです。（特に2日目以降、38度〜39度の発熱が多そう）。 これは「噂」ではなく厚労省も7月25日にモデルナ1回目発熱4.7%、モデルナ2日目発熱75.7%と公に発表しています。 「最初はそんなこと言ってなかったよなあ。それならファイザーにしといた方がよかったのか。そんでもモデルナの方が効きそうだし…。」と悶々。 塾を始めてからインフルエンザにかかったこともないので39度なんて熱は記憶にありません。（幼少時にはあったかもしれませんが。） 用意だけはということでいろいろと買い揃えました。 アイスノンはあるのですが、氷をボコボコ投入できた方がいいだろうと水枕。 50年経っても全く機能が変わっていない製品というのも珍しいかもしれません。 それからポカリスエットとOS1の500ペットをそれぞれ箱買い。 ヴィターインゼリーを各種30個程度。 お粥パックを10個程度。（既に味見で3つ食べてしまいました。） 鯛雑炊と蟹雑炊はコクがありすぎ、ふつうにタマゴ粥くらいの方が食べやすそうですので、改めて補充する予定です。 カロナール系はほとんど売り切れ、同成分の「アセトアミノフェン錠HP」を入手。ロキソニンは常備しています。 いろいろな人のレポを読むと解熱剤投入→一時的に解熱、再び発熱→解熱剤投入→一時的に解熱を繰り返し、だいたい40時間（2、3日）経てばスイッチが切り替わったように普通に戻る人が多いようです。 あとは小豆アイス棒くらいでしょうか。 8月12日は授業予定なのですが、いろいろ考えた上で改めてご連絡します。 現時点での情報では「半年は効果が持続、デルタ株にも効果。」ということなので、8月下旬から効き始めるとすれば半年後が来年の2月末。 受験に向けてはちょうどよいかと思いますので、ご不便をおかけすることもあるかと思いますが宜しくお願いします。

  2021.07.31

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  うーん、これは…

  7月17日土曜日、高校野球茨城県大会。今年は客が少ないと聞いていたので来てみたものの予想外に密。弱った。むちゃくちゃ暑いし帰るか。（笠間は県内の球場で最も暑いと思う。） あれ？外野開放に気づく。誰もいない。（厳密には2人いる。）おまけに後ろのフェンスが日除けと背もたれに。 周りに誰もいないのでこのあとマスクを外すことができた。自撮りしてみるとかなり怪しい人です。 夏も冬もスポーツ観戦のプロを自負する私が完全に判断ミス。飲み物も冷却剤も全く足りませんでした。 オリンピックのサッカーの試合を県内の生徒約4,000人が観戦するとのこと。 上の写真の飲み物は種類としても（ポカリスエットとサントリー梅ソルト氷結）容量としても認められないようです。 午後3時間の屋外拘束はきついです。 ↓Twitterで拡散されているのですがこれは本当なのでしょうか。嘘であってほしい。 仮に本当だとしても屋外で3時間だと当日の天気、湿度しだいでは容量が足りない可能性も少なくありません。750のペットはそう多くないので現実的には500のコーラを2本ということになるのでしょうか。 世の中は建前と現実でできており、おもてなし（うらがあり）ということの実習としてはこれ以上ない良い教育機会なのかもしれません。 結局、世界に発信する「絵」として子どもたちがいればよくて、その子たちがキリンやサントリーや伊藤園を美味しそうに飲んでたら「緊急事態」です。 まあ、そちらがスポンサーなら同じことをするのでしょうが。。 前回の東京オリンピックの頃は何事ももっとおおらかでした。世の中は日々、息苦しさを増しています。 淡々と可能なかぎり自衛、この場合でいえば「間違えました」と言って大きめの水筒に…と思ったのですが（先生に取り上げられる危険性はあり、先生を通過ししてももっと上の組織に水筒そのものを没収される可能性があり）、会場に持ち込めなくなると最悪なので、ギリギリ750の中にポカリスエットやOS1を入れていくのが最良だと思います。 欠席でもいいのですが「協調性×」とされるおそれがあります。公式の学校行事ですから。。 私が担任なら「不安のある生徒、サッカーが好きでない生徒は休んでかまいません」というところですが、そうすると今度は先生自身に×がつくのでしょうか。 私はふざけていっているわけでも揶揄しているわけでもありません。真面目に言っています。教育委員会の考えていることがわからない。引率する現場の先生にはご苦労様としか言えません。安全対策を1番に考えてください。とにかく暑い。

  2021.07.18

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• モデルナ1回目　2日後

  モデルナ接種1回目備忘録。 接種そのもの→「痛くない」と聞いて油断していたので痛くて驚きました。 「ブスリ」と随分と深く刺さってから「うーん、いつまで刺してるんだろう？」という感じでした。 毎年、必ずインフルエンザの予防接種は受けていますし、血液検査も年に3回か4回はしているので注射は特に嫌いではありません。 今回は、けっこう、こたえました。 アナフィラキシーではなく、そちらでちょっと気分が悪くなりました。 副反応） 倦怠感→全くなし。 発熱→全くなし。 頭痛→接種10時間後、カロナールですぐにおさまる。 発赤→全くなし。 腫れ→全くなし。 痒み→ときおり痒い。掻いてしまうほどではない。 肩痛→翌日、腕を内側に全く伸ばせなくなりました。（車のシートベルトを左手でとることができない。）　 接種後50時間を超えてようやく痛み消失、自由に動くようになりました。 「ワクハラ」という言葉があるくらいワクチンに関しては世論も分かれています。 磁石が肩についたりするようにはなりませんでした。肩凝りがなおったりもしませんでした。（笑） 県の大規模接種、坂東市の枠に合計5日、13の時間帯にキャンセルが出て追加接種者を募集していましたが、かなり時間が経ってもなかなか埋まりませんね。 7月25日→8月22日の日曜日連続、一番仕事に支障がないように思うのですが、朝、昼、夜が残っています。 ワクチンを忌避するのも土地柄だったりするのかしら。。 モデルナの場合、モデルナアームとかいう1週間くらいしてからの発赤が起こったりする人もいるようなので引き続き自己観察してみたいと思います。 それにしても中国発のウィルスで米国の製薬会社が大儲け。日本は対策がボロボロ、ワクチン調達では下手をうってばかりと。。なんなんだろう？いったい。 茨城県が動けることがわかったのがせめてもの救いでしょうか。

  2021.07.15

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• 茨城県　大規模接種　

  7月13日の午後に茨城県による新型コロナワクチン大規模接種の古河会場に行ってきました。 大規模接種なのでワクチン会社はモデルナです。現在のところ、効果はファイザーもモデルナほぼ同じ、アナフィラキシーはモデルナの方が少なめ、副反応はモデルナの方が強め（特に2回目）と言われています。（米国の調査によるとモデルナ2回目は痛み78.3%、頭痛53.2%、発熱37.6%など。） 場所は古河中等の方かなと思ったらその反対で岩井方面からだと国道354を左に入っていきます。どこかで線引きせざるをえないのでしょうが筑西市の東の方だとここまではかなり遠いですね。 駐車スペースはたっぷりとあります。この点は車で行くことができないつくば会場に比べて恵まれています。 係の人たちはみな親切で、導線は工夫されており、またそうとう練習されたのか、まだ2日目にもかかわらず「滞りなく」入場、待合、受付、問診、接種、経過観察と進みました。 いつ検温するのかがわからず、問診票に記載した自己申告のままやってしまうのかしら？と思っていたのですが、問診の最後にお医者さんが計測してくれます。 高齢者は各市町村で接種が進んでいるためかほとんど見かけませんでした。 私の接種後の具合は以下の通りです。 あくまでも私の場合です。（個人差が大きいようです。） 接種後8時間まで→なんの副反応も起こらず、腕の痛みもなくグルングルン回すことができます。授業を行いました。 授業後、先行してファイザー製の接種を受けている弟と話したところ、「えっ、授業やったの。」と驚かれました。 彼は会社の仕事のあと夕方に接種を受けたらしいのですがその晩には腕が上がらなくなったそうです。 「俺は大丈夫だなあ。OS1を３本とポカリを１本飲んだからか。」と改めて腕をグルグル回しながら帰宅。検温すると36.2度。ところがその直後。。 接種10時間後→うん？腕が痛い。ストレッチ（左腕を内側に伸ばして右腕で挟むヤツ）をやろうにも左腕を真っ直ぐ伸ばせません。 頭がガンガンしてきました。検温すると36.8度。 用意しておいたアセトアミノフェンを飲みました。 頭痛だけでなくめまいが辛く起きていられずベッドへ。 熱はないのですが、アイスノンの冷たさが心地よく感じられました。 服薬後1時間を過ぎると頭痛はだいぶおさまりそのまま就寝。 翌朝。スッキリと目覚めました。めまい、頭痛はありません。熱は36.4度。 接種後18時間です。腕の痛みは多少よくなり、無理をすれば伸ばしてストレッチもできます。ただ接種箇所は少し熱くて、微妙な痒み。もう一度、アセトアミノフェンを飲みました。 怠くて眠ってしまいました。 ふだんあまり夢をみないのですが（見ても忘れてしまう）のですが珍しく夢を見ました。 電話がかかってきて起こされました。 接種後24時間。体温は36.7度。ふだんよりちょっとだけ高めですが平熱です。腕の痛みもやわらいできました。 結果的には今日も授業をできたのかもしれませんが授業直前にバダバタして混乱しないように休ませていただきました。 今回、坂東市の予約の仕組みは、接種の時間帯が選べたこと、初めからホームページで予約できたことなど、他市に比べてよくできていて助かりました。私は接種券を持っていたのですが持っていない人も受け付けてくれていました。 早く私も生徒もマスクを外して授業をしたいものです。日常が戻るのはいつの日になるのやら。。

  2021.07.14

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• 

  花花🌼

  新入社員。耐えよ忍べよ。 3年目社員。少しだけ目が見えてきた。 6年目社員。期待の若手。 20年社員。働き盛り。 役員へ。少し疲れも。 信じられない速さで時は回り続ける。 同級生も役員から組織の外、子会社の社長や外郭団体の役員へ。後輩が本体の代表取締役へ。。。 私が同じところをぐるぐると回り続けているあいだに。。

  2021.06.26

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• 県から急に言われても…

  坂東市のワクチン接種予定によると60歳から64歳の人への接種権の発送が7月下旬になっています。 私たちは現在のところ未定ですが早くとも8月以降になるのだろうと思います。 河野太郎大臣は前のめりに夏休み中に全国の12歳以上の生徒に接種を終えると言っていました。現実的なのでしょうか。 茨城県は大規模接種会場を設けましたが、昨日の茨城新聞によると、水戸会場は6月、7月の枠12,450に対して埋まっているのは2,200、那珂会場は枠3,700に対して僅か16とのこと。年齢を限定し、地域を限定すればそんなものでしょう。 記事によれば、県保健福祉部の木庭部長は「初めの流れは順調」と仰っていますが、そりゃ人が来なけりゃ順調でしょうと皮肉も言ってみたくもなります。 また那珂市は「無料送迎バスを運行しようにも利用希望がない。エッセンシャルワーカーに声を掛け、活用を図る」そうです。 ？うん、意味不明。 茨城県の場合、あまり「足」は問題でないような気もするんですよね。もともと不便なわけですし、どこにも軽トラの1台くらいはあるでしょう。 問題は接種券なのだと思います。 ただ各市の担当者も市内の会場と医院でしか接種を行わないという前提で細かな計画を組んでいたはずですので「そんな急に上から言われても…」というのは当然の言い分だと思います。 なんとかならないものでしょうか。 子どもと接する仕事なので。→タテマエ。 早くマスクから解放されたい。→ホンネ。 （せめて呼吸の楽な軽いマスクにしたい。） 東京五輪での感染爆発も怖い。 余りがあるなら、明日にでも水戸だろうが那珂だろうが行きますよ。 各市町村の接種券発送事務ってすごく面倒なものなのでしょうか。 私の弟は東京の某区に住んでいるのですが高齢者でなく基礎疾患なしでも、先週、接種券が各家庭に届いて（職域接種でなく）今週接種できるようです。他の区の医院で接種してもかまわないそうです。 （よしあしはなんとも言えませんが「接種券は速攻で全部発送してしまうのであとは各自でできるだけ早く接種してください。」という区長判断らしいです。） 茨城県も接種券を早く発行して、さらに年齢や住所による会場の縛りを緩くしないと「空き」の解決にはならずワクチンを棄ててしまうことになると思います。

  2021.06.22

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• 部活と勉強、その他

  下妻一高のホームページで「女子バスケットボール関東大会出場！」という文字を目にして本当に驚きました。 ネットで検索してみたら準決勝の明秀日立戦が58-55、決勝の土浦日大戦も最終的には突き放されたものの1Qが18-17、2Qが17-17と途中まで激戦を繰り広げています。 私たちのときには下妻一高に女子バスケット部そのものが存在しませんでした。いつの間にこんなことになっていたのか！ その他にも剣道部男子、バドミントン部男子、卓球部男子、陸上部が関東大会出場となっています。 この中で驚かないのは陸上部くらいでしょうか。陸上部は私の高校時代の先生方（下高OB）の中にも輝かしい記録をお持ちの人がいましたので強さは60年とかあるいはもっと長いのかもしれません。 それにしてもスポーツが強くなったものだと驚かされます。 現在、部活は教員の労働問題ともなり、教員志願者減少の一因となっていますが、下妻一高のように「部活と勉強」が一体となり、部活が生活の一部と化しているのであれば、大学卒業後も休日無報酬を厭わずという人たちで枠を満たせるのかもしれません。 今年は下妻一高野球部のエースだった加藤君も早稲田大学で2年生ながら投手陣の一角として公式戦に登板しています。 早稲田の野球部も監督の小宮山（ロッテドラフト１位、プロ通算117勝）は芝浦工大柏高から早稲田の野球部に入るのに2年も浪人していますが、現在はアスリート選抜で大阪桐蔭、履正社、広陵、浦和学院、作新学院といった超名門校から全日本クラスの選手が集まってきていて、投手陣だけで約50人もいます。その中で野球学校でない公立高校出身で下級生から登板機会が与えられているのは凄いことだと思います。 ネットで試合中継を見ましたが高校時代は平均128キロ、最速131キロ程度だった球速（高校野球マニアの私は何試合も観戦しています）が現在は139キロまで上がり、また数値以上に球のキレがいいので、これなら小宮山監督も起用するだろうと思いました。 私立高校のように勉強担当の生徒と運動担当の生徒が分かれているわけではないので、これで国公立大学130名、現役合格率95%なのですから生徒、教員の方々の努力には頭が下がります。 私は部活動については以下のように考えています。 中学生。 中学生であれば特殊な部活（※）を除けば、 土浦一高を受験するにしろ、水戸一高を受験するにしろ運動系の部活をやって全く問題ないと思います。 ※休日も合宿や遠征ばかり、学校の時間外も校外で練習していて全く勉強時間の取れないような部活。 高校生。 通学距離が長くなることもあり部活の時間は確実に勉強時間を侵食します。「勉強は効率的に」といいますが、難関大学へ進学しようとするなら「質の高い」学習を「大量に」やらないことには無理です。 では、私が部活否定論者なのかというとそんなことはありません。 「一年浪人したら、ええやないか」というのが私の考え方です。 高校の3年間は基礎学力をつけておいてあと1年勉強に打ち込んでみたらどうかと思います。 現役合格にこだわらず、限られた時間での努力ではなく「もうこれ以上はつきつめられない」というところまでやってみてほしいものだと思います。 勉強も「山の頂上」に登って初めて見える景色があります。 この20歳手前の1年は長い目でみれば慌てることのない1年で、時間を使っても人生上は全く問題がない、さらにいうと必要な時間のような気がします。 就職の採用担当者もさほどレベルの高くない高校から指定校推薦の早大政経よりも開成から一浪東大不合格の早大政経の方に加点するでしょう。 一流高校出身で一浪の3月まで（つまり1年と数ヶ月長く）追加の勉強をした学力というものは軽く見られません。 今日、東京六大学野球で東京大学が法政大学に2-0で勝ちましたが、土浦一高出身者が3年生に3人、2年生に1人います。みな浪人です。 私自身は現役で済んでしまいましたが、大学のクラスも現役は2割程度、ゼミも16人中同じ歳は3人のみ、就職しても同期17人中同じ歳は4人のみで、なんだか「とても損した」気分がしたものです。 現役通過のために多くのもの（それは勉強以外のことだけでなく勉強においても。）を犠牲にしてしまいました。大学も1年休学してなにか他のことに使ってみてもよかったとさえ思います。

  2021.05.23

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• 古河中等・下妻一・水海道一　進学実績を見て

  当地から通学可能な公立高3校の2021年進学実績を記しておきます。各学校のホームページに基づくので正確な数値です。 古河中等 難関国立10大学（※）　4名 筑波大　　　　　　　　7名 国公立合計　　　　　　59名 早大　　　　　　　　　3名 慶大　　　　　　　　　2名 明大　　　　　　　　　9名 下妻一高 難関国立10大学　　　3名 筑波大　　　　　　　8名 国公立合計　　　　128名 早大　　　　　　　　4名 慶大　　　　　　　　０名 明大　　　　　　　　2名 水海道一高 難関国立10大学　　　1名 筑波大　　　　　　　10名 国公立合計　　　　　91名 早大　　　　　　　　11名 慶大　　　　　　　　2名 明大　　　　　　　　15名 ※難関国立10大学（旧帝7大学＋一橋、東工、神戸） 古河中等の定員は120名、下妻一高の定員は280名ですので、古河中等の国公立の合格者数59名を120で割って280を掛けると換算数値が137名となります。いい勝負かなと思います。 茨城県の公立高校の場合、特徴として国公立大学の合格者が全国に跨るということが挙げられます。 私が高校生だった1980年代、茨城県からの国立といえば、東大→一橋・東工大→東北大→筑波大・横浜国大→千葉大・埼玉大→茨大、公立は横浜市大、都留文科大、高崎経済大、図書館情報大、このあたりに限定されていたように記憶しています。医学部志望者も「浪人しても筑波」という人が多く県外に出るにしてもそれほど遠方には行っていなかったように思います。 隔世の感があります。 茨大受けて撃沈、または茨大を受けたいけど受ける学力がない、そこだけは昔も今もあまり変わらなさそうですが。。 下妻一高の場合、名寄市立大1名、北見工大1名、北海道教育大釧路分校3名、福知山公立大1名、鹿児島大1名、名桜大（沖縄県名護市）1名と日本の北端から南端まで全国の国公立大学に跨っています。 古河中等も北見工業大、北海道教育大釧路分校から山口東京理科大（東京理科大といってもこちらは公立です）まで。 水海道一高も北見工業大5名、下関市立大、北九州市立大、福岡県立大、名桜大とやはり北から南までとなっています。 私立大学の合格数は古河中等が357名、下妻一高が538名、水海道一高が655名となっています。 古河中等を県立高校（280名）の規模に換算すると私立大学の合格者数は833名となります。 これについては「無茶苦茶受けまくってるな」とちょっと苦笑してしまいます。 まあ、大学進学実績というのは作ろうと思えば作れるもので、しばらく前に、ある私立高校（茨城県の高校ではありません）が難関国立大学の中でも難易度の低い学部を集中的に受けさせ、さらに地方試験を実施している私立大学を出来のいい生徒何人かにお金を出して全国行脚させ1人あたり10名分の合格者を稼がせていたというようなこともあります。 どの高校も企業の「当期利益はいくら」のような感覚になってきているようです。 20年にわたり日本はひどいデフレなのにもかかわらず、とにかく学費だけは高騰していますので、遠方であっても国公立というのはコスト的に見合うということなのかもしれません。 育ったところと違う風土で生活してみるというのは良い経験だとは思いますが。。 1980年代後半の早大（政経学部）の学費は前期21万円、後期21万円の年間42万円でした。慶應大はイメージと異なりさらに安かったです。 高校の時は現在と違い県立高校でも月謝を取られていましたし、下妻までのバス代が年間25万円以上かかっていたので、大学の学費が比較的安かったことがわかります。 衣食の価格は現在とさほど変わりません。（衣については今の方が安いかもしれません。）アルバイトで稼げるお金もさほど変わらないです。 学費が月あたり4万円は超えないので私立大学でも首都圏住みであれば親に負担をかけずに4年間通うことも可能だったわけです。「ジャパンアズナンバー1」とか言われた時代があったなんて夢のようです。 はっきり言えば都内の私大の方が就職はしやすいはずです。昔は丸の内や大手町には東大・京大・一橋・早慶上智の出身者しかいないようなところも多く（だから、いちいち誰が何大学などと話題になることもなく）、さすがに最近は変わったのだろうと思っていたのですが、実際のところはさほど変わっていないようです。 現在も守谷とかつくばみらいとかであれば筑波大や千葉大に受かれば別ですが、そうでないならば自宅から都内の私大の方が費用面でもメリットが大きいような気がするのですが、県教委の高校評価・教員評価の「国公立」が改まらないと志向は変わっていかないような気がします。 ちなみに千葉県の東葛地区で東葛高校に次ぐ県立柏高校（V模擬偏差値66）は毎年難関国立5名、早慶上智50名、MARCH150名〜200名の合格実績が出ていますが国公立合計は50名前後の数字しか出ていません。 県立柏があるのは北柏ですが、まさに「利根川を渡ればそこは別の世界」です。茨城県とどちらがいいのかはわかりませんが、近隣でも県が違うと価値観が全く異なることに驚かされます。

  2021.05.14

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• 早稲田大学　県内合格者数

  2021年 茨城県内県立高校 早稲田大学（全学部）合格者数。 （出典　週間朝日/サンデー毎日　今週号） 1.土浦一高50名。 2.水戸一高25名。 3.並木中等20名。 4.日立一高13名。 5.竹園高11名。 6.水海道一高10名。 7.竜ヶ崎一高4名。 8.土浦ニ高3名。 8.古河中等3名。 10.牛久英進高2名。 10.緑岡高2名。 10.下妻一高2名。 13.古河三高1名。 13.鉾田一高1名。 水戸ニ高0名。 水戸桜ノ牧高0名。 （参考） 江戸川学園取手　42名。 茗溪学園　16名。 土浦日大　7名。 常総学院　1名。 茨城県内県立高校 上智大学合格者数 1.土浦一高　　8名。 2.水戸一高　　5名。 2.竹園高　　　5名。 4.並木中等　　4名。 5.水海道一高　3名。 5.古河中等　　3名。 7.日立一高　　1名。 7.土浦ニ高　　1名。 私立大学の場合は一人で複数学部合格していたり他大学との併願もあるので必ずしも1人が1人ではありません。（1人で4名分くらい数字を稼いでいるかもしれません。） 水海道一高は旧帝大で北大1名がいますが、進路傾向は通える国立大学（筑波大9名、埼玉大9名、千葉大2名）＋茨城大学19名＋東京都内の私立大という茨城県内の県立高校で唯一首都圏型の高校になっているといえると思います。 新住民が多く抑えが効かなくなってきている気がします。 校長先生の海老沼先生には私が塾を開けて間もなく、まだ教務主任をされている頃からお世話になりました。ここ10年くらいで最も良い進学実績だと思います。よかったですね。 それにしても県央はともかく県南の県立高校も利根川渡れば「やはり茨城」になっているのは不思議です。 「国公立にあらずんば大学にあらず」、「国公立を目指さない生徒は人間扱いしない」、「とにかく国公立なら全国どんな僻地でもいいから人数を稼ぐ」というここ20年の風潮は誰が始めたものなのでしょうか。 私は基本的に志望高校の選択は全部生徒・保護者にお任せしていますが、相談された時は、教員志望の人には下妻一高、それ以外の人には水海道一高を勧めています。 また私立か県立かについては単願なら私立、併願のときには学費免除が取れても水海道一高を勧めています。 いまの高2生（新3年生）のうち1人は併願入試で私立の学費免除を受けましたが迷わず海一へ、他に2人ほど私立の免除（県立受験を取りやめなくても免除という高い方の評価）を受け、かなり気持ちが揺らいだようで水海道一高にするか相談されましたが水海道一高を勧めました。 いまの高1生（新2年生）は偏差値69の生徒（入試得点も440点ほど）が水海道一高に行っています。 入学時の平均学力では下妻一と水海道一、やはり少し差があり、下妻一高の方が上なのですが、今年の大学受験生はよく詰めたものだと思います。 旧帝大＋筑波大では10対10の引き分け、国公立総数では下妻一高が圧勝、難関〜中堅の私立大学では水海道一高が圧勝のようです。 水海道一高にも、けっこう優秀な生徒を送っているので上手く育ってほしい（育ててほしいではなく、育ってほしい＝勝手に育つのが茨城県立高校の良さのはず）ものです。

  2021.03.24

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• 茨城県の学力レベルが高かった時代

  東大を出たからといって、家庭や健康といったプライベートに関してはいうまでもなく、地位や収入といった点についても十分に恵まれた人生になるかどうかわからないということは前後左右の席を東大の人たちに囲まれて仕事をしていたのでよく知っています。 近年の「東大よりも医学部」という空気もよく理解できます。 また東大理系の人たちであっても就職先として理系の研究機関よりも「投資銀行」や「コンサルティングファーム」に進んで若い頃から一儲けを企むというのもよく理解できます。（日本の技術力の衰退の大きな要因はこれだと思っています。） とはいえ、東大合格者数というのはその県の学力を反映する一つの指標ではあると思います。 ということで過去の茨城県の東大合格者数の推移を見てみたいと思います。 今年はまだ最終集計が済んでいませんので昨年までの4年間でみると県全体で55名→57名→45名→58名と「なんとか今年は50名を上回れるか」という数となっています。 全盛期は1997年とその前後ということになるでしょうか。現在の40歳過ぎくらいの人たちの年代です。 漫画家（エッセイスト、相撲評論家）の能町みね子さん（牛久一中〜土浦一高〜東大）の世代です。 1997年は茨城県全体で90名を記録しています。 土浦一高43名、水戸一高14名、江戸取13名、茗溪7名、清真5名、竹園2名、常総2名、竜ヶ崎一高2名、下妻一高1名、茨城高1名。 自分の高校時代の感覚としては「東大といえば水戸が12、3名、土浦が7、8名、あとは各地の一高がポツリポツリ」というイメージだったので大井川知事が水戸一高を卒業された1983年を調べてみると県全体で25名です。 水戸一高12名、土浦一高9名、清真2名、下妻一高1名、古河三高1名。 私の母校である下妻一高の全盛期というのは現在の80歳を過ぎたくらいの世代、現在の中学生からすればお祖父ちゃんよりも上の世代です。 たとえば1956年（昭和31年）。 県全体29名。 水戸一高13名、土浦一高4名、下妻一高4名、日立一高1名、太田一高1名、水海道一高1名、境高1名、麻生高1名、古河一高1名、鹿島高1名、真壁高1名。 続く1957年（昭和32年）。 県全体27名。 水戸一高15名、下妻一高4名、水海道一高3名、土浦一高1名、日立一高1名、太田一高1名、鉾田一高１名、境高1名。 このあたりの年は連続して3名から4名の東大合格者を出しています。 1897年（明治30年）の創立以来、さほど人口の多くないところで、人材が中央に吸い上げられてしまうことが続けば「枯渇やむなし」ともいえるでしょうか。 しかし、昭和30年代、ろくに小学校、中学校の授業も行われず、情報も十分とはいえない片田舎で、まあよく頑張っていたものだと感心します。 1980年あたりまでは県都水戸の首位は不動であとは旧制中学系の高校から何名かというところです。 新興住民の方には水海道一、太田一、鉾田一、このあたりがなぜ中高一貫を併設しようとするのか疑問の方もいるかと思いますが地域おこしとして「夢よもう一度！」のような面もあるのだと思います。 もう一つだけ当地区のことをつけ加えておくと、1976年は県全体で合格者数が22名。 水戸一高14名、土浦一高3名、茨城高校3名、古河三高3名。 古河三高3名！。何年か前の古河三高の学校紹介では「東大の副学長も古河三高出身です。」というのが強調されていました。 古河中等の前に既に「なんとか古河に進学校を」という試みとして古河三高がつくられ、一瞬上手くいきかけた時期がありました。 しかし、国立大学合格者が0に近いところまで落ち込み、そこから10年近くかけて懸命な回復運動が行われ、旧帝大を含め、進学実績がかなり回復しました。2007年には京大に合格者が出ていますがこの年は東工大や東北大も合格していたと思います。 私の塾あたりまで塾の授業終わりを待って夜の10時頃に校長先生自ら訪問してくださったこともあります。学校回復の過程はベネッセでも大きく取り上げられました。 まさにこれからという、ちょうどそんなときに古河中等の設置が決定しました。古河中等は旧総和高校の継続校です。そのニュースを聞いたときには「あの人たちの努力はなんだったんだろう？」と思ったものです。 古河中等の進学実績をみると上位数名に限っては素晴らしいものがあります。しかし、これに続く層（旧帝大・筑波大）が奮いません。 うちの塾の2年生も県偏差値70、71、72、実力テストで470、480といった「受ければ楽に受かったであろう」、「古河中等でも確実に上位を形成したであろう」人たちが「様子見」なのか受験していません。 古河中等の初期の生徒は下妻一高地区だけでなく下館一高地区からも通っています。 下館一高、下妻一高、水海道一高それぞれが付属中学を相次いで創設する中にあって過疎地域の120名の単独一貫校、何十年前の歴史は繰り返すのかに注目しています。 並木中等を作って県南の私立中の力を削ごうという企てはある程度成功した（その分県外流出しただけ）といえると思いますが、それを過疎地県西で公立同士でやってどうするんだ？という疑問は拭えません。 古河中等も「政治」が深く関わった設置でしたが、時を経ずしてその上にさらに「政治」が覆い被さるという一貫性のなさには呆れています。 仕組みをあれこれいじるよりも教員の働きやすさや待遇を改善し優秀な人を確保し県全域で学力アップを図る方がずっとたいせつだと思いますよ。 今年の水戸一高の東大合格者23名（現役20名）というのをみると「まだまだ茨城、やればできるじゃん」というのを感じました。

  2021.03.13

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• 難関大学　公立現役健闘

  水海道一高の高校2年生（新高校3年生）が模試の成績を持って学習相談にやってきて、「けっこう水海道一高も上の方はできるやんけ」と思って話を聞いたところその上の方に岩井の生徒が何名かいるらしいです。 まあ、自分が現在、中学3年生であったと仮定した場合、実力テストで480点あっても偏差値73あっても、昔のように家のそばのバス停から30分に1本水海道行きの路線バスが出ていれば迷うことなく水海道一高に進学しています。（いまは路線バスが全くありませんので悩みます。） あまり学校の拘束がなさそうなのも好ましいところです。私の弟の友人は水海道一高から現役で東大の理科1類に合格しています。 もし下妻のご町内に住んでいたら、なにかとめんどくさそうな高校ではありますが、それでも無理して土浦とかには行かず下妻一高に行きます。 みなさん、忘れがちなのですが、ある程度学力がついたあとに難関大学合格の阻害要因になるのは「通学時間」と「雑事に追われる時間」です。これをやり繰りするのがホントにたいへんなのですよ。 今年は「公立高校」の「現役生」の東大合格者数が昨年に比べて著しく増加しているのですが、これは4月、5月の休校、それと春休みの部活自粛が良い影響を及ぼしたと思われます。 公立高校から東大に現役合格するには高2→高3の変わり目の時期が最もたいせつです。それにもかかわらずここでなかなか時間が取れないのがこれまでの現役生の辛いところでした。 現役で東大受かるか、落ちるかくらいの生徒は「いま自分が何をすべきか」はわかっています。オンラインどうこうも関係ありません。 最も重要な時期にまとまった時間が取れて「必要な学習に継続的に打ち込むことができた」というのは例年にないメリットだったと思います。 私は「学校の学習館に行かないと勉強できない」、「図書館でないと勉強できない」というのも疑っていて、今年度、無理やり家にこもらせた結果はきちんと数字に現れたと思っています。 自分のように月曜日は学校を勝手に定休にし、一日中自宅で模試の解説を熟読していたら推薦はもらえません。しかし、ある程度、学力が乗ってきたら自分のための「まとまった自主学習時間」というのは不可欠です。 たしかに難関校に進学できれば毎日友だちと交わす会話の質が上がったり、高度な議論ができたり、（東京の有名私立中高なら将来の人脈ができたり）するメリットは大きいと思うのですが、「高校の名前が大学に入れてくれるわけではない」ということは再認識してほしいと思うところです。 ※上記の話は「一定水準以上の学力に達した」「高校3年生」にかぎりますのでご注意ください。 （参考） 昨年比　公立高校　東大合格者合格者 （　　）は現役合格者 2020年→2021年 日比谷　　　40（25）→63（48） 横浜翠嵐　　26（15）→49（44） 県立浦和　　33（15）→46（25） 水戸一　　　　8（5）→23（20） 土浦一　　　26（14）→22（17） 横浜翠嵐高校は栄光学園、浅野などを上回ったようです。

  2021.03.10

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• 東大　水戸一高上位　いつ以来？

  東京大学の合格者数（速報値）が発表されました。 公立高校ランキング（　　　　）内現役 1位　日比谷　　63名（48名） 2位　横浜翠嵐　49名（44名） 3位　県立浦和　46名（25名） 4位　岡崎　　　31名（19名） 5位　水戸一　　23名（20名） 6位　土浦一　　22名（17名） まだ全部の集計が済んでいないと思うのですが、水戸一高が土浦一高を上回るとするといつ以来のことになるのでしょうか。 私の高校時代は常に水戸一高が土浦一高を上回っていました。 それにしても上位校はことごとく高入生のみの高校です。 改めて公立中高一貫校の必要性に疑問を感じるしだいです。

  2021.03.10

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• 眠れない・・

  ただいま朝の5時16分。 布団に入ったのは1時過ぎだったのですが。。 どうしたらか受かるかでなく、どうしたら落ちないかを考えていたら、ますます目が冴えてこんな時間になってしまいました。。 今日の授業準備もしないといけませんし、このまま起きてしまうか、目覚ましをかけて再度眠りにトライするか。。 まだこの時期は外暗いですね。 Have fun ! Nice weekend.

  2021.02.13

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  百万御礼

  私はブロガーではありませんし、長くお読みいただいている方にはおわかりだと思いますが、このブログは全く商売気はありません。 そんなわけで日々のアクセス数などはほとんど気にしてこなかったわけですが、さすがにトータルアクセス数が100万に近づいたあたりからなんとか「1000000」というキリのいい数字を写真におさめたいと思うようになりました。 ところが昨年の12月頃から日々の授業の苦悩が多く全くブログの方が書けなくなってしまいました。 自分のブログに自分がアクセスしない日が多くなりました。 なぜかそんな中アクセスしてくださった方も多く、知らぬ間に1000000アクセスを超えており、「10000000」という数字をキャッチすることができませんでした。 思えば、なんでブログなんか書き始めたのかも定かではありません。 ちょうど岩井で塾を開けて6、7年が経ち、中学生とその勉強について感じたことを記録してみたくなったのかもしれません。当初は外に向けて発信という意図はそれほどありまそんでした。 初稿は2014年4月16日、ちょうど塾ブログというものの退潮期でした。 茨城県内で何人か書かれていた先生方もだんだんと投稿が減り自然消滅してしまうブログが多かったように思います。 しばらくは読者も自分一人、もともと読んでもらおうと思って始めたわけではないので備忘録、日記として綴り続けていました。 しだいに読んでくださる方も増えてきました。 嬉しかったのは思ったよりも広がりを持つことができ、水戸やつくばなど県内広く読んでくださっていること、高校の先生方や実力テストの作成者なども読んでくださっていることです。 茨城県というのは特殊な県で他県に比べると県民の共有・共通情報が極端に少ないように思います。県としてのまとまりもありません。 県としての魅力度が低いのは外からどう見えるかだけではなくて、内側、自発的な問題だとずっと思ってきました。どの県も県内の地域間対立というものを抱えつつも県民の自県への意識・興味というものは茨城県よりは高いように思います。 他県に住んだことがある方ならお分かりでしょうが地方の多くの県では地元紙1紙（全国ニュースは共同通信の記事）を購読している家庭が多いです。 福島県のように福島民報、福島民友の地元2紙で6割を押さえている県もありますし、北関東でさえ栃木県は下野新聞、群馬県は上毛新聞が最大のシェアを持っています。 茨城県は讀賣が圧倒的に多く、次いで朝日で、新聞折込をされたことがある方はご存知でしょうが茨城新聞はほんの僅かです。 また茨城県は全国で唯一TVの地元局がない県でもあります。 高校野球の県大会の中継もなければ県立入試関連の番組もありません。 そんなわけで、せめて高校受験に関する話題、中学生の学習に関する話題くらい県全体に問えたらいいなと思うようになりました。 いつまで筆が続くかわかりませんが引き続き宜しくお願い申し上げます。

  2021.01.25

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