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進学塾キャラベル 西東京市 都立自校作成・難関私立高校受験

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2013年09月04日
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カテゴリ:成績の伸びない子

「早く終わらせたい」と焦ってやっている子

 

端的に言えば、勉強とは入試に受かるためにやっています。

「一次方程式を解けること」や「裸子植物と被子植物を区別できること」が、将来直接役立つことはあまりないでしょう。

ではなぜ勉強するかといえば、受験で出題されるからです。そして、受験に合格しないと、「学歴」という武器を手に入れられないからです。「学歴」を持たずに社会に出るのは、武器を持たずに戦場に赴くようなもの。運が良ければ生きて帰れますが、命を落とす危険性の方が遙かに高くなります。だから、社会に出る前に学歴を手に入れる必要があるのです。

学歴がなくても食べていけるような子もいます。AKBのメンバーやプロスポーツ選手です。彼らは、その方面の才能があるからそれでいいのです(ただ、個人的には、私は「芸がないからこそ芸能人になる」という考えです。一般社会で生きていくための一芸があるのなら、芸能人にならない方が安定した人生を歩めると考えています)。しかし、そうした特別な才能がない場合は、やはり勉強し、学歴を手に入れてしまうのが一番安全です。

そして、その学歴を手に入れるために不可欠なのが、現在では学校の教科書内容をマスターすることなのです。

(何が必要とされるかは、時代により地域により異なります。現在の日本では、勉強の価値観が相対的に高いという話です。パラダイムシフトが起これば、また価値観も変わるでしょう。)

 

さて、前置きが長くなりました。冒頭の「早く終わらせたいと考え、焦って勉強している子」の話です。

このタイプは成績が伸びません。

誤解なきよう断っておきますが、入試(テスト)ということを考えた場合、ゆっくりやっていてはいけません。早く解かなければ制限時間に間に合わないですし、ゆっくりやっていては入試までに全範囲終了しないからです。そういう点では、「素早く解くこと」は重要です。

ここで言いたいのは、「スピードを上げよう」「制限時間に収まるように素早く解こう」と考えている子ではなくただ単に「勉強を早く終わらせたい」と考えている子のことです。このタイプは成績が上がりません。なぜなら、根本的に勉強が好きではないからです。そして、嫌々やっているので頭にも残らないからです。

彼らは,その単元をマスターすることが目的ではなく、そのページを終わらせることが目的になっています。もっと正確に言えば、そのページを終わらせて、「早くテレビを見たい」「早くマンガを読みたい」「早く遊びに行きたい」「早く寝たい」が目的になっています。つまり、勉強よりも、勉強終了後の趣味の時間が目的なのです。これでは成績が上がるわけがありません。

 

たとえば、ジクソーパズルの話です。500ピースのものと3000ピースのものでは、3000ピースの方が値段が高くなります。しかし、ジグソーパズル好きの人は、必ずや値段の高い3000ピースの方を購入するはずです。なぜなら、好きなことや楽しいことは、長い時間をかけて楽しみたいと思うからです。そして、実際に長い時間かけて仕上げたパズルは、短時間で仕上がる500ピースのパズルよりも、素晴らしい絵柄になっているはずです。500ピースと3000ピースとでは、迫力が違います。

料理でも同様です。何度も何度も煮て、焼いて、時間をかけた料理というのは、短時間で作ったレトルト食品よりも深い味が出るはずです。2013年9月現在休業していますが、「藪そば」のつゆなどは完成までに何日間も寝かせておくとのことです。

勉強も同様です。「長い時間かけじっくりと養成した力」と「短時間で詰め込んだ付け焼き刃の知識」とでは、深みも違えば、定着度も異なります。試験前だけちょこちょとと勉強したり、早く終わらせたい一心で適当に仕上げた宿題や提出物というのは、全くみなさんの力にはなっていません。

そもそも「早く終わらせたい」という焦る気持ちが常に頭の片隅にあるのですから、集中力という点でも疑問符が付きます。

したがって、早く終わらせたいという気持ちで行う勉強というのは、全く意味がなく、みなさんの力になりません。そのため、成績が伸びないのです。

(この「成績が伸びない子」シリーズ。実は100話ほど書きためてあるのですが、少しずつブログに書いていきます)

 






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最終更新日  2014年05月20日 05時02分16秒
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「キャラベル(Caravel)」は、大航海時代に活躍した小型船です。操舵性が大変高く、逆風でも前進できるのが特長でした。

「キャラベル船」と同時期に活躍していた大型帆船「キャラック」は、大量の物品を積むことができたので、商業・貿易は大きく発展します。つまりビジネス向け・お金儲け向けの船です。しかし、多くの人員・スタッフが必要で、航行精度という面で弱点を抱えていました。とりわけ、強風は苦手で、逆風が吹くと転覆する可能性も大きかったと言われています。

そこで登場したのが「キャラベル」です。キャラベルは大変優れた操舵性とスピードを兼ね備えていました。必要な人員も少なくて済み、費用面でも大変優れていたと言われています。小型で小回りが利き、逆風の時でも風を味方につけ、精度の高い航海が可能になりました。「キャラベル」の登場により、大航海時代の活動範囲は大幅に広がっていき、数々の偉業が達成されました。


塾も船と同様です。

大型の塾には大型の塾なりの良いところがあります。しかし、規模が大きくなればなるほど、多くのスタッフが必要となり、授業料も高くなってしまいます。「生徒の学力アップのため」に各種講座や合宿を行うのではなく、「社員の賞与(ボーナス)のため」に特設ゼミや合宿を開催するという本末転倒な経営になってしまいます。

こうした大手塾が都立高校を受験をする上で必ずしも適している訳ではありません。
せっかく授業料の安い都立高校に入れたとしても、その前段階として、塾に何百万円ものお金をつぎ込んでいては、あまり意味がありません。

進学塾キャラベルは、教室の規模を最小限に抑え、高い操舵性を重視しております。また、塾長が指導にあたることにより、授業料も最小限に抑えています。キャラベルは、保護者の方が求めている操舵性と経済性を兼ね備えた進学塾です。

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