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紅葉狩りに行ってきました。 秋の宮島!! 紅葉の名所!! 広島県民にならなくとも、一度は見たかった。 それが意外な形で叶ってしまった・・・のをうれしいんだか悲しいんだか 微妙なキモチになる熟子でございます。 (そして、来年は関東圏の紅葉狩りにいけることを願う) さて、今回は気合を入れて弥山に登ることにいたしました。 須弥山(しゅみせん)じゃないっすよ。弥山(みせん)です。 海抜600メートル。 大した山じゃないと思った。 ・・・甘かった。 新入社員のときの出張で、一度だけ登ったことがあると 言い張るダーリンに先導をお願いしたのが間違いだった。 だって、それ、9年前の話だもん。 20代だもん。 基礎体力が落ちきっているの、あたりまえじゃん! 1時間くらいでちょろっと登れるっての、鵜呑みにしすぎました。 弥山に登るには3ルートあります。 1.紅葉谷ルート(金を出せばロープウェーという手も使える。往復1800円。クソ高い~) 2.大聖院コース 中央ルート(土砂崩れで通行止めになってた) 3.大元公園コース (水族館や大元公園があるところから登るコース一番長い) 案内人(ダーリン)に従い、ルート3で登ることに。 しかし、早くも後悔することになる。 登り始めたのが2時くらいだったのだが、 降りてくる人はボソッと「今からじゃ・・・ねぇ・・・」というのだ。 しかも、降りてくる人、いかにも登山って格好してる。 うちらみたいに、ユニクロスタイルじゃない。 うちらみたいに、そこらの棒を杖にしてない。 つーか! 下っている人ばっかりなんですけどっ!このルート!! 長くて緩やかだと聞いたルートは、 どんどん鬱蒼とした雰囲気に。 体感で、高尾山の2倍くらい足場が悪くなり、急勾配に。 森は鬱蒼としてきて、紅葉って感じじゃない。 降りてくる人も少なくなってきた。 あまりに淋しいので、いい夫婦の定義について語りあう。 11月22日じゃないけど。 熟子「やっぱり、究極の形態は空気のような存在なのよ。」ダーリン「でも、夫婦でも空気読めないとうまくいかないよね。」 熟子「そのためには、タイミングを合せる努力が必要だと思う。」 で、そのうち、なぜか空気が読める夫婦を目指すべく、オヤジギャグ道場と化す。 熟子「鬱蒼としてきたねぇ。。」 ダーリン「そう?」 熟子「ちがうでしょっ!そこは、『ウッソー』っていわないとッ!ダメッ!!」 熟子「遭難したりして。」 ダーリン「そう?」 熟子「だーかーらーっ!!そこは、『そうなん?』っていわないとッッ!!」 そんな会話を降りてくる人がいるたびに繰り返す。 いい夫婦の特訓のつもり。 ・・・でも、誰も笑ってくれなかったヨ・・・。 (会社でも公表したが、空気がシベリアに) つらい山登りもオヤジギャグで乗り切り、頂上に着いたときは感動したわ~。 頂上の小屋で売ってる450円もする高級キリンビール(350ml缶)を二人で飲んで。 絶景を眺める。見渡すかぎりの瀬戸内海! 落ち行く夕日・・・ これが、有名な瀬戸の夕日・・・ 夕日・・・ ・・・夕日ィ?!・・・(@▽@;) 日が沈んだら、暗くなるじゃん! 山道怖いじゃん!! (あくまで、ロープウェー代をケチる) で、即行下山。 紅葉谷ルート。 メインルートだけあって、流石に道は良かったが・・・ 勾配が更にきつくて、下り坂で膝が笑う。 マイ ニードル が ラフしちょるよ! 熟子「ねぇ、膝が笑ってきたんだけど。」 ダーリン「俺も。」 熟子「どんな感じに笑ってる?」 ダーリン「ウフッ・・・ウフフフッ・・・ウフウフッ・・・って感じ。」 どんな感じや。 10分後、同じ質問をする。 熟子「どんな感じに笑ってる?」 ダーリン「オホホ・・・オホホホホ・・・オーホッホッホッホ!」 さらに10分後、同じ質問をする。 熟子「どんな感じに笑ってる?」 ダーリン「ゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ(DIO風)」 参照:ジョジョの奇妙な冒険 そんな馬鹿な会話をしていたら、すぐに紅葉谷公園に着きました。 ああ、紅葉のきれいなこと。 つーか、上の方には紅葉がなかったね。 紅葉狩りするにはここで十分だったね。 翌日日曜日。 DIO状態まで笑った私の膝は、ホントーにゾンビの様になってしまい、 素でゾンビウォーク。 まるで、クララ。車椅子じゃなくて、一日「おこた」だったけど。 弥山の頂上には、行いが悪いと体がかゆくなるという岩(※弥山トリビア)があるそうだが、 日ごろの行いの所為なのかなぁ~ →弥山トリビア http://www1.ocn.ne.jp/~ropeway/tryvia/tryvia.html 宮島の有名な鳥居。 3回目にして干潮を見ることが出来ました!! (鳥居のふもとまでいけました) 決して、オヤジギャグに引いたわけじゃありません(笑) しかし、干潮の鳥居は見事だけど、干潮時の神殿は貧相です(笑) 黒と茶の幻想(上) 黒と茶の幻想(下) 恩田陸著 「黒と茶の幻想」。 屋久島の山歩きをしながら語られるミステリーの数々が魅力的なお話。 「三月は深き紅の淵を」の作中作(?)で出てくるのだが、 「麦の海に沈む果実」を読んだら、「三月・・・」シリーズが全部読みたくなってしまって、 現在はまり中。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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