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一日一冊読書日記

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2024.05.05
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天文学の歴史に新たなページを加える観測結果を2023年6月,
米国・カナダ,欧州,オーストラリア,中国,
インド・日本の5つのグループが同時に発表した。
宇宙は重力波で満ちあふれていることが,
世界各地の大型電波望遠鏡を用いた
約20年に及ぶ観測で明らかになった。「背景重力波」という。


 重力波は時空のさざ波ともいわれるが,
背景重力波は「さざ波」というより
「うねり」と表現した方がぴったりする。
その波長は数光年から数十光年にも及ぶからだ。
言い換えると宇宙のあらゆる場所は背景重力波によって,
数年から数十年という周期で非常にゆっくりと空間が伸び縮みしている。
その存在を明らかにするため,天文学者は
銀河スケールの観測プロジェクトを考案した。
天の川銀河に散らばる,精密時計のように決まった
時間間隔で電波をパルス状に出す天体「パルサー」と地球を結ぶ直線を,
空間の伸縮を計る測線として利用するのだ。





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Last updated  2024.05.05 00:00:20
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