|
カテゴリ:カテゴリ未分類
最近庭に良く出て庭木を見て楽しんでいる。生きている枝、死んでいる枝を見分けて楽しんでいるのだ。死んでいる枝を折ると、ポキッと音を立てて折れ、真ん中に空洞が出来ている。 どうやって見分けるのか。実は生きている枝には「冬芽(とうが、ふゆめ)」が付いているのだ。木によって多少違うが、だいたい2~3mmの小さな芽が、枝の先っぽや節々に付いている。 若干2,3mmのこの小さな芽が、春から夏にかけて芽吹き、シュートと呼ばれる一節の枝葉になる。木がまたひとつ年をとった証拠だ。 家の庭の木を見ながら、あぁこの枝は枯れてしまったな、とか、弱っていた木に冬芽がたくさん付いているのを見て、頼もしく思ったり、思い思いに庭をひと回りして楽しんでいる。 外に出てもいろんな冬芽を見て楽しんでいる。コブシや桜は、花の方が先に咲くので、早くから花芽が出来ている。コブシやモクレンの花芽は、ホワホワとした白い毛に包まれている。 桜の花芽もけっこう大きくて、枝が拳を上向きに広げたような形をしていて、その先に幾重もの丸くてやわらかい花芽を付けている。 冬は冬芽観察が面白い。皆さんも是非、枯れたように見える木に付いている冬芽、生命の証を見て、楽しんでください!そして良いお年を! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|