職場の研修旅行で,蔵王町に行ってきました。
蔵王の名所と言えば,御釜。
地元と言えば地元なのですが,小さい頃に1度しか行ったことのないところです。
近場ほど,あまり行かないところの典型ですね。
今日はお天気もよくて,残雪の残る岩肌と,深い緑の湖面を見せてくれました。
偶然,ほとんど人がいない状態に遭遇!
若干一名おりますが,この10秒後には,人でいっぱいになりました。
5月の連休に,蔵王温泉スキー場に行ったときには,ここまでの道のり,道路の両側には雪の壁がありました。
が,現在ではちらほらと残雪の塊があるくらいです。
といっても,まだ溶け残っていることに驚きです。
ここの標高は,1700m以上あるから,景色は本当にいいです。
幾重にも連なった山々が,下部は霞みがかって,輪郭だけがはっきりしているので,絵をかいたようです。
さらに,新緑も鮮やかで,木立のトンネルを抜けて行きます。
山頂に近づくにつれて,低木になりますが,その足下には,可憐な高山植物が彩りを添えています。
バスの中からだったのであまりよく分かりませんでしたが,イワカガミ,ハクサンチドリなんかはありましたね。
バスだから,降りて写真を撮ることも叶わず…。
このあたりは,こけしで有名です。
新地こけしの里というところに行き,工人の技を見学しました。
ちょうどこの時は,こけしではなく,小さな独楽を作っていましたが,その技には,目を見張るものがあります。
高さも直径もおよそ1cmの独楽を作り上げていくのです。
木を削り,ヤスリをかけ磨き,色を付け,つやを出します。
5分ほどで,こんな独楽のできあがり♪
可愛いでしょ♪
財布に入れておくと,金回りが良くなるのだとか...(笑)
けどね,私の財布には,この厚みは入りません。
1個200円で売っておりました。
お昼は,遠刈田温泉の某ホテルで宴会。
こんなお料理がありました。
料理としては,普通にお刺身なのですが,雪のかまくらの中に入っている!!
冷えたままいただけるようになっています。
まぁ,でも,最初からお刺身の色があまりよくないような…。
ちょっとだけ海育ちなので,魚にはうるさいよ!(笑)
この,かまくらが乗っているお皿,穴が開いているんです。
そして,その穴から,下の器に溶けた水が落ちる仕組みになっていたのでした。
だから,ビシャビシャになることはないのです!
せっかく温泉に来たのだけど,宴会の盛り上がりモードに,お湯に浸かることはできませんでした。
もったいなかったけど,また,一人プチ湯治に行くからいいもんね~(笑)
全然仕事には関係のない研修旅行。
でも,休日だし,実費だし,ま,いいんだけどさ。
でも,絶対,慰安旅行だから!
酔っぱらいに囲まれて,少々お疲れモードのはる☆でした。