雇用と社会
先だってマクドナルドの定年制度の復活が出ていた。定年の年齢を60歳いうのを復活させたというのだ。私にとってこのマクドナルドのとったことは大変なことではあるが魅力のある制度ともいえよう。年金や体力と能力の関係から65歳~70歳と設定している会社はとっても多い。最近のお年寄りはとっても元気なので「70歳ぐらいまでは働いてもいいのだ!」と絶対に思っているはず。会社のトップとなった人やかなり特殊な技術を持っていて会社としては有益な頭脳と言う人なら是非とも残って頂きたいのではあるが何もなくただ年金目的のために65歳ぐらいまで働くというのは如何なものかとも思ってしまう。というのも大学生の就職難は毎年のようにひどくなっていくばかりである。この若い人を助けるためにも50歳を過ぎたら定年後の人生をしっかりと考えて生きるべきである。盆栽にあけくれてもいい、海外旅行をしてもいい、水泳の選手生活をしてもいい。リーマンショック後の諸外国はまずはその国に住んでいる人から雇用をしていく。ふらっと来て仕事をしてみようっか?なんて人はまず仕事などできないように国自体がしている。日本も震災後の今年の就職に関してはとても難しいと嘆く学生の皆さんが多い。私の声楽の先生の長生きの秘訣というのは「何かに興味や好奇心を持つ」ということである。はたして、60歳を過ぎて仕事に興味や好奇心満々て言う人は存在しないであろう。人生80,90歳、、楽しいことがまだまだあるはず。テレビと友達なんて言わないような老後にしたいものだ。