もう残りわずかですが、せっかくのお休みなので、久しぶりにゆっくり映画三昧・読書三昧でもしようかと思っています。
私はわりと、昔観た、あるいは読んだものをもう一度、というのが好きです。
同じものを見て、以前とは感じ方が変わっていることに気が付くのが面白いので。
関心を持つ部分が全然違ったりします。以前はさらっと流していた部分にとても惹かれたり、逆に、以前とても感動したものを冷めた目で見てしまったり。
歳を重ねていろいろな経験も積み、状況が変わり、感覚も変わってきているのだなぁと実感します。
もちろん、以前とまったく同じように受け止められるものもあって、それはそれで感動があります。
今日、読んでいたのはジョン・アーヴィングの「ガープの世界」。
映画化されたものも好きだし、小説の方も過去に読んでいます(そのうちちゃんと感想を書きたいと思っています)。
それで、以前は全然気にも留めなかった言葉で立ち止まりました。
もし自分に子供ができたら、二十歳になったときも二歳のときと同じように愛してやろう。
二十歳のときの方が、子供はもっと自分を必要としてくるはずなんだ。
娘がちょうど2歳だからかもしれません。
少し前まで泣いて転がっているだけだったのに、言葉を理解するようになって、自己主張もするようになって、手もかかるようになりましたが可愛さも倍増しました。もしかして、子供の一番可愛い時期なのかな?と思ったりもします。
子供は3歳までに一生分の親孝行をすると言うし、こんな風に愛しく思えるのも今だけなのかも、と考えることが度々あったので、この言葉はちょっと身につまされました。
もちろん、子供の成長に合わせて、接し方などは変わってくるでしょうが、娘が二十歳になったときも、今と同じように愛して、なおかつ愛しているということをきちんと伝えられたらいいな、と思います。
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