なんだか大仰なタイトルを付けてしまいましたが。
自分のサイトにアフィリエイト広告を載せるようになってから、他の人のサイトを見るときにも、アフィリエイトに目がいくようになりました。
で、時々、巧妙にステータスバーに表示されるURLを偽装しているサイトがあって、とっても気になるのです。。。
ステータスバーというのは、↓の赤枠部分のことで、アンカーリンクをポイントしたときに、通常はリンク先のURLが表示されます。
でも、JavaScriptのごく簡単なプログラムで、ここに実際のリンク先とは異なるURLを表示することができます。
例えば、楽天のトップページへアフィリエイトとしてリンクを張ると、「http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/0066b556.9f0953ff/?url=http%3a%2f%2fwww.rakuten.co.jp%2f」などというURLになりますが、JavaScriptを使って、ステータスバーには「http://www.rakuten.co.jp/」というURLを表示しておき、実際にクリックしたときには「http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/0066b556.9f0953ff・・・」の方に飛ばすというワケです。
実はこれ、フィッシング詐欺でよく使われる手法。
(今さらですが、フィッシング詐欺とは、メールやサイトで銀行やクレジットカード会社などになりすまして個人情報をだまし取る行為のことです。口座番号や暗証番号、クレジットカード番号などを盗まれて、不正に使用されるというような被害があります)
普通のサイト(多分)でリンクをクリックしたら、表示とは違うところに飛ばされたので、一瞬「やられた!?」と思って焦ったのです。
そうしたら単なるアフィリエイトだったので、ホッとしたらちょっと腹が立ってきて、こんな手の込んだコトする意味はあるのか?と思った次第です。
広告だと分かるとクリックする人が減ると思ってのことなのでしょうか?
それとも何か別の理由が? うーん。
URLだけで広告かどうかを判断できる人は、自分もアフィリエイトをやっている人が多いハズ。
ということは、自分でもホームページを持っている人が多いだろうし、ステータスバーの偽装ぐらいにはすぐ気がつくのでは? 気がつかない? 気がつきましょうよ(^-^;)
1カ所でもこういった偽装を見つけてしまうと、用心深い私はそのサイト全体が信用できなくてなってしまうのですが、気にしない人の方が多いんでしょうか。。。
ついでに。
フィッシングで、最近はアドレスバー(↑の画像の青枠部分)を偽装するところもあるようです。
これもJavaScriptで、ポップアップウィンドウ(よく広告などで使われているヤツです)を巧妙にアドレスバーに重ね、実際にアクセスしているURLとは違うものを見せるようです。
これは、ウィンドウの大きさを変更したり、位置を変えたりすると分かりますので、ポップアップを禁止にしていない方がネットバンクなどを使うときには、念のため確認した方がいいかもしれませんね。
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