転倒・転落による死者数の将来予測 (資料:国土交通省国土技術政策総合研究所)
家庭を除く学校や商業施設など公共性の高い建築空間で起こる事故を対象に 2007年に国土交通省国土技術政策総合研究所がショッキングな予測を発表しています。 死者数が増える最も大きな理由は高齢者の増加。 80歳以上が転倒や転落で死亡するリスクは、15~44歳と比べて100倍以上も高いそうです。
2028年には、私自身高齢者と言われる年代にはなっておりませんが、 最近、自分自身の加齢に伴う体調変化をしみじみ感じるだけに、 このデータはひとごとではありません。
では、この転倒が起きる原因について考えてみると、 想定できるのは「危険な部分を保護していない」・「段差や溝」。
しかし、日経アーキテクチャのアンケート調査によると、 実際にけがをした人の多くは設計者や施工者、管理者にクレームを付けていないそうです。
設計者・施工者の立場でいえば、住まい手からこのようなお話がないと まず、事故があったことすらわかりません。
しかし、現状の「引き渡し後の定期点検」程度の関係維持で、 このように「クレームともとれる内容のお話」がきちんと収集できるかどうか。 私が考えるに、まず、難しいと思います。
では、どのようにしてこのような情報を収集すべきか? CRM(顧客関係維持マネジメント)には、このような対応策がきちん網羅されているのですが 関心のない方にいくらお話をしても難しいことでしょう。 ※個別であればいくらでもお話できますが、関心のある方だけに限らせていただきます。
1クリックがとっても励みになりますm(_ _)m
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年11月10日 17時23分27秒
[ビジネス・起業に関すること。(65535)] カテゴリの最新記事
|
|