留学生のためのスタディスキルズ推進ブログ

2005/07/16(土)18:07

海外学習、トップダウンの法則

留学-学習編(312)

昨日は大から小へのスケジュールの立て方、ということについてでしたが。 ここを参照 これを、勝手に「大→小の法則」と呼ぶことにする。う。ださい。 「Top→Downの法則」うん、こっちのがいいや。 でかい目標(=Top)から、だんだん細かい計画(Down)を作っていくわけだけど。このコンセプト自体は、全てにおいて当てはまるのだ。 特に、お勉強について。 日本と海外(私の知ってるのはアメリカ)の学習スタイルの違いが一番でるのって、ここのような気がする。日本は細かいところを覚えた上で、全体を見るのだけど、アメリカだとTop→Down式にスタイルを変える必要がでてくる。 留学すると、英語に不安を感じるせいもあって、やっぱりちまちま勉強しちゃうけど、大きなところから攻めてく方法を身につけると、無駄なこと覚えなくてすむし、莫大な勉強量も結構把握できたりする。 具体的には。 リーディング    →そこから読み取るべきもの(大質問)を確認     タイトル、目次、書評などを見て、大事な章はどこかに見当をつける     各章のタイトルから、大体の内容に察しをつける     段落のキーセンテンス/キーワードを探す     キーセンテンス/キーワードを意識しながら読む ライティング    →テーマを決める     段落の内容を決める     段落内の流れを3文くらいでまとめる     細かいところを気をつけながら文を書いていく ディスカッション    →相手のポイントを確認する     そのポイントについての自分の主張を考える     その主張をサポートする証拠や理由を考える     手を上げてポイントをまず発言して、あとはその説明を考えながら言う プレゼン、レポート    →テーマを決める。     自分の言いたいことを書く     それをサポートするために必要な資料を探す     資料に説明をくっつける     グラフや絵なんかを探す/作る     見栄えをよくする とまあ、結構てきとーですが。 留学生に限らず、あちらの生徒も、プレゼンなんかは、たまたま見つけた資料をまず載っけて、あとからつじつまの合う説明や主張を探していく人、結構多い。ディスカッションも、やたら細かいデータや体験談を挙げて、聞いてて面白いんだけど終わるとじゃあ、あんたの言いたいことは、何???みたいな人がいる。 行き当たりばったり。を人生のモットーとしている自分としては、自分で書いてて耳が痛いが(汗)(←「今を生きる」ともいう) まあ、勉強以外の面については、今すごく気に入ってるあの子、でも、結婚、家庭を想像すると…やっぱり別れよう、なんて、学生のうちから言ってるのはまずいっすね~~。ユニバーサル・セオリーではないことは自覚して、ケースバイケースで応用しましょう(^^)

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