肩関節周囲炎7
肩関節周囲炎7
今日はSLAP損傷について
野球などをしている人は一度は聞いたことがあるかもしれませんが、あまり聞いたことが無いと思います。
SLAP lesionとは上腕二頭筋長頭腱付着部を含む肩関節唇前上方から後上方にかけての損傷を総括し「Superior lubrum anterior and posterior lesion」と命名したのが始まりで、略してSLAP 損傷 といわれるようになったといわれています。
上腕二頭筋とは腕(うで)にある力こぶの筋肉で、その筋肉が上にいくにつれて腱になりその腱は肩関節の中まで伸びていき、肩の関節内にある関節唇(かんせつしん)という軟骨に付着しています。この上腕二頭筋長頭腱が投球動作時に牽引されたり捻じれたりする力などが繰り返し加えられることで、関節唇が傷つけられ発症するといわれています。
投球動作の中でコッキング期(振りかぶった状態)からアクセレレーション期(ボールを離す前まで)に上腕二頭筋長頭腱が牽引され痛みが生じます。
自覚的な症状としては投球時の痛みや「肩が抜ける」というキーワードが重要でこのケガを疑うポイントとなります。
その他徒手検査としてbiceps tension test・Crank test・O’Brien test・三森テストなどが陽性となりますが、感度、特異度とも疑問が残ります。
最近ではエコーを使って病態が把握できる様になっているので、この様な症状の方はエコーのある整形外科で診てもらう事をオススメします。
治療法
基本的に、保存療法(リハビリ)が中心になりますが、なかなか改善しない場合は手術になる事もあります。
リハビリ
肩の関節包の後下方部分が固くなっている人が多いのでここをストレッチする事が大切です。
痛い側を下にして側臥位になります。90°前方挙上し、手の平を床に向けます。
そのままその腕の上に乗る様にうつ伏せになります。
少し伸びる感じが出るくらいで30秒キープします。これを3セット行います。
筋トレに関しては肩関節周囲炎6を参照してください。
体の使い方。
体の軸が安定していないと、肩甲骨を上手く使えなくなり、結果として肩の関節にストレスがかかるようになります。
足の間に握り拳一つ位入るくらい開けて立ちます。
そのまま、片足立ちになります。
骨盤や肩が動かない様にスッと片足をあげます。
体の軸が安定していないと片方の肩が上がったり下がったり、骨盤が動いたりしてしまいます。
ぶれない様にスッと片足立ちになれる様に練習します。
ポイントは、丹田辺りに重心があるイメージで、なるべく筋肉を使わない様にするとやり易いと思います。
簡単な人は、片脚立ちのまま軽くスクワットやジャンプをしてみてください。
しっかり軸が感じられる様になると、四肢が軽く動く様になります。
試してみてくださいね!
一本下駄もオススメですよ。
軸を作るにはノーマルタイプが良いですね↓
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