2005/03/14(月)22:48
子どもを叱るのは、○で、怒るのは×なの?
こどもを叱るのはよくて、怒るのはダメ、でも、怒ると叱るはどうちがうのか? というのは、
わたしの長年の疑問でした。
わたしは親になって7年目ですが、今は廃刊になってしまったプチタンファンという文章主体の育児雑誌を愛読してました。
その雑誌で「叱らない子育て」が特集されていて、読者の意見や、
識者のコメントは、いろいろでした。
・「叱る」のはいいけど、母親の感情で「怒る」のは、ダメとか
・母親は、感情で怒ってもいい、大爆発するより、小出しにする方がいいとか
でも、叱ると怒るとどうちがうの? って、新米ママのわたしにはよくわかりませんでした。
その後、育児書を読んだり、保育園でベテラン保母さんの しかり方を見ているうちに、
自分なりに基準ができました。
(1)子どものやっていることが、人としてするべきでなければ、それを子どもに理解できるように、教える。場合によっては、親は体を張ってでも教える。
(2)人に道には反しなくても、共同生活者として、自分がいやだと思うことは、こどもに理解できるように伝え、やめさせる。
(3)子どもが、すぐに理解できない場合は、わかるようになるまで、気長に教え続ける。子どもの理解力、記憶力、言語能力は、大人並みではないことを忘れない。
この3つの基準に照らし合わせて、怒りすぎたり、しつけのためという言い訳しながら、子どもに暴力をふるうこともなく、済んできました。
最近、基準(1)で、長女が泣くまで叱ったのは、妹の顔を蹴ったときかな。
いまでも、こどもがちゃんとできないので、しつこく言っているのは、次女の後かたづけ。基準(2)
上記の(2)の関連して、親とこどもの生活をうまく折り合いつけていくために、
長女が1歳前後に夫婦で読んで、子どもを 怒る回数や はやく、ちゃんとしての類の言葉かけを激減させた本を紹介しておきます。
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相良敦子さんのモンテッソーリ教育の著書は何冊かありますが、上記の本が一般書としては初期のものです。ここから、読み始めるといいです。
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モンテッソーリ教育にヒントを得て、子どもといい関係になれたお母さん達の実例がのっています。
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子育て支援は、親をしっかり支えてやらないと、うまくいかないです。
親が親として、子どもに何をするべきなのか、それは、子どもが一人で、できるようなるよう援助と生活環境を整えてやることです。うちは、最初の子どもが0才の8年前、相良さんの本を読んでいて、ほんとによかったと思います。 もし、知らぬまま、子育てしていたら、ひとりっ子で終わったかも。
モンテッソーリ教育は、言葉を習得する前の幼児にも有効です。
我が家の場合、家庭でできることを取り入れるだけも、効果ありました。