ジュラのお散歩花日記
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今日から十二月と聞くより 師走って聞く方が年の瀬が近づいたと感じますね 昨日までの暖かさは十一月に置いてきたようで 今日からまた寒くなりました 今日も昨日の続きで 洞川湖周辺のお話ですが 今日は洞川湖の北に広がる「学習の森」のお話 三十年ほど前まで「神戸市立教育植物園」と呼ばれていた施設で 閉園後、今の森林植物園に吸収され 学習の森と呼ばれるようになりました ただ今となってはネット検索くらいでは詳しいことがわかりません 図書館にでも行けば資料があるのかな 学習の森に入って緩やかな坂道を 大きなケヤキ並木沿いに登っていくと 赤く紅葉した木が目に入ってきます これはムクロジ科カエデ属の落葉樹「目薬の木」 標高700m以上に分布する日本固有種の木で 樹皮を煎じたものは名前の通り目の病気に効果があるそうです 詳しくはココを見てね 名前は聞いたことがありますが 目にするのは初めてかも [ 目薬の木 ] こんなに綺麗に紅葉をするとは知りませんでした この道を真っ直ぐ登っていくと また学習の森の標識?があります 数年前まで教育植物園時代のこんな案内板が立っていたのですが 今はもう残っていません この案内板を見ると この奥には以前は事務所があったようです 実はこの奥に見たいものがあるのです もう建物は一つも残っていませんが 建物の跡は残っています 当時中庭だったと思われる辺りには 一面にこんな落ち葉が落ちています 昨年初めて気がついたのですが これは森林植物園の長谷池の畔に植えられている あのハナノキと同じ葉っぱ 長谷池のハナノキと比べ 此処のハナノキはとっても高木で 秋になってこんなきれいな落ち葉を落とすまで その存在に気が付きません 此処に植えられているハナノキは 一本や二本じゃないようです [ ハナノキの落ち葉 ] ハナノキもムクロジ科カエデ属の落葉樹で日本の固有種 長野県、岐阜県、愛知県にまたがる県境にのみ分布し 自生地では天然記念物に指定され 国からは絶滅危惧II種に選定されているそうです 最近では日本各地に植栽されるようになったそうですが まだまだ珍しいです 表が真っ赤で裏は白色のこの葉っぱは 一度見ると忘れることがありません この落ち葉の絨毯を見たかったのです もう一つ見たかったのが 此処のモミジの紅葉 何故かタイミングが合わず 今まで紅葉の一番綺麗な時に訪れたことがなかったのですが 今回は見事に赤く燃え上がった紅葉を見ることが出来ました もうお日様は黄昏れ始めていたので 尚更モミジが綺麗に輝いて見えました 紅葉の迫力はこの秋見た中で ベスト3に入ります そろそろ帰る時間です 此処からなら歩いて家まで一時間と少々 帰り道なので 洞川湖の北岸も見てみることにしました そのお話はまた明日~ 今日の夕暮れ 今夜のお月様は十四夜の月 [ 十四夜の月 ] ⇑ 只今機能していません
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