ジュラのお散歩花日記
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今日も昨日ほどでは無いけれど 一日中、雨が降ったり止んだり 明日の午前中いっぱいも雨の降る予報で 金曜日からの総雨量が200mmを超える見込み 秋雨前線が停滞し前線に沿って線状降水帯が発生 中国・四国・近畿・北陸にかけて大雨になっています 台風が去っても秋晴れになってくれません こんな秋は初めてかも また災害が発生するかもしれません どうぞお気をつけください 今日も植物園訪問記(8/20)の続きです これ以上はカモシカ園に近づけないので さつきちゃんに会うのは諦め 長谷池の北岸へ向かいました こうやって長谷池を見ている分には いつもの長谷池に見えるのですが 北岸に目をやると 7月の豪雨の爪痕が・・・ 流入した土砂が堆積しています カキツバタやミゾソバ、ミツガシワが生えていた辺りが 土砂に埋もれてしまいました この土砂をどうする心算なのでしょう 除去して以前の状態に戻すのは大変そう 土砂の堆積の少なかったところでは ミソハギのお花が咲いています [ 禊萩(ミソハギ) ] 見慣れていた光景を もう見ることができなくなるのは寂しいです 完全な復元は無理でも 以前の光景を復活していただきたいです それとも八ツ橋も含め 大きくデザインを変更されるのかな 新たに出現した地面の上では この日もこの子が吸水に来ていました アオスジアゲハさんです 口吻(こうふん:クルクル巻いた管状の口)を伸ばし 地中に差し入れて水分を吸っています [ アオスジアゲハ ] 水辺にはこの子がいました オオシオカラトンボのお嬢さんです シオカラトンボのお嬢さんなら ムギワラトンボの別名を持っているけれど [ オオシオカラトンボの雌 ] オオシオカラトンボのお嬢さんには別名は無さそう そうそう、長谷池の周遊路の斜面でこのお花?を発見 ツツジ科の多年草「錫杖草(シャクジョウソウ)」 とてもツツジ科とは思えない姿ですが DNA分析によるAPG植物分類体系でツツジ科になりました 錫杖(しゃくじょう)とは遊行僧が持つ杖の一種 このお花の姿をその錫杖に見立ててつけられた名前だそうです [ 錫杖草(シャクジョウソウ) ] ツツジ科の植物ですが葉緑素を持たず 自分では光合成を行えない腐生植物 キノコなどの菌類から栄養素をもらって生きているそうです 初めての出会いでした [ 秋の銀竜草(アキノギンリョウソウ) ] 植物園にはシャクジョウソウのお仲間が生えてます それがこの「アキノギンリョウソウ」 [ 秋の銀竜草(アキノギンリョウソウ) 2016.9撮影 ] これは一昨年の写真で アキノギンリョウソウの開花は シャクジョウソウよりひと月ほど遅いです そろそろ咲き始める頃かな 長谷池を後にして 最後に見ておきたいお花を求め さくら園へ向かいました これは途中で出会った野菊で 「白山菊(シラヤマギク)」といいます [ 白山菊(シラヤマギク) ] 秋に咲く野菊の中では 一番早くから咲くタイプです [ 藪萩(ヤブハギ) ] もう秋のお花が咲き始めています 今年の秋の訪れは早いのかも [ モンシロチョウ ] モンシロチョウさんにも出会えました 後で数えてみたら この日一日で13種もの蝶々やトンボに出会っていました さくら園へはいつもの近道は使えませんでした まだ到るところが通行禁止となっています 台風より7月の西日本豪雨によるダメージが 一番ひどかったようです さくら園の立ち入り禁止エリアでは 測量が行われている最中でした 余程酷いのかな 明日はこの訪問記の最終話をお届けします ⇑ 只今機能していません
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