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わたしは結構横着で旅行に出発前に旅館を予約するのがかったるく、まあなんとかなるだろうと出てゆくわけです。

するとたいていはうまく行き、うまく行かないとそれなりのドラマが展開されるものです。

今回は一泊目は飛び込みである地方都市のホテルになんなく（？）泊まれたものの、二泊目の良く知っている町では頼みのB&Bがなくなっていたり日曜ということで営業していなかったりではたと困惑してしまいました。

するとそこに買い物帰りのジェインが歩いてくるので、ここらに良さそうなB&Bはありませんか？と聞いてみたものです。

すると、ううんややこしいこと言うわね！カモンマイハウス！と彼女の家に連れて行かれました。

泊めてくれるというのかな？ひょっとして僕はこの田舎町でジェインと暮らす羽目になるのか？？などと瘋癲老人はあらぬ妄想に走りますが、家にはキャロラインという天使のような娘さんもいました。

要はあちこちと電話でB&Bを探してくれるという親切なことで、本当に恐縮。

犬散歩の友人が「泊めてあげられるけど、ジェインいったい誰が泊まるの？」との問いには決然と「ジャパニーズ　ナイス　ジェントルマン！！」と断言してくれます。

向こうもナイスジェントルマンならしょうがないわねえ…と応じてくれて本当にすばらしいB&Bがゲットできました。

その犬が三本足なのに本当にいい犬でした。
ジェインと愛犬タジです。