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June 14, 2010
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カテゴリ:思いつくまま…
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念願のサンクチュアリに入った感想はただただ清浄な空間に入ったというものだった。

もっと緊張を強いられるようなことや、あるいは現実離れしたものさえ想像していたがここにあるのは安心していられる雰囲気だった。

みんなが大切にしてそして清掃して空気も後年の知識ではフラワーエッセンスのスプレーで浄化されていることは無用な神経が働かない空間を作っている。

空間そのものが It is OK ! と言っているようだった。

またそのような空間を作ることは義務とかではなく、そのような空間に居たいから、そんな空間が好きだからそうしているのだとわかる。

入りたいものは入れる、入りたくないものは来ない、したいことはできる、したくないことは考えにものぼらない…

そんなことがここにいるだけで理解できた。

数年後にここでアイリーンと対話した。

アイリーンはその数奇な運命についてどう思うかとの質問に対して「 I chose 」と返答した。

そう、人生とはその人の選択の結果なのだ。

一瞬、また一瞬がその人の選択であり、選択しない人生はその人に起こらない。

それこそが自由ということでありすべては自分が源なのだ。

同じ選択をするのなら、言い訳からするかしたいからするのか、他人をうかがってするのか自分に聞いてするのか…

アイリーンの人生とはご存知のようになに不自由ない名門の夫人の座を捨て子供も捨てて恋に走ったあげく、その男(ピーター)は別の女性と去って行ったという一般論で言えば疑問符の残る人生だった。

いくらでも被害者になれる材料があっても、そうならない人は今を生きている人だ。

次の一瞬も自分で選び取れる人だ。

既にここ数日で公開している写真の中に最初アイリーンが天啓を得ていた場所がある。

その後、このサンクチュアリで天からのガイダンスを得ていた。

ある日、そのガイダンスをとらなくなった…と言うよりは他者に対して発表しなくなった。

ピーターは驚き、翻意を促したがアイリーンの態度の変わることはなかった。

そのとき既にピーターの去ることもアイリーンにはわかっていたのかもしれない。

人生とは運命によって定まりどうしようもないことかもしれないが、その解釈だけはまったくもってその人の自由であり、なにものにも左右されず自由な自分としてそれをすることそれこそが人間が果たすべき唯一の責任かもしれない。






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Last updated  June 14, 2010 02:39:18 PM
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