テーマ:猫のいる生活(138968)
カテゴリ:良平&敦聡
出演
「香耶」・・・ちょっと天然な女。愛猫のアンジェと体が入れ替わり、 恋人の愛貴と共に苦労して元の人間に戻れたが、再び災難に巻き込まれている。 [ノラヘイ]・・・元、人間の猫。現在、猫神の5番目の弟子として修行中。 「力丸」・・・猫神の1番弟子、ずば抜けた力を自由自在に使う。 〔疾風〕・・・力丸の弟で猫神の2番弟子、ずば抜けた速さを誇る。 〈蘭風〉・・・猫神の3番弟子でノラヘイと同じく元、人間の猫、風を操る風使い。 (シビレ)・・・猫神の4番弟子、長い毛を自由自在に操り、毛に神経性の毒を持つ。 《妖狐》・・・狐神の弟子の一匹、狐神は昔、犬神との戦いで相打ち、不在。 『ニャジロウ』・・・猫神。その存在は謎。 最終話・・・『彼の元へ』 ノラヘイの世界で怪物たちの魂は浄化された 「よくやったなノラヘイ」 [・・・こんな世界の使い方、嬉しくはないわ・・・] 〈仕方ない、お前にしか出来ないんだ〉 〔残るは妖狐・・・〕 「・・・まぁ見ていろ、俺たちの仕事は終わりだ、これは元々、奴の仕事だからな」 え?(@.@) 誰の? そうこうしていると、力を失い、怪物さえもいなくなった妖狐は怒りに怒っていた 《ゆるさん・・・ゆるさん・・・》 あらあら、ご立腹 ( ̄▽ ̄;) というか狐って意外と可愛い・・・ 「おい、妖狐!まだやるのか?」 まぁ、戦っても無理な事くらいは妖狐も分ってるでしょう ( ̄ヘ ̄) 《・・・俺はこれにかけていたんだ、後戻りなど考えてはいない、たとえ敵わぬと 分かっていても、お前たちとここで戦い、終わろう》 すると、力丸さんはまた意味が分らないことを大声で叫んだ 「やれやれ・・・おい!もう十分だろう!さっさと終わらせてしまえ!」 《?》 と、その瞬間・・・妖狐の後ろで倒れていたシビレという4番弟子がむくっと起き上がり、 聞いていた特殊な能力で毛を伸ばし、あっという間に酔う狐を捕らえ、身動きを封じた わっ!( ゚ ▽ ゚ ;) 《お前・・・死んでいなかったのか・・・》 (お前を泳がせるための演技だ、少し仮死状態にしただけだ) 《・・・》 (いつでも後ろからお前を止められた) さすがニャジロウ様の弟子・・・(゚∇゚ ;) 《いつでも?なら、どうして最後まで・・・》 (俺たちは訳も分らず成敗などしない) 《俺は初めから負けていたのか・・・踊らされたのか・・・》 (そういうことだ) 《・・・なら、もういい・・・このまま俺を殺せ》 (いや、それも出来ない、しない・・・) 《同情か?それとも猫神の教えか?》 (どちらもだ、命や魂というものは自ら望んで生まれるのではない、だから自らの意思で 消すことは許されない、そして、それを他がもてあそぶ事も消す事も許されない) 《・・・じゃあこの世界にはびこる人間は・・・人間は・・・》 妖狐は涙を流した・・・ (だから皆、お前の気持ちも分かるんだ) みんなごめん。゜゚(>ヘ<)゚ ゜。 《お前たちのゆるいやり方で本当に変えられると思っているのか?》 (思っているというより、望んでいるからやるんだ) 《・・・》 (お前も変れる、苦しみや悲しみ、それを沢山知っているからな) そうして、シビレさんは束縛していた毛を緩め、妖狐を解放した 《・・・俺にはお前たちのように導く神が居ない、どうすれば・・・》 (それも考えていた) 《!》 と、その瞬間、シビレさんと妖狐の間にニャジロウ様が現れた (゚∇゚ ;) (ニャジロウ様) 『皆、ご苦労だったな』 《猫神様?・・・すみません、どうぞ私を罰してください》 『妖狐よ、しばらく私に付くのだ』 《狐の私があなたに?》 『これは先立った狐神の遺言で約束だ、一族からお前のようなものが現れた時に 私があずかると』 《・・・はい、お願いします・・・》 こうして、猫玉騒動は幕を下ろした 『さて、皆少し休みなさい、そして、また各々、次を頼んだぞ』 「はい!」〔はい!〕〈はい!〉(はい!)[はい!] えっ?私は?私はどうなるの? ( ̄▽ ̄;) 『香耶、苦労かけたな』 「はい!」 (゚‐゚*) 『家に戻してあげるから目を閉じなさい』 ヽ(゚ー゚*ヽ)(ノ*゚ー゚)ノ 「はい、でも少しみんなにお別れを言ってもいいですか?」 『いいだろう』 「力丸さん、疾風さん、蘭風さん、シビレさん、お世話になりました・・・私、 上手く言えないけど、みんなの事をいつも心から応援しています、頑張ってください」 [おい、香耶、俺は?1番一緒にいたんだぞ?] 「うん、ノラヘイ、あなたは友達よ、修行頑張ってね?アンジェも寂しがってるだろうから時々遊びに来て」 [あぁ、もちろんだ] 「それではニャジロウ様、お願いします」 私はみんなを見ながらゆっくりと目を閉じた・・・そして・・・ 『さぁ、目を開けなさい』 頭の中でニャジロウ様の声が聞こえ、私は目を開けた すると、そこはもう私の家の中・・・ 「愛貴君、アンジェ・・・」 。゜゚(>ヘ<)゚ ゜。 愛貴君とアンジェは私のベッドの上、幸せそうに眠っていた 「相変わらず、どっちも可愛い・・・」 (*´∇`*) 私はそっとベッドに横になった 〔・・・ん?・・・香耶ちゃん!〕 〈ウニャ?〉 「愛貴君、アンジェ、ただいま」 (*゚ー゚*) 終わり。 エピローグ・・・ それから愛貴君は頭を下げて会社に復帰 アンジェは相変わらずだけど、時々ノラヘイが来てくれて幸せみたい そして、私は絵を描いた、何だか分からないけど無性に描きたくなって・・・ しばらくして、知り合いが私の絵を見て、画廊を紹介してくれた 小さな店だけど、私は夢だった個展をその店で開いた 1回目は『彼の猫になった私』、2回目は『ある猫が見た夢物語』 私は今、幸せです ♪v(*'-^*)ゞ スペシャルサンクス・友情出演! 夢童子カツ・『願い石』より シジマ・『猫のなる木』より グリーン・『ぼくらはみんな』より ゾーロとコロ・『カラスのゾーロとぬいぐるみのコロ』より かるら・『山猫のかるら』より 涼、レニィ、シロ・『シロと僕とポケットの住人』より みんなありがとうm(__)m そして、この物語を読んでくれた方々に感謝しますm(__)m なんとなく書いた物語だったけど、いかがだったでしょうか? 僕的には行き当たりばったりで書いたわりに良かったです さて、次の連載も考え中お楽しみに それじゃあ敦聡、よろしくね 良平でしたm(__)m 敦聡です。 「彼の猫になった私」フィナーレですね(・∀・)/ これって良さんには珍しくガチンコで書いていったものなので 良さんの物語の中では異色かもしれません。 でも懐かしいキャラが出てきて 私は懐かしいと言うか・・・何だか嬉しかったです。 みんな思い入れのあるキャラばかりですからね~♪ 良さんの頭の中では キャラクターや主人公が そのままでいたり また成長していたりと、ずっと生きてるんだなぁ~とか思いました。 私も頑張ってイラストレーターへの道に励みます! 最近画風を変えたのでまだ慣れていませんが この間下書きをしていた絵に 色を塗りました。↓ (今回はスキャンに成功かな?) 母にメールで写メを送ったら 「才能あるのに絵の専門の学校に行かせてやれなくてごめんね」 とメールが(汗) いえいえ。今のままで十分楽しんでおります!とお返事しました。 「敦聡の絵で部屋の中いっぱいにすんねん!」 良さんが額を買ってくれたので早速部屋に飾ります♪ 今日のニャンズは仲良しショット=^_^= グッスリです♪ニノとアンジェは本当に仲良し♪アンジェがお兄ちゃんな感じかな? ランキングに参加しています☆宜しくお願いしますm(__)m にほんブログ村 ↑よろしければお願いします。↑m(__)m 仲良しニノ&アンジェに☆よろしければお願いします↑☆ このサイトは昨年2月に発売になった「猫のなる木」を記念して作ったサイトです。 「猫のなる木」への想いはここをクリック 楽天ブックス ネットでの猫のなる木の注文はここで。 「猫のなる木」宜しくお願いしますm(__)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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