空想作家と専属イラストレーター＆猫７匹の 　　　 愛妻家の食卓

『終局』その１

隠れ家に入るとそこも他と同様に荒らされていた。



「ここは駄目か・・・」



〔いいえ、外じゃなければ何処でも構いません〕



そう言うとカオリは服を脱ぎ捨てた。



クッ　クッ　クッ　　好　イ　体　デ　ハ　ナ　イ　カ　



「美しい」



〔ありがとうございます。私の全て、今からはあなたの物です〕



そして、俺も服を脱ぎ捨て、カオリは俺に抱きついた。



〔ずっとこの時を・・・〕



俺はその場にカオリを押し倒した・・・



耳無　コ　レ　デ　オ前　ト　モ　別　レ　ダ　ナ



「黒蝿・・・カオリ、すまない待っていろ」



俺はカオリの体から手を離し、黒蝿に集中した。



開放　サ　レ　安楽　ス　ル　カ　？　

俺　ハ　初　メ　テ　寂　シ　イ　ト　思　ウ　・　・　・



「俺もだ、お前は俺の一部だからな」



クッ　クッ　クッ　　コ　レ　ガ　人間　ノ　感情　ナ　ノ　カ　？



「そうだ」



悪　ク　ナ　イ　　



「そうだな」



俺　ハ　消　エ　テ　無　ク　ナ　ル　ガ　

心配　ス　ル　ナ　

残　ル　ベ　キ　物　ハ　必　ズ　残　ル



「そうか、信じる・・・」



自分自身　ヲ　支配　ス　ル　事　ハ　最大　ノ　支配　ダ　、

モ　ウ　他　ニ　支配　サ　レ　ル　ナ　



「解った・・・」



事物　ノ　外見　ハ　偽　リ　ニ　満　チ　テ　イ　ル　・　・　・　用心　シ　ロ　



「解った・・・」



永遠　ニ　生　キ　ル　カ　ノ　様　ニ　悩　ミ　考　エ　学　ベ　

ソ　シ　テ　明日　死　ヌ　カ　ノ　様　ニ　生　キ　ロ



「解った」



今　カ　ラ　オ前　ガ　黒蝿　ヲ　名乗　レ　残　ル　奴等　モ　言　ウ　事　ヲ　聞　ク



「解った・・・産まれるまでそうしよう、そしてその名はその子に」



ソ　レ　デ　ハ　ナ　・　・　・　　



「あぁ」



クッ　クッ　クッ　　楽　シ　カッ　タ　ゾ　



「俺もだ・・・」



それから二度と黒蝿の声が聞こえる事は無かった。

　　　　　　　　　つづく。


お疲れ様でした。読んでくれて感謝しますm(__)m

聞こえなくなった黒蝿・・・

次回が最終話となります・・・

それじゃあ敦聡、後は宜しくね良平でしたm(__)m




敦聡です。

貧血気味なので鉄分を取るように言われたので鉄分の入ったチーズを食べています。

「もうドリンクタイプは嫌だわ～すっごい鉄の味するんだもん！１０円玉舐めてるみたい！」

そういった私に

「１０円玉は鉄の味せぇへんと思うで？・・・そもそも銅やし・・・」

笑う私に

「何で自分で間違えてうけてんねん！ハタッとしたわ！」

私の頭も桜満開です。生ものが腐りやすいかもしれません。


さて今日のニャンズは・・・






「シーリアネズミさんで遊んでるでしゅね？」

楽しそうだねぇ？





「爪といでるらよ？」

マタタビの匂いがするんだろうね？アンジェもここでつめといでね？






「何これ！楽しい～♪」

これなら一人で遊べるね？






「ニノのでしゅよ？」

貸してあげたら？






「ニノのオモチャ取られたでしゅ・・・」

落ち込んでないでパパ抱っこしてもらったら？






「パパ抱っこでしゅか・・・眠くなってきたでしゅ・・・」

うん。目がヤバイ感じだね？


あれ？二人とも何処？






仲良くコタツで寝ちゃったんだね？

こうしてみると模様も似てるし兄妹みたいだね♪



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