空想作家と専属イラストレーター＆猫７匹の 　　　 愛妻家の食卓

２６話・・・『写真』その１

１００円ショップに着いた僕たちは履歴書を探していた。



「目移りするね・・・」



［うん、ちょっとした物なら何でも揃ってるしね］



「あっ、文房具・・・この辺にないかな・・・」



［淳君、あったよ！］



「ありがとう、レジに・・・」



［どうしたの？］



目の前に「玩具コーナー」の文字が・・・僕はシャボン玉を思い出した。



「シャボン玉、あるかな・・・」



［えっ？シャボン玉？］



「うん、少し見てみていい？」



［うん、いいけど・・・］



不思議そうに僕を見る裕菜さんにも気付かずに僕はシャボン玉の液を探した・・・



「あった、１５０ｃｃ・・・

これって１００円ショップだからって割れやすいことないよね？」



［シャボン玉なんて同じだと思うけど・・・淳君？それって・・・］



「あぁ、僕のじゃないよ、隣に住んでいる子と約束したから」



［子供？男の子？］



「ううん、女の子」



［えっ・・・淳君、彼女居たの？・・・］



「違う、違う、まだ１４歳の子で、何だか複雑な子なんだ」



［複雑って・・・］



何だか裕菜さんの様子がおかしいのは気のせいか・・・



「家庭の事情だよ？登校拒否してる」



［妹みたいな感じ？］



「そんな感じはしないけど、ただその子の家族に頼まれてね」



猫だけど・・・



［何だ・・・］



裕菜さんは大きなため息をついた。でも、どうしてだろう？何を心配したのか・・・



［私ったら、早とちりもいいとこね・・・

でも、そんな約束してあげたなんて淳君は優しいね］



「仕方ないって感じだよ」



猫との約束なんて言えない。



［私も力になれるかな？］



「どうだろ・・・難しい性格の子だからね・・・裕菜さんが気にかけることもないよ」



［・・・そう・・・］



「じゃあ、レジに行ってくるね」



［うん・・・］



そうして、１００円ショップを後にした僕らは自動写真機を探した。


　　　　　　　　　　　　　　　つづく。




お疲れ様でした。読んでくれて感謝しますm(__)m

裕菜ちゃんの様子・・・気になりますね？お楽しみに

それじゃあ敦聡、あとは宜しくね良平でしたm(__)m




敦聡です。お天気が優れずなんだかゴロゴロ。

猫たちもゴロゴロ。

おや？猫団子に大きな猫が混じっています。↓





（シーリアはコタツでした。）







「入ったらよぉ～♪パパお散歩するらぁ～♪」

アンジェは元気だねぇ？






「まだらか？」

パパ着替えてるのよ？






「アンジェ眠くなってきたらよぉ～！！」

諦めたら？






「アンジェ兄たんお散歩好きでしゅね・・・」

ニノもしてもらったら？






シーリアも良く寝るねぇ？






「シーリア～起きたら毛づくろいらよぉ～♪」

アンジェ・・・程々にしないとシーリアがぐっしょりになっちゃうよ？



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