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カテゴリ:映画鑑賞
監督:エンキ・ビラル 製作:ドミニク・ブリュネ、シャルル・ガッソ 原作:エンキ・ビラル 脚本:エンキ・ビラル、セルジュ・レーマン 撮影:パスカル・ジェネッソー 編集:ヴェロニク・パルネ 音楽:ゴラン・ヴォイヴォダ 出演:リンダ・アルディ、トーマス・クレッチマン、シャーロット・ランプリング フランスのグラフィックアーティスト、エンキビラル原作・脚本・監督作品。 『ブレードランナー』や『フィフスエレメント』などの作品に多大なる影響をもたらした巨匠が自ら最新のVFXを導入して壮大なスケールで描くSF映画です。 2095年、人間やミュータント、エイリアンなどが暮らすニューヨークで、頭は鷹、首から下は人間という神・ホルスが、他の神々から死刑を宣告される。残された時間で、青い髪の女・ジルを探すように言い渡された彼は、人間の姿に変身し、街に降り立つ。 この作品は、グラフィックノベル3部作を映像化したもので、104分という短い時間に凝縮した為か、要所要所で分かりづらいところがある。しかし、政治犯ニコポルと神ホルスとの奇妙な関係や、特別な力を秘めた青い髪の美女ジルがミステリアスに絡み、最新のVFXで描かれたエンキビラルの創造する世界観と相俟って、気が付くとどっぷりとその世界観に引き込まれていきます。ジル役のリンダ・アルディはモデル出身ということもあり美しく、ニコポル役のトーマス・クレッチマンもいい味出しています。もう少し実物の人間を入れて描いた方が、作品に深みが出たのではないかと思うが、ほとんどのキャラクターをCGで描ききる手法は斬新だと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年06月09日 01時34分40秒
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