2022/10/16(日)16:55
印旛沼と房総のむら探鳥記
二週間ぶりに印旛沼と房総のむらを探索しました。印旛沼では、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カンムリカイツブリの姿がありました。ただし、その群れは沼の中央部でしたのでスコープでようやく捕捉するのがやっとでした。なお、1994年に住み着いているモモイロペリカンのカンちゃんは健在でした。その後、近郊の房総のむらへ移動しました。先月30日に訪ねた際はエゾビタキ、キビタキ、マミチャジナイの姿がありましたが、エゾビタキが帰り間際に登場してくれたのみでした。鳥影がうすいのでエリア内の花の蜜を吸いに飛来している蝶の仲間の観察に切り替え。前翅の中央と外中央に白斑、後翅中央に白帯のあるタテハチョウ科のフタスジチヨウと同じ科のヒョウモンチョウの姿を見つけました。このうち、フタスジチョウは、本州の草原、湿原での生息環境が悪化しているので動向が注視されている種類です。房総のむらでははじめて観察しました。(訂正:フタスジチョウと記されてもらいましたが、ご覧になった方からメスグロヒョウモンとご指摘をいただきました。図鑑を復習してみると、白帯の部分がフタスジチョウのほうがくっきりしているのにメスグロヒョウモンではぼやけた感じがあるなどの点で違いがありました。お詫びし訂正させてもらいます)(写真)2022年10月15日撮影(オナガガモ、カンムリカイツブリは沼中央に姿があり2021年11月撮影のものをアップしています)