花鳥いろいろ(四季の野鳥たちとの出会い)のブログ

2023/06/01(木)20:42

おはようツミ2023年観察記(23)

猛禽ツミの暮らす林から(123)

ツミが抱卵してから32日目となりました。今朝、到着して巣の様子を確認すると、雌が巣の中で立ち上がっていました。その後、足元を気にする仕草をみせ、雛が存在しているのを教えてくれているようでした。その後、雄と連れ立って巣の外に出て約15分程度不在となりましたが、知らぬ間に巣に帰還し何事もなかったように深く座り込み、カラスなどが巣に周囲に接近するとその方向に顔をむけていました。もちろん、雄は獲物を捕獲して林に帰還後は、いつもの見張り台に姿がありました。(これまでの記事)3月9日に今シーズン初認のあと、姿を目撃できたのは19日、22日、24日、29日、4月8日。前回、4月13日に雌雄が林に揃い、ペアリング。16日は雄が餌を足にぶらさげて出現。19日は雌が巣材をくわえて入り補強する動きを観察。21日は雌は確認できず、雄のみ見張りの枝に止まっている姿。5月1日雌が長時間、巣に座り込んでいる姿を観察。3日雌は抱卵、雄は見張り台で監視中。6日は強風が抜きぬける中、雌は抱卵中、雄は見張り台で巣と雌を監視中。8日午後は前日の強風、強雨、明け方の低温の条件下ペアともに健在。12日は雄が獲物を捕獲し帰還後、半分程度餌を食べた後、雌への受け渡し場所の枝に餌を置いて自分は別の枝に移動。14日、雄が獲物をもって帰還後、雌に渡した後、抱卵を交代。19日雄が抱卵していたと思われました。21日産座の杉の生葉が新しいものが追加されていた。29日巣の雌の座っている位置が移動していた。31日も29日と同様の位置で座り込み、21日以前の位置からは移動。(写真)2023年6月1日撮影(巣はブラインドから撮影)

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