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ブルーレイで地デジ安価に記録 世界初「BD-R」発売へ三菱化学は6日、次世代DVD規格「ブルーレイ・ディスク」(BD)で、書き換えはできないものの、従来製品よりも安価な汎用記録ディスク「BD-R」の商品化を決めた。来年初めにも世界に先駆け販売する。ハイビジョン放送を売り物にした地上デジタル放送が始まり、一般家庭でも気軽に高精細映像を長時間録画したいとのニーズが高まっており、いち早く対応する。 商品化するのは、1度録画すると書き換えできない「BD-R」ディスク。情報記憶容量は25ギガバイトとDVDディスクの5倍以上。地上デジタルのハイビジョン(HD)放送で約180分の録画ができる。 業界団体が今春、記録方式の規格を定めたことを受け、開発を本格化。現在、電機メーカーやコンピューター部品メーカーのテスト中で、今秋にも完成品を発表する。シンガポール工場に製造設備を新設し、日本では三菱化学ブランドで、海外では子会社のバーベイタムのブランドで販売する計画だ。 光レーザーを使って回転ディスクに情報を記録する方式には、書き換えが可能な「RW」などのディスクと、1回だけ録画できる保存専用の「R」がある。現在、一般家庭にも普及しているDVD録画では、誤った上書きを防ぐとともに値段も数割安い「1回のみ録画型」がほとんどだ。 このため、三菱化学は普及が期待できる「1回のみ録画型」の「BD-R」が、ハイビジョン対応の録画手段の中心になると予測。「BD対応機器の増加など普及が進めば、構造が複雑なBD向けディスク(実勢価格1枚1300~2000円)に比べ数割安く市場投入できる」(同社幹部)とみて、「BD-R」を他社に先駆けて市場投入することにした。 楽天カード会員様だけのお得な特典!
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最終更新日
2007.09.12 03:17:04
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