雨に負けた。
今日は、比較的まったりしていた。朝、マックで送り状を作成して、そのあとは外に出ず本を読む。営業員なら雨も嵐も宮沢賢治なんだろうけど、そこはそれ、私だってなかなか大変なのですよ。って甘えたこと言っていると怠惰な方へずるずる行ってしまい皆さんから見放されてしまうので、気を引き締めつつ、せっかくなので今回はそれについて話してみる。やっぱり営業員は雨風、嵐関係ないんですかね。本当に一日中本屋を巡っているんでしょうか?ある人に聞いた話によると、中にはさぼっている人も多いようで、漫画喫茶に篭もりながら嘘の報告をしている、なんてこともあるそうです。ちなみにその後彼がどうなったかは秘密です(笑)そりゃ、そうだろうな~、と私も納得してしまいました。本の営業は本来それほど楽しくないんじゃないかなと思います。せっかく会って話をしても長い間話せないみたいだし、営業好きの人には魅力は薄いんじゃないかな。言っちゃ悪いけど、大手企業に行ってそれなりの年収をもらっている人だったら、単価をみてげんなりしてしまうんじゃないだろうか(実際はどうか知らないけど)。あるいは根っからの編集がしたくて入社した文学肌の人であれば、営業なんてやってられないと思ったりするだろうし。まあ当事者からすれば大きなお世話なんだろうけど、そういう人にとってはモチベーションを維持するのはなかなか難しいような気がする。もちろんそうじゃなく楽しく営業をしている人はいるんだろうけど……なので、モチベーションを維持する方法を考えてみた。つまり営業を楽しくする方法である。楽しくする方法というのはもちろん良い関係を築く方法である。別に営業の合間にCDショップに立ち寄って気分転換をするとかそういう話ではないので、そういう話を期待している人には、期待に応えられず申し訳ない。機会があればそういう話もしてみたいと思う。まず私はある推論を仮定としてみた。それは基本的に書店員の方というのはやっぱり本好きだということである。もちろん本好きということは小説好きという意味で(実用書、新書好きという方にはなかなかお目に掛からない、ああいうのは好奇心というか必要に迫られて読むので好きというのは違う)、もしかしたらそこから話が続くんじゃないか、と思ったのである。ゴルフはしますか?あなたのゴルフのアベレージは? という話よりはやっぱりウケが良さそうな気がする。まあちなみに私はゴルフはしないのでそういう話はまるでできないのだが(本当に他のものを売る営業じゃなくて良かった)そういう意味では、本好きである私には地の利があるのだ。よし、次はそういう話を引き出してみよう。で、あわよくば書店員と本の貸し借りなんて行えたらいいななんて思っている。と言っても、仕事の忙しいときにそんな話をしていたら、たぶんウザがられるだろうからその辺は気をつけないといけない。けどそういう目標を立てると楽しそうだよねあと自分が出来そうなのは相手の趣味に合わせた話するってことなんだけど、ようするに常にアンテナを張っていろってことだ。これがなかなか私は苦手だ。一つのことに集中するのは得意なのだけど、それ以外のことがどうでも良いってことが良くある。そういう意味では人生を損している気がする。ただアンテナを張ると行っても。新聞やテレビで得られるような簡単な世間話のネタではなく、それなりに話を続かせるような深く分け入った話ができないと本当に用件を言うだけで終わってしまう。やっぱり本好きな人(=書店員さん)は、やっぱり通好みの情報を期待するんじゃないだろうか、と想像。まあ今からすぐに出来るようになると言うのはなかなか難しいけど、少しは意識しておくべきだと思った。とりあえずそんな感じのことをつらつらと考えてみた。